バロン・ド・ロートシルト・プライベート・リザーヴ・ルージュ 2011
評価 | 5 | コスパ度 | 4 |
---|---|---|---|
生産国 | フランスFrance | ||
地区 | コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux | ||
造り手 | ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトDomaines Barons de Rothschild | ||
種別 | 赤 | ||
品種 | メルローMerlot カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon |
||
年度 | 2011年 | ||
購入 | 2014年11月22日 焼酎オーソリティ | ||
価格 | 1600円(SALE) |
ボルドーのトップワインといえばラフィット、ラトゥール、マルゴー、ムートン、オー・ブリオンのいわゆる5大シャトーですが、これはその筆頭ともいわれるラフィットの造り手、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトが普及版として作ったワインです。驚くべきはその価格で、1本10万円にもなるラフィットに対してこちらはなんと1600円。セカンドラインのカリュアドも2~3万円ということを考えると、安旨ワイン専門の自分にはありがたい一本です。しばらく家に置いてあったのですが、昼食のパスタに合わせてようやく本日開けてみました。コルクにはロートシルト家の象徴だという5本の矢。期待して早速グラスに注ぐと、香りは黒い果実に少しバニラの混じったような、悪くはないですが意外とありふれた印象のものです。ん?と疑問に思いながらも口に含んでみると、一転して味の方は非常に好みのタイプ。甘みや酸、タンニンのバランスが良くてとにかく飲みやすい。一本くらいすぐに空きそうです。一方で繊細さ、複雑さを直感的に感じさせる上品な余韻が、決して飲みやすいだけの面白味に欠けるワインにはしていません。香りがもう少し豊かだとよかったのですが、コスパでいえば十分に満点といえる出来かと思います。ワインは香りより味が大事という人にはオススメです。