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Honoro Vera Monastrell Organic 2013

オノロ・ベラ・モナストレル・オーガニック 2013

評価 5 コスパ度 5
生産国 スペインSpain
地区 フミージャJumilla
造り手 ホルへ・オルドネスJorge Ordoñez
種別
品種 モナストレルMonastrell
年度 2013年
購入 2015年5月12日 プルミエ・クリュ
価格 750円
プルミエ・クリュでオススメだった一本です。グリーンの光沢がシャレているスペインワインですが、生産地のフミージャ、品種のモナストレルはいずれもこれが初めてです。度数が高く14度もありますが、この品種はそれが特徴なんだそうです。数日後の夕食に開けてみたところ、そう古いワインではないのにコルクがもろく、いつもの調子で力を入れたらポキッと折れてしまいました。。結局押し込んでゴミ取りするはめになりましたがちょっと反省です。そうこうしてようやくグラスに注ぐと、黒い果実や赤いベリー、それに花? なんだか曖昧ですが、落ち着きや力強さを感じるとても好みな香りがしました。飲んでみるとしっかりと濃厚なのに、バランスが良く口当たりはとても静か。スペイン的な甘みも感じつつ、酸味やタンニン、コクなどもゆったりと後から寄り添ってきます。それにオーガニックワインだからか後味にたまに土っぽさも。元々濃いワインが好きなこともありますが、この価格でこの出来なら確実に買いといっていい一本だと思います。

Rio Alto Classic Merlot 2014

リオ・アルト・クラシック・メルロー 2014

評価 4 コスパ度 5
生産国 チリChile
地区 アコンカグア・ヴァレーAconcagua Valley
造り手 ヴィーニャ・サン・エステバンViña San Esteban
種別
品種 メルローMerlot
年度 2014年
購入 2015年4月22日 カルディ
価格 600円
熊本のイオンモールに買い物に行ったついでに、久しぶりにカルディに立ち寄って買ってみたワインです。セールの文字につられてしまったわけですが、結論から言えば、もし2倍の価格だったとしても十分と思えるようなお値打ちな一本でした。果実味がとても豊かで、舌触りもメルローらしく非常になめらか、まろやか。プラムの香りと余韻がしっかり感じられるのに、クセのある酸味は抑えられています。フルボディで飲み応えもありますし、自分のようなビギナーにはおあつらえ向きなコスパの高い濃い系のチリワインでした。

Corposo Folonari 2013

コルポーゾ・フォロナリ 2013

評価 4 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 シチリアSicilia
造り手 フォロナリFolonari
種別
品種 ネロ・ダーヴォラNero d’Avola
シラーSyrah
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年4月20日 ダイエー
価格 700円
直感で選んできた不思議なブレンドの格安イタリアワインです。シチリアのワインといえば、フェウド・アランチョのシリーズが結構おいしかったのでちょっと期待です。いつも通り買ってきたその日に開けてしまいましたが、最初に感じたのはメルローでよくあるような落ち着いた黒い果実系の香りでした。連れは好みだそうです。しかしスワリングするとボジョレーっぽい酸味のあるジャムのような瑞々しい香りが出てきます。味は最も印象的なのがまろやかさ。トゲがなくソフトでまったりとした舌触りがとても飲みやすいです。酸味や渋味は控えめで、やや甘みが後を引く感じ。惜しむらくは余韻が非常に弱いです。フルボディと言いながらスイスイ飲めるので、赤ワインが苦手という人にも良さそうな一本でした。

Mommessin Merlot Palet d’Or 2013

モメサン・メルロー・パレ・ドール 2013

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLangdoc
造り手 モメサンMommessin
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年4月16日 マルキョウ
価格 800円
連れが英国王室御用達というラベルを見て気になっていたので買ってきたワインです。正確には御用達となったのは2003年のビンテージだそうですが、造り手のモメサンはブルゴーニュにグラン・クリュを保有しているそうなので、いずれにせよ安価な割にバックグラウンドのしっかりしたワインのようです。その日のうちに早速開けてみましたが、香りはかなりフルーティで、そこに少しチョコ系の静かな樽香も混じります。その加減がしつこくなくて良い感じです。しかしスワリングすると、一転して酸っぱいプラム系の香りが出現。その辺は意外性があって楽しいですね。飲んでみると、メルローらしからぬ軽やかさ。そしてラングドックらしからぬまろやかさが印象的。バランスが良く飲みやすいですし、かといって薄くもありません。ちょっと甘めの評価かもしれませんが、価格も安いですし、ミディアムボディの中では断然おすすめの安旨ワインと言っていいと思います。

Château la Clotte de Jouanin 2012

シャトー・ラ・クロット・ドゥ・ジョアナン 2012

評価 4 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・ラ・クロット・ドゥ・ジョアナンChâteau la Clotte de Jouanin
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
メルローMerlot
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2012年
購入 2015年3月04日 サンワ
価格 1200円
2013年にパリ農業コンクールとボルドーコンクールでW金賞受賞とのことです。その割りにはお値打ちなので試しに買ってみました。色は赤紫でわりかし濃いです。そして久しぶりに赤いベリーの果実の香りが華やかに。スワリングをするとそれがさらに強化されます。味は甘みがやや控えめで、ミディアム~フルボディでしょうか。しっかりとしたトースト系の樽香がついています。複雑ではありませんが、スイスイと飲むよりはゆっくりと味わうワインでしょうか。パスタなどよりは肉料理の方が合いそうです。さすがにコストパフォーマンスの高いワインでした。

Torre Regina Reserva Utiel-Requena 2008

トーレ・レジーナ・レゼルヴァ・ウティエル・レケーナ 2008

評価 4 コスパ度 5
生産国 スペインSpain
地区 バレンシアValencia
造り手 ボデガス・トーレ・レジーナBodegas Torre Regina
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2008年
購入 2015年2月20日 パワーラークス
価格 990円
なぜかパワーラークスの人気イタリアワイン第1位として紹介されていたスペインワインです。この値段で2008年のレゼルバというのはかなり安いと思いますが、ともあれ買って早速開けてみることに。色はやはり年数からやや茶色味がかっており、程々に透明感も。落ち着いたクセのない黒い果実とチョコ系の樽の香りが、厚みのある感じで強くします。熟成感はあるものの、ブランデーとか紹興酒とかそっちに行ってしまうほどでもなく、甘みや酸味などのバランスも取れています。トゲもなくミディアムボディなので飲みやすいですし、普段から気軽に楽しめる掘り出し物の安旨熟成ワインでした。

Estratego Real Tinto NV

エストラテゴ・レアル・ティント・ノン・ヴィンテージ

評価 5 コスパ度 5
生産国 スペインSpain
地区
造り手 ドミニオ・デ・エグレンDominio De Eguren
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度
購入 2015年2月19日 ドン・キホーテ
価格 1400円
漫画『神の雫』でスペインを代表する安旨ワインと紹介されていたワインです。ドン・キホーテで見かけたので買ってみました。なんでもヌマンシアという有名なワインの廉価版のような位置づけだそうです。帰って早速開けましたが、感想は雑味がなく、とにかくシンプルに飲みやすく美味い。スペインのワインは結構甘味の強いイメージでしたが、果実味と滑らかな酸味の調和が絶妙で、一口目から「あ~これは美味いよね」という感じでした。トゲトゲしたところは一切なく、ミントっぽいすっきりした余韻も心地いいです。アメリカンオーク樽3ヶ月熟成ということで樽の感じはあまりありませんし、ある種わかりやすいので酒としての面白味にはやや欠けるのかもしれませんが、場所によっては900円前後からあるそうなので、評判通りの素晴らしい安旨ワインと思っていいと思います。

Château Lalande 2012

シャトー・ラランド 2012

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・ラランドChâteau Lalande
種別
品種 カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 50%
メルローMerlot 50%
年度 2012年
購入 2015年1月10日 パワーラークス
価格 900円
パリ農業コンクール2013で金賞受賞、そしてバリューボルドーにも名を連ねているというお手頃価格のボルドーワインです。パワーラークスのフランスワインの人気第2位ということで前の一本とともに買ってきました。早速開けてみたところ、香りはハーブの混じったやや赤寄りの果実の芳香が結構強くします。フルボディとありましたが重たい感じはなく、むしろ軽やかな甘みと酸味が心地良い飲みやすいワインです。余韻もふわりと爽やかで、安旨ボルドーらしく全体として上品にまとまっています。広く好まれそうなワインなので気軽に他人と飲む場合にも活躍してくれそうです。

Preciso Nero d’Avola Siciliane 2012

プレチーゾ・ネロ・ダーヴォラ・シチリアン 2012

評価 4 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 シチリアSicilia
造り手
種別
品種 ネロ・ダーヴォラNero d’Avola
年度 2012年
購入 2015年1月10日 パワーラークス
価格 900円
初めて飲むシチリア原産ネロ・ダーヴォラ種のワインです。酒屋パワーラークスでイタリアワインの人気第2位とあったので試しに買ってみました。期待しつつ開けてみると、色は暗めのルビーレッドでなかなか綺麗です。香りと味は落ち着いた酸味とジャム感のある熟した黒い果実の印象。スパイスも感じられ、身内は柑橘系の香りもあると言っていました。少し複雑で、内向的なイメージのワインです。それぞれの要素にキツさはないので、飲みやすい部類に入るのではないでしょうか。価格も手頃ですし、気軽にイタリアンと合わせて楽しめる一本だと思います。気がつけばいつもカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなんていうときにも気分転換に良さそうです。

Ile la Forge Merlot 2013

イル・ラ・フォルジュ・メルロー 2013

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 ドメーヌ・ポール・マスLes Domaines Paul Mas
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2014年12月17日 ビックカメラ
価格 1200円
連れに「今回はワイン選ぶ?」と聞いてみたところ、即答されたのがこのワインでした。好みの”メルロー”という文字がでかでかと見えただけというのが唯一の理由でしょうが、帰宅して開けてみると意外にもかなり美味しかったです。造り手はワイナリー・オブ・ザ・イヤーという賞を2008年と2013年に受賞しているらしく、店頭でもかなり推奨されていました。南仏ペイドックのワインですが品種はメルロー。米国産6仏産4のオーク樽で10ヶ月熟成させているそうです。グラスに注いでみると色合いは深い紅。光が通るとルビーのように輝きます。濃く黒っぽいいつものメルローとは少し違う印象でした。味の方も南仏らしい明るいベリー系のテイストと、メルロー特有のまろやかさがミックスされているのか、とても果実味がありかつ飲みやすいです。オーク由来の樽香が軽くしますし、ボルドーワインによく感じる上品なハーブの香りも乗っています。ボディも重過ぎず、あらゆる人に好まれそうなまさにザ・安旨ワインといった感じでした。翌日は少しアルコール感が出てきましたが、総合的に見て普段飲みに強くオススメです。

Marques del Norte Rioja Reserva 2009

マルケス・デル・ノルテ・リオハ・レゼルヴァ 2009

評価 5 コスパ度 5
生産国 スペインSpain
地区 リオハRioja
造り手 アズダ・ワインAsda Wine
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
ガルナッチャGarnacha
グラチアーノGraciano
年度 2009
購入 2014年11月16日 西友
価格 780円
ラベル買いしてしまったスペインを代表する安旨ワインの産地リオハのワインです。レゼルヴァということでフレンチオーク樽を使って熟成されていますが値段の方は手頃でした。店内に “美食に負けないワイン揃っています” というポスターがドンと貼り出されているあたり、西友も結構ワインに力を入れているようです。早速その日の夕食で開けてみたところ、まずは赤い果実の香り、そして燻製系の樽香が軽くします。味の方はというと、果実感が強くて自然な甘みがしっかりあるなというのが第一印象でした。余計なクセはなく、たまに爽やかなミントの感じも。余韻も強めですし、重くないのに意外と複雑さもあるので、甘めの安旨ワインを探すならオススメだなと感じました。

Château Chapron 2012

シャトー・シャプロン 2012

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・シャプロンChâteau Chapron
種別
品種 メルローMerlot
年度 2012年
購入 2014年11月5日 焼酎オーソリティ
価格 980円(SALE)
焼酎オーソリティの980円セールのワインです。先月の2本が当たりだったので再度挑戦してみました。ポップによるとエール・フランスのエコノミークラスのワインとして長年定番になっており、ジルベール・エ・ガイヤールというガイドで金賞を受賞しているそうです。このところ忙しくメモまでに時間が空いてしまったので正確さにちょっと難があるかもしれませんが、一言でいえば”安いのに美味くて上品”という印象でした。最近飲んだボルドーに共通するハーブのような爽やかな野草の香りに、鼻をふわっと抜けていく豊かな余韻が心地よいです。味もしっかり濃さはありますが、酸っぱかったり渋かったりということはなくバランスはとても良いです。なんだか品性を感じるフランスボルドーワインでした。またリピートしたくなる一本です。

Château Blanchet 2010

シャトー・ブランシェ 2010

評価 4 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・ブランシェChâteau Blanchet
種別
品種 メルローMerlot
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2010年
購入 2014年10月24日 焼酎オーソリティ
価格 980円(SALE)
前回のウニコ・ロッソ・モリーゼと一緒に買った久しぶりのボルドーワインです。『今月のオススメ』として4割OFFで購入しましたが、ポップにあった通りなかなかの掘り出し物でした。開けてみると複雑にミックスされたハーブと、赤い果実で作ったジャムのような落ち着いた香りがします。それに一瞬、アーモンドのような印象も。ボルドーということでしっかりしたフルボディを想像していましたが、色も味も軽やかで後味はスッキリ。薬草っぽいのですが、トータルで見て嫌みなく爽やかに仕上がっているので気に入りました。さすが本家フランスは上品に作るな、といった感じです。ちなみにBordeaux Superierとあるのはボルドーの厳格な規制をクリアした証で、家飲みワインに最適なんだそうです。