グロ・フレール・エ・スール・ヴォーヌ・ロマネ 2011
評価 | 5 | コスパ度 | 3 |
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生産国 | フランスFrance | ||
地区 | ヴォーヌ・ロマネVosne-Romanée | ||
造り手 | グロ・フレール・エ・スールGros Frere et Soeur | ||
種別 | 赤 | ||
品種 | ピノ・ノワールPinot Noir | ||
年度 | 2011年 | ||
購入 | 2014年12月12日 その他 | ||
価格 | 7800円 |
この初心者の安旨ワインブログにはちょっと不似合いですが、身内から贈ってもらったヴォーヌ・ロマネの村名ワインです。ロマネ村といえば世界一との呼び声も高いDRCロマネ・コンティの生産地。「神に愛された村」とも言われ、「ロマネ村に平凡なワインなどない」のだそうです。この村名ワインの生産者はグロ・フレール・エ・スール。ロマネ村の名門グロ家の次男ベルナール氏が率いるドメーヌです。オークの新樽100%で12か月間熟成しており、グラスに注いでみると明るく光を通すラズベリー色にややオレンジが重なった色合い。ブルゴーニュワインは普段飲むボルドーや新世界ワインとはやはり少し毛色が違いますね。香りは優しい印象の赤いベリー系。それに微かに香ばしい樽香が鼻をかすめます。味は思ったよりも甘みが抑えられていて、軽やかな酸味が心地いいです。一見なんだかあっさりしているけれど、実は一つ一つの要素が繊細に組み立てられている感じは、なんというか上品な和食を食べた時のような感覚です。味の軸を広げてもらえたので★5です。