「葡萄の品種」カテゴリーアーカイブ

Redwood Creek Pinot Noir 2013

レッドウッド・クリーク・ピノ・ノワール 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 アメリカUnited States
地区 カリフォルニアCalifornia
造り手 フレイ・ブラザーズFrei Brothers
種別
品種 ピノ・ノワールPinot Noir
年度 2013年
購入 2016年12月2日 あおば食品館
価格 980円
あおば食品館で見つけたカリフォルニアワインです。980円でピノ・ノワールなんてあるの?と驚いたので買ってみました。開けてみると色はなにやら暗め。ピノ・ノワールは上品に澄んだイメージなのですが、造り方で色々あるのかもしれません。味の方はみりんのような濃厚な甘みがあって、変な癖がないので比較的飲みやすい。ただ、複雑さがないので、飲み続けていると飽きやすい味かもしれません。ピノ・ノワールらしいかといわれると分からないのですが、トゲもなくデイリーで楽しむには良いワインじゃないでしょうか。濃い味のソースや料理と合わせるのが吉かと思います。

Château de la Dauphine 2012

シャトー・ド・ラ・ドーフィーヌ 2012

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 フロンサックFronsac
造り手 シャトー・ド・ラ・ドーフィーヌChâteau de la Dauphine
種別
品種 メルローMerlot 90%
カベルネ・フランCabernet Franc 10%
年度 2012年
購入 2016年12月7日 焼酎オーソリティ
価格 1,780円 (50%OFF)
久しぶりに焼酎オーソリティに立ち寄ってみると、年末の半額セールを開催していたので買ってみたパーカー三ツ星生産者のボルドーワインです。早速数日後に開けてみたところ、フルボディといってもやや明るさを感じる赤紫色。カシスとか花のような香りが強くてとても優雅な印象です。この香りは好きですね。樽の感じはあまりありませんが、その方がこのワインには相応しいと思います。飲んでみた感想ですが、まろやかでとても飲みやすいけれど、決して物足りない感じがありません。甘みは変にベタベタせずスッキリしていて、酸味も柔らか。アルコール感だとか造りの荒い感じがまったくなく、全体的にとても美味しいワインだと思います。適度な重みとバランスで幅広い料理に合わせて飲めそうでした。半額で購入しているのでコスパ最高になっていますが、本来の価格でも不満はないクオリティのワインだと思います。

Vida Organica Cabernet Sauvignon 2015

ヴィダ・オーガニカ・カベルネ・ソーヴィ二ヨン 2015

評価 4 コスパ度 5
生産国 アルゼンチンArgentina
地区 メンドーサMendoza
造り手 ラ・アグリコーラLa Agricola
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2015年
購入 2016年11月01日 サンワ
価格 1100円
スミレとおぼしき花が一輪可憐に飾られたアルゼンチンのワインです。フルボディのオーガニックということで買ってみましたが、結論からいうとなかなか気に入りました。同価格帯のチリワインにありがちなプラムっぽい酸味はほとんどなく、こってりとした濃厚な甘みと、何というのか土っぽさが感じられます。樽香はほとんどありませんが、かなりフルーティで飲みやすいワインでした。甘みが強いので、しっかりした味付けの料理でないとアンバランスな感じになってしまうかもしれません。ちなみに空気を抜いておいたら、数日経っても十分に美味しく飲めました。

La Masel Syrah Rouge 2013

ラ・マゼル・シラー・ルージュ 2013

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ローヌRhône
造り手 ル・セリエ・デ・プランセスLes Cellier des Princes
種別
品種 シラーSyrah
年度 2013年
購入 2015年3月15日 サンワ
価格 1200円
連れが黒いエチケットのワインが好きなので、エチケット買いしてきた一本です。コート・デュ・ローヌのワインは御無沙汰でしたし、シラー自体も久しぶりです。最初の頃こそ南仏の手頃な価格のシラーはちょくちょく飲んでましたが、アルコール感なんかのトゲが気になり始めて、最近は手が出にくくなりました。ただ、このワインはそういった酸味やアルコール感のトゲがほとんど感じられず、とても飲みやすかったです。ラズベリーのような赤い果実の香りが瑞々しくしてきますし、飲み応えもそこそこあって、ボージョレのような葡萄のフレッシュな味わいがします。個人的にはリピートしたい方向性のワインじゃなかったですが、よくできたシラーなのだと思います。連れも気に入ってましたし、女性向けと言っていい一本だと思います。

Vida Organica Cabernet Sauvignon 2014

ヴィダ・オーガニカ・カベルネ・ソーヴィ二ヨン 2014

評価 4 コスパ度 4
生産国 アルゼンチンArgentina
地区 メンドーサMendoza
造り手 ラ・アグリコーラLa Agricola
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2014年
購入 2015年3月18日 サンワ
価格 1200円
身内が買ってきてくれた可憐な花のエチケットが可愛いアルゼンチンのワインです。品種はカベルネ・ソーヴィニヨン。有機栽培の葡萄100%なのだそうです。早速開けてみるとエチケット通り花のようないい香りがします。説明書きによると芳醇なチェリーの香りとのことです。飲み口はというと一転して思ったよりも重め。ただ甘さもあって、酸味や渋味に丸みがあるので、飲みにくさはありません。そして前面に主張してくるのはカシスの味わい。これだけカシスなのは珍しい気もします。余韻も長くて華やかで、全体的に満足度の高い一本でした。

Château Monroze 2012

シャトー・モンローズ 2012

評価 4 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 フロンサックFronsac
造り手 シャトー・モンローズChâteau Monroze
種別
品種 メルローMerlot85%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon15%
年度 2012年
購入 2015年1月18日 ビックカメラ
価格 1600円
モンローズという名前を見かけて確か有名なワインじゃなかったかな?と思い買ってみましたが、有名なのは”Montrose”らしくスペル違い。カタカナにすると同じってちょっとひどいですが。。ちなみに有名な方のモンローズはメドック2級らしく、この価格で買えるはずのないものでした。ただし、今回買った”Monrose”も厳格な基準を満たしたAOCボルドー・シュペリエール。これまた飲んでから時間が経ってしまって曖昧な記憶なのですが、黒い果実の香りのするかなり重いワインでした。細かな特徴は忘れてしまいましたが、悪くはないけれども何度もリピートしようと思った記憶もありません。一応その印象だけでもメモして残しておきたいと思います

Finca la Solana de Luzón 2011

フィンカ・ラ・ソラナ・ド・ルソン 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 フミージャJumilla
造り手 ボデガス・ルソンBodegas Luzón
種別
品種 モナストレルMonastrell
年度 2011年
購入 2016年2月15日 焼酎オーソリティ
価格 1300円
飲んでから時間が経ってしまったので不正確かもしれませんが、焼酎オーソリティでユナイテッド航空のファーストクラス採用ワインということで特集されていた一本です。好きな品種の一つであるモナストレル100%ということで手を伸ばしてみました。開けてすぐは、ジャムっぽさのある熟した赤いベリーの香りが強めにします。しっかりしていながらもどこか可愛さのある感じです。飲んでみるとスモーキーな樽香がそこそこ。バランスはいいと思いますが、僅かにアルコールっぽいキツさも。余韻もガッチリしていて、肉料理に合いそうなワインです。静かな印象のこれまでのモナストレルよりはやや力強い感じのする一本でした。

Juan Francisco Solis Reserva 2010

フアン・フランシスコ・ソリス・レゼルヴァ 2010

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 ヴァルデペーニャスValdepeñas
造り手 フェリックス・ソリスFelix Solis
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2010年
購入 2016年1月9日 サンワ
価格 1200円
1000円前後のワインを探していて、この価格帯はスペインが外れが少ない印象だったので買ってみました。結果は結構正解だったと思います。ややスモーキーな樽香がしっかりとついていて、フルボディに近い飲み応え。嫌な感じのしない酸味と渋味がきちんとあって、余韻も平均以上。このフェリックス・ソリスという会社のワインは何本か飲んでますが、どれも価格以上の満足度でした。今後も開拓を続けていきたいと思います。

Asda Extra Special Barolo 2010

アズダ・エクストラ・スペシャル・バローロ 2010

評価 4 コスパ度 3
生産国 イタリアItaly
地区 ピエモンテPiemonte
造り手 アズダ・ワインAsda Wine
種別
品種 ネッビオーロNebbiolo
年度 2010年
購入 2016年1月16日 西友
価格 2100円
家の近くで良さそうなワインを探していて西友で見つけた一本です。イタリアのピエモンテ州バローロ村で造られたネッビオーロ種のワイン”バローロ”は、「イタリアワインの王」とも言われるクオリティだそうです。こちらは価格的にはその普及版のよう。ただ、以前から西友のアズダ・エクストラ・スペシャル・シリーズは値段のわりに美味しいものが多かったので、今回試してみることにしました。開けてみると甘い香り。樽由来と思われるバニラっぽい甘さがしました。少し経つとベリーの果実香がして、その後から干した草のような匂いが強くなってきます。色はややオレンジがかっています。飲んでみるとミディアムボディくらいでしょうか。それほど重くなく、やや酸味が勝つ感じの飲みやすい味わい。そして上品という方向性ではないんですが、最後の余韻が長くて華やかでした。バローロを他に飲んでいないので比較などはできないですが、価格相応にはちゃんと美味しいという印象の一本でした。

Sardelli Chianti 2013

サルデッリ・キャンティ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 トスカーナToscana
造り手 サルデッリSardelli
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
カナイオーロCanaiolo
コロリノColorino
年度 2013年
購入 2015年11月20日 サンワ
価格 1300円
久しぶりにキャンティです。イタリアで定番のDOCGワインだそうです。早速開けてみるといかにもキャンティらしい透明感のある色合い。香りはラズベリーに、少しだけ樽の感じもある気がします。飲み口は軽めで、トゲのないスッキリした酸味をかなり感じます。これまで飲んだキャンティの中では飲みやすい方でした。パスタやピザと一緒にスイスイ飲むにはこんなワインがぴったりかもしれません。

Chateau Roux de Beauces 2012

シャトー・ルー・ドゥ・ボーセ 2012

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 ヴィニョーブル・ルーVignobles Roux
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon50%
メルローMerlot50%
年度 2012年
購入 2015年11月18日 焼酎オーソリティ
価格 1000円
前回同様、ルー家という造り手のボルドーワインです。トリプル金賞受賞。価格は少し安めで、こちらはカベルネ・フランが入っていません。開けてみると瑞々しい感じの赤いベリーの香り。結構強めにします。飲み口はフルボディ寄りのミディアムボディといったところで、少し時間を置くと酸味とタンニンのバランスもちょうど良くなります。何より価格の割りに豊かで長い余韻が気に入りました。広く好まれそうな素直な香りや味ですし、とてもコスパの高い一本だと思います。お値打ちな濃いめのワインを探している人にオススメです。

Château Haut Philippon 2013

シャトー・オー・フィリポン 2013

評価 4 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 ヴィニョーブル・ルーVignobles Roux
種別
品種 メルローMerlot40%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon30%
カベルネ・フランCabernet Franc30%
年度 2013年
購入 2015年11月18日 焼酎オーソリティ
価格 1300円
久しぶりに寄った焼酎オーソリティのボルドーワインです。トリプル金賞受賞。特にジルベール&ガイヤールの金賞は美味しいものが多い印象だったので買ってみました。説明書きのキルシュの香りって何かと思いましたが、ドイツ語でサクランボだそうです。開けてみるとそれかどうかは分かりませんが、赤い果実の香りがハッキリと。バニラ系の樽の感じもあります。色は濃くてしっかりしたフルボディ。渋味や酸味もトゲなくキッチリあって、久しぶりにボルドーらしい一本でした。

Gran Sasso Montepulciano d’Abruzzo 2014

グラン・サッソ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2014

評価 5 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 アブルッツォAbruzzo
造り手 グラン・サッソGran Sasso
種別
品種 モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2014年
購入 2015年11月10日 ビックカメラ
価格 1100円
久しぶりにビックカメラのワイン売り場を見ていて、ふと目に留まった一本です。どこかで聞いた名前なのと、最近ご無沙汰のモンテプルチアーノ・ダブルッツォということで購入してみました。開けてみるとまず感じるのは、強くて甘い洋菓子のような香りバニラ系の樽香とフルーティな赤黒の果実の香りが混じるとたぶんこんな感じになるんでしょう。価格の割りにすごくいいように思います。飲んでみるとボディはしっかり。酸味はやや強めで、渋味も舌に軽く残ります。香りの印象ほど甘口ではありませんが、バランスがとてもいいのですごく飲みやすいです。余韻は説明ほど長くはありませんし、ちょっと地味な感じですが、これはこれでスッキリしていいのかもしれません。深みとか面白さが少し欠ける気はしますが、全体的には納得の一本だと思います。ちなみに後で確認すると漫画『神の雫』登場のワインだそうです。さすがのコスパでした。