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Viña Albali Tempranillo 2013

ヴィニャ・アルバリ・テンプラニーリョ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 バルデペーニャスValdepeñas
造り手 フェリックス・ソリスFelix Solis
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2013年
購入 2015年4月27日 ダイエー
価格 700円
英国ではスペインワインとして消費量No.1を誇るという人気のデイリーワインだそうです。そんなことは知らずにチョリソに合うというラベル説明を見て、阿蘇のソーセージと飲みたくなり買ってみました。第一印象としては瑞々しくてすごくフレッシュ。香りもシンプルながら強くて、グラスの外まで飛び出してきます。飲み口は軽めでスキっとやや辛口。あまり雑味のない、一貫した直球なワインという印象です。味としては軽くてちょっと後味に少しアルコール感もありますが、このとっつきやすさならデイリーワインとして活躍するというのも分かる気がしました。。

Tavernello Montepulciano d’Abruzzo 2013

タヴェルネッロ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 アブルッツォAbruzzo
造り手 カヴィロCaviro
種別
品種 モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2013年
購入 2015年4月17日 ダイエー
価格 800円
黒と金のエチケットが光っていたので買ってみたモンテプルチアーノ・ダブルッツォです。この品種はカサーレ・ヴェッキオを飲んで最初に好きになった葡萄なので愛着があるのですが、その辺と比べると凝縮感が弱く、やや明るくて赤い果実ような香りがします。酸味や渋味が程よくあり、飲み口も思ったよりもライト。特に香りが凄いとか、味わいが芳醇だとか、際立った特徴はないのですが、嫌な要素も一切ない、そんな印象のワインでした。イタリアで国内販売量No.1というのは、そんな親しみやすさによるものかもしれません。個人的には平均よりはやや好みかな、といったところでした。

Palazzo Vechio Chianti Classico 2011

パラッツォ・ヴェッキオ・キャンティ・クラシコ 2011

評価 3 コスパ度 3
生産国 イタリアItaly
地区 トスカーナToscana
造り手 パラッツォ・ヴェッキオPalazzo Vechio
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
年度 2011年
購入 2015年4月07日 イオン
価格 1300円
九州は気温が高く買ってすぐ冷蔵庫に入れたため、写真には水滴がついてしまっていますが・・・。近所のダイエーで買ったイオン系列のイタリアワインです。キャンティは何本か飲みましたが、キャンティ・クラシコは今回が初めて。エチケットもゴージャスで何だか誘われて手に取ってしまいました。数日後に開けてみましたが、クラシコと聞いて想像するほどには樽や熟成の感じがあまりなく、赤い果実系のよくある感じの香りが目立ちます。温度が戻り切っていない状態で飲んでしまったのが良くなかったかもしれませんが、味もトゲはないのですが少し軽く、ライトな割に薄い酸味や渋味が口の中に残って、やや飲みにくさを感じました。悪くはないと思いますが、通常のキャンティとクラシコの差がはっきりと分かるワインではないように思います。

Flaman Rouge NV

フラマン・ルージュ・ノン・ヴィンテージ

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 UCCOAR社UCCOAR
種別
品種 グルナッシュGrenache
サンソーCinsault
カリニャンCarignan
年度
購入 2015年3月21日 西友
価格 500円
身内が買ってきてくれたお値打ちなフランスワインです。ノンビンテージで、品種の記載もないためどうかなと思いましたが、開けてみると意外としっかりしたフローラルな香りがします。色も明るいルビーレッドをしていて、なんだかとても瑞々しい印象です。飲んでみると廉価な南仏ワインによくあるトゲトゲしさはなく、やや辛口でフレッシュな果実味とライトな酸味が目立っています。後味にはちょっと野草っぽさも。凝縮感はあまりなく全体的に軽いのですが、渋かったり重かったりするワインが苦手な方には良さそうです。好みさえ合えば十分に活躍してくれそうなワンコインワインでした。

Jean d’Hauteville Bourgogne Grand Ordinaire 2011

ジャン・ドットヴィル・ブルゴーニュ・グラン・オルディネール 2011

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ブルゴーニュBourgogne
造り手 ジャン・ドットヴィルJean d’Hauteville
種別
品種 ガメイGamay
ピノ・ノワールPinot Noir
年度 2011年
購入 2015年2月28日 ビックカメラ
価格 1200円
久々にブルゴーニュのワインです。とはいっても格安なのでガメイ種が主体というちょっと変わった一本ですが、ビックカメラのレジの後ろに大事そうに陳列されていたので試してみることにしました。数日後に開けてグラスに注いでみましたが、色は透明感のある可愛らしいチェリーピンク。そしてなんだか爽やかな白ワインのような香りがします。飲み口はというとかなりライトで、軽い感じの酸味が口の中に広がります。それに微かですが土か葉のような?ニュアンスも。全体的にはピノ・ノワールよりもボジョレーワインにより近い印象でした。個人的にリピートはなさそうですが、厳しいパリ農業コンクールでメダルを獲得していますし、ちょっとした乾杯の場面なんかでも使えそうな一本です。

Château Savariaud 2010

シャトー・サヴァリュー 2010

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・サヴァリューChâteau Savariaud
種別
品種 カべルネ・フランCabernet Franc 40%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
メルローMerlot
年度 2010年
購入 2015年1月28日 焼酎オーソリティ
価格 980円
あまりネットに情報のないワインですが、焼酎オーソリティの980円シリーズです。カベルネ・フランの割合が最も高いというちょっと変わったボルドーワイン。ヴィンテージは2010年と少し古めです。昼に少し開けてみましたが、色はやや茶色がかっていて熟成の跡が感じられます。香りの方はというと、まず可愛らしい甘い匂いがしてから、酸味やブランデー的な熟成香が漂ってきます。バニラ系の樽香も時折少し。飲んでみると結構軽めで、余韻は平均的。甘みが抑えてあるので飲み飽きはしません。ヴィンテージの割には熟成感があるので、気軽にその雰囲気を楽しむには良い一本かもしれません。ちなみに翌日にはより美味しくなっていました。

Antica Torre Chianti 2013

アンティカ・トーレ・キャンティ 2013

評価 3 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 フィレンツェFirenze
造り手 トランブスティTrambusti
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese 90%
カナイオーロ・ネロCanaiolo Nero 10%
年度 2013年
購入 2015年1月16日 ビックカメラ
価格 800円 (50%OFF)
ビックカメラの週末セールで半額になっていたので買ってみた一本です。キャンティというカテゴリのワインは実はこれが初めて。造り手のトランブスティはフィレンツェで80年続く名門なんだそうです。早速開けた結果ですが、見た目は明るく透明感のあるルビーレッド。赤い果実の香りがグラスの外に溢れるように漂います。飲んでみると味わいはなかなかライト。軽やかな酸味がベースで、なんだかピノ・ノワールのような雰囲気です。やや辛口でスッキリしていますので、パスタなんかと合いそうです。個人的にはどうしても好きな重めのワインに評価が傾いてしまうのですが、好みさえ合えばデイリーワインとして活躍してくれそうな一本です。

Château De L’eglise 2012

シャトー・ド・レグリーズ 2012

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・ド・レグリーズChâteau De L’eglise
種別
品種 カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 50%
メルローMerlot 40%
カベルネ・フランCabernet Franc 10%
年度 2012年
購入 2014年12月21日 カクヤス
価格 1200円
田町で刀削麺を食べた帰りに、道すがらカクヤスで買ったボルドーワインです。日本のワインの専門家が1000~3500円のボルドーワイン500本を100本にまで厳選した、”バリューボルドー”というリストに載っているというのが決め手でした。ちなみにシャトー・レグリーズ・クリネという高級ワインがあるそうですが、それとは別物になります。翌日早速開けてみましたが、少しチョコ系の樽香を感じるものの、香りの方は今一つ。どちらかといえば黒い果実系でしょうか。味の方はかなり軽く、発酵食品っぽい酸味がやや残ります。トゲトゲはしていませんが、渋さや酸味が結構あるので好みは分かれる気がします。個人的にも平均的な印象のワインでした。

Georges Duboeuf Beaujolais Nouveau 2014

ジョルジュ・デュブッフ・ボジョレー・ヌーヴォー 2014

評価 4 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボジョレーBeaujolais
造り手 ジョルジュ・デュブッフGeorges Duboeuf
種別
品種 ガメイGamay
年度 2014年
購入 2014年11月23日 身内購入
価格 1880円
今年も街中に新酒のボジョレー・ヌーヴォーがあふれる季節になりましたが、実は今までボジョレー・ヌーヴォーというものを一度も飲んだ事がありませんでした。熟成されたものを重宝するワインの世界でなぜ新酒がもてはやされるのかは謎でしたが、先日身内が定番の一本を購入してきてくれたので、図らずも実際に試してみることができました。エチケットは白地にいかにも華やかな花柄。他のワインではありえない透明な瓶はそもそも熟成など頭にないからでしょうか。この割り切った感じがかえって清々しいです。開けてみるとストレートに葡萄を絞ったような果実感の強い香り。透明感のあるライトボディです。味はなんというか”若さ”そのものといった感じ。酸味が結構ありますし、少し葡萄の皮っぽい質感や渋味も残り、やや尖った印象ですが、あふれるフレッシュな果実感がすべてを包み込んでくれます。まろやかさや複雑さこそないのですが、ひとつの長所を突き詰めれば形になるという好例といった気がしました。

Los Molinos Tempranillo Garnacha

ロス・モリーノス・テンプラニーリョ・ガルナッチャ

評価 3 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 カスティーリャCastilla
造り手 バルデペーニャスValdepeñas
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
ガルナッチャGarnacha
年度
購入 2014年10月24日 セブンイレブン
価格 500円
夜食の砂肝に合わせて夜中にコンビニで買って来たワンコインワインです。特に情報もなく買いましたが、意外と”お値段以上”という印象を受けました。開けたては少し渋くてクセのある感じもしましたが、飲み口はライトで度数もやや低めの12.5度。トゲトゲしたところがなく果実感もそこそこあるので、ワインが得意でないという人にもとっつきやすそうです。ワイン単体で楽しむにはちょっと薄い感じですが、料理と合わせれば幅広く活躍してくれそうです。

Cono Sur Reserva Especial Pinot Noir 2013

コノ・スル・レゼルヴァ・エスペシャル・ピノ・ノワール 2013

評価 4 コスパ度 5
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 ヴィーニャ・コノ・スルVina Cono Sur
種別
品種 ピノ・ノワールPinot Noir
年度 2013年
購入 2014年9月8日 ビックカメラ
価格 1000円
先日飲んだ安旨ワインの定番、コノスル・レゼルヴァシリーズのピノ・ノワールです。低価格ワインの中にあって栽培の難しいピノ・ノワールは通常価格設定が高めですが、こちらは1000円と驚きの安さ。そのため気兼ねせずに早速開けてみました。グラスに注ぐと色は明るいチェリーレッド。酸味のある苺っぽい香りが漂います。グラスを回しても同系統の香り。味のほうはというと、これまた爽やかな酸味を感じるライトな飲み口。全体的にピノ・ノワールの特徴がよく出たワインだなと感じました。翌日以降は変化して、なぜか白ワインのような香りに。これは初めての経験でした。最近メルローにはまってしまっているので、どうもボディの軽さに少し慣れませんでしたが、手軽にピノ・ノワールを楽しむには最適な一本かなと思います。

QiLian Dry Red Wine Merlot Gamay 2007

キリアン・ドライ・レッド・ワイン・メルロー・ガメイ 2007

評価 4 コスパ度 4
生産国 中国China
地区 甘粛省GanSu
造り手 キリアン・グレープ・ファゼンダQiLian GGrape Fazenda
種別
品種 メルローMerlot
ガメイGamay
年度 2007年
購入 2014年9月6日 横浜中華街スーパー
価格 1000円
横浜中華街に食事に行った際に見つけた珍しい中国・西域のワインです。QiLianは漢字で書くと祁連。この辺りはかつてシルクロードと呼ばれ、キャラバンが行き交ったロマンあふれる場所ですね。砂漠に覆われた場所なので、古くから葡萄が栽培されていた土地でもあります。品種はメルローとガメイという初めての組み合わせ。ビンテージも2007年と古く、いろいろと楽しみなワインでした。買って翌日早速開けましたが、まず薄く茶色がかった色が特徴的。立ち上る香りは強く、ラズベリーのような赤い果実にブランデーのような香り、それに葡萄の葉まで入れたのでは?と思うような植物っぽさ。なかなか不思議な香りでした。味はというとわずかに酸味を感じる程度で、かなり軽くサッパリとしています。最初はすごく物足りない気がしたのですが、ラベルの説明に従い麺類(担々麺!)と合わせてみると、不思議と水っぽさがまったく気にならず、強い香りが香辛料と相まってなかなかいけました。中華料理、そして暑い砂漠の気候。これらに合わせて作られたまさにその土地のワインという気がしました。遥かなシルクロードの風土を感じられるお値打ちながら非常に面白い一本だと思います。

Hays des Hauts Jardins Grenache Vieilles Vignes 2012

エ・デ・ゾー・ジャルダン・グルナッシュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLaunguedoc
造り手 レ・セリエ・ド・エオレLe Cellier d’Eole
種別
品種 グルナッシュGrenache
年度 2012年
購入 2014年8月11日 サンワ
価格 1100円
引っ越し後の一本目です。場所が変わり品も変わり、飲んでみたいワインを近所で色々と見つけましたが、とりあえず金ラベルに惹かれたこの一本から始めてみました。ベルリンのコンクールで2013年に金賞受賞とのことです。ペイドックのグルナッシュの古木を使ったワインですが、この地区は低価格のV.V.がとても多いですね。まずはコルクを抜いてみると、ほのかにチョコの匂いがします。これはグラスに注いでからも同様で、そこにハーゲンダッツような濃厚なバニラの香りが重なってきました。いずれも樽由来の香りなのでしょうが、燻したようなスモーキーな感じを全く与えないのが非常に新鮮でした。スワリングでは赤い果実の香りが出てきます。飲み口は水のようにライト。アルコール分の刺激はなく、甘みも弱めです。どちらかといえば酸味と渋味が軽く立った飲みやすい味でした。