「◆◆◆◇◇」カテゴリーアーカイブ

Asda Extra Special Barolo 2010

アズダ・エクストラ・スペシャル・バローロ 2010

評価 4 コスパ度 3
生産国 イタリアItaly
地区 ピエモンテPiemonte
造り手 アズダ・ワインAsda Wine
種別
品種 ネッビオーロNebbiolo
年度 2010年
購入 2016年1月16日 西友
価格 2100円
家の近くで良さそうなワインを探していて西友で見つけた一本です。イタリアのピエモンテ州バローロ村で造られたネッビオーロ種のワイン”バローロ”は、「イタリアワインの王」とも言われるクオリティだそうです。こちらは価格的にはその普及版のよう。ただ、以前から西友のアズダ・エクストラ・スペシャル・シリーズは値段のわりに美味しいものが多かったので、今回試してみることにしました。開けてみると甘い香り。樽由来と思われるバニラっぽい甘さがしました。少し経つとベリーの果実香がして、その後から干した草のような匂いが強くなってきます。色はややオレンジがかっています。飲んでみるとミディアムボディくらいでしょうか。それほど重くなく、やや酸味が勝つ感じの飲みやすい味わい。そして上品という方向性ではないんですが、最後の余韻が長くて華やかでした。バローロを他に飲んでいないので比較などはできないですが、価格相応にはちゃんと美味しいという印象の一本でした。

Château Haut Philippon 2013

シャトー・オー・フィリポン 2013

評価 4 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 ヴィニョーブル・ルーVignobles Roux
種別
品種 メルローMerlot40%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon30%
カベルネ・フランCabernet Franc30%
年度 2013年
購入 2015年11月18日 焼酎オーソリティ
価格 1300円
久しぶりに寄った焼酎オーソリティのボルドーワインです。トリプル金賞受賞。特にジルベール&ガイヤールの金賞は美味しいものが多い印象だったので買ってみました。説明書きのキルシュの香りって何かと思いましたが、ドイツ語でサクランボだそうです。開けてみるとそれかどうかは分かりませんが、赤い果実の香りがハッキリと。バニラ系の樽の感じもあります。色は濃くてしっかりしたフルボディ。渋味や酸味もトゲなくキッチリあって、久しぶりにボルドーらしい一本でした。

Altue Merlot 2013

アルトゥエ・メルロー 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 アルトゥエ・ワイナリーAltue Winery
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年8月21日 セイコーマート
価格 500円
恒例のセイコーマートのお値打ちワインシリーズです。今回はコンドルがかっこよく飛んでいるチリワイン。早速開けてみると、どちらかといえば黒い果実系の甘い香りが軽くしています。ミディアムボディで色は濃いですが、味はスパイシーというのかちょっとキツさが目立ちすぎます。酸味も渋味もトゲがある感じで、余韻にもアルコール感がやや強い気が。まろやか派の自分としてはあまり好みと合わない一本でした。

Poderi Delle Saline Gavia Merlot Sangiovese Rubicone

ポデーリ・デッレ・サリーネ・ガヴィア・メルロー・サンジョヴェーゼ

評価 3 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 エミリア・ロマーニャEmilia Romagna
造り手 グルッポ・チェヴィコGruppo Cevico
種別
品種 メルローMerlot
サンジョヴェーゼSangiovese
年度
購入 2015年06月14日 プルミエ・クリュ
価格 900円
プルミエ・クリュで”神秘の薬”というPOPが目につき買ってみたイタリアワインです。メルローとサンジョヴェーゼという初めての組み合わせで、ヴィンテージはないようです。当日炭火鶏と開けてみましたが、香りはまずツンと酸味が来て、後から熟した赤い果実の香りがしてきます。飲んでみるとミディアムボディでしょうか、ちょっと酸味の目立つラズベリー系トロッと甘えるようなジャムっぽい果実味です。それに後味には少し薬草のようなクセのある苦味も? 赤いベリーを感じるのにどこか暗い、「秘薬」という表現も分かるような気のする一本でした。これまで飲んだイタリアのこの辺のワインと少し印象が重なるので、もしかすると地域的な個性なのかもしれません。低めの評価は単に好みによるところが大きいので、相性さえ合えばコスパの良いワインになるのではと思います。

J.Moreau & Fils Rouge

J.モロー・エ・フィス・ルージュ

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 J.モロー・エ・フィスJ.Moreau & Fils
種別
品種 グルナッシュGrenache
シラーSyrah
カリニャンCarignan ほか
年度
購入 2015年6月4日 みやざわ
価格 750円
1814年に設立されたシャブリの名門が、ラングドック地区で作った赤ワインだそうです。ビンテージは特にないようで、太いなで肩のボトルを使用しています。早速開けてみたところ、色は濃く、香りは強め。なんだか葡萄そのもののような若々しい感じがします。飲むと明るい印象の酸味が強く主張してきて、その後からフレッシュな果実味も感じます。しばらく飲んでいるとボージョレに似た味に思えてきました。ラングドックらしい華やかで元気のあるワインでしたが、濃い味付けの料理にはこんなワインも良さそうです。

Santa Helena Alpaca Carmenére 2014

サンタ・ヘレナ・アルパカ・カルメネール 2014

評価 3 コスパ度 3
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 サンタ・ヘレナSanta Helena
種別
品種 カルメネールCarmenére
年度 2014年
購入 2015年5月14日 ダイエー
価格 600円
ちょっと時間が経ってしまいましたが、以前飲んだアルパカワインのカルメネール版です。雑誌『一個人』の”1000円以下の極旨新世界ワイングランプリ”で2014年に3位を受賞しているそうです。ただ、カベルネ・ソーヴィニヨン版の”1500円以下の全てのワイン”で3位と比べると、”1000円以下の新世界ワイン”で3位と微妙に条件がランクダウンしています。ともあれ気軽に開けてみたところ、色は非常に濃く、重め。熟した黒い果実のような香りがします。味の方は甘みがだいぶ強く、野草っぽいようなクセをかなり感じました。この辺は人によって好みが分かれるような気がします。これがカルメネールらしさなのかもしれませんが、自分はちょっと洗練されてない感じがして、どちらかといえばカベルネ版の方が好きでした。

Palazzo Vechio Chianti Classico 2011

パラッツォ・ヴェッキオ・キャンティ・クラシコ 2011

評価 3 コスパ度 3
生産国 イタリアItaly
地区 トスカーナToscana
造り手 パラッツォ・ヴェッキオPalazzo Vechio
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
年度 2011年
購入 2015年4月07日 イオン
価格 1300円
九州は気温が高く買ってすぐ冷蔵庫に入れたため、写真には水滴がついてしまっていますが・・・。近所のダイエーで買ったイオン系列のイタリアワインです。キャンティは何本か飲みましたが、キャンティ・クラシコは今回が初めて。エチケットもゴージャスで何だか誘われて手に取ってしまいました。数日後に開けてみましたが、クラシコと聞いて想像するほどには樽や熟成の感じがあまりなく、赤い果実系のよくある感じの香りが目立ちます。温度が戻り切っていない状態で飲んでしまったのが良くなかったかもしれませんが、味もトゲはないのですが少し軽く、ライトな割に薄い酸味や渋味が口の中に残って、やや飲みにくさを感じました。悪くはないと思いますが、通常のキャンティとクラシコの差がはっきりと分かるワインではないように思います。

Château Haut Branda 2013

シャトー・オー・ブランダ 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・オー・ブランダChâteau Haut Branda
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年3月30日 焼酎オーソリティ
価格 880円
新入荷した焼酎オーソリティ980円シリーズのうちの一本です。しょっちゅう寄るので売り場の方にもいよいよ覚えられてしまいましたが、3月末までさらに10%OFFということで、ついまた買ってしまいました。久しぶりにメルロー100%ということでしっかりめを期待した一本でしたが、開けてみると色は明るいルビーレッド。おや?と思いつつ香りを確認すると、どちらかといえば赤い果実系の香りでしょうか。少し南国のフルーツっぽい気もします。口をつけてみるとボディはミディアム程度、酸味も甘みもほど良くバランスはいいと思いますが、余韻も含めて思ったよりちょっと軽めでした。後味にはなんだかボジョレーっぽいような果実味も出てきて、本当に思いのほかフレッシュな印象です。とてもメルローらしくないワインでしたが、それもまたワインの面白さかもしれません。

Mouton Cadet Rouge 2012

ムートン・カデ・ルージュ 2012

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 バロン・フィリップ・ド・ロートシルトBarons de Philippe Rothschild
種別
品種 メルローMerlot 65%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 20%
カベルネ・フランCabernet Franc 15%
年度 2012年
購入 2015年3月07日 サミット
価格 1300円
ボルドーの5大シャトーの一角、シャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ド・ロートシルトが、カジュアルな普及版として造っているシリーズです。普及版といってもその歴史は1930年にまで遡るらしく、有名なカンヌ国際映画祭のオフィシャルワインにも採用されているそうです。カデの中にもクラシックやレゼルヴといったクラス分けがあるようですが、こちらはもっとも一般的なルージュです。事前の期待は高かったのですが、夕食で開けてみたところ香りはそこそこといったところ。よくある感じの黒い果実の香りがしています。味の方はそれなりに豊かさや余韻はあるものの、これまたよくある感じのややプラムっぽい酸味がベースのミディアム~フルボディで、バランスを崩すような極端さこそないものの、なんだか特筆すべき面白さも感じませんでした。悪くはないのですが次回はクラスを上げて試してみたい気もします。

Alain Brumont Rouge 2013

アラン・ブリュモン・ルージュ 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ガスコーニュGascogne
造り手 ドメーヌ・アラン・ブリュモンDomaine Alain Brumont
種別
品種 タナTannat 50%
メルローMerlot 50%
年度 2013年
購入 2015年3月11日 サンワ
価格 1300円
身内が買ってきてくれたフランス南西部というあまり飲んだ事のない場所のワインです。このガスコーニュ地方のワインはかつてはあまり見向きされない田舎のワインという位置付けだったそうですが、醸造技術の進歩によって最近ではフランスのレストランなら一本は置いているというほど地位が向上してきているのだそうです。その地元の品種であるタナというのは今回が初めてになります。早速開けてみましたところ、香りの方は悪くありませんでした。ただ、葡萄そのもののような分かりやすい感じの香りです。口をつけてみると飲み口は結構軽め。発酵の度合いが強いのか甘みは少なく、度数は14度と高めになっています。酸味や渋味が目立つ感じで、余韻はやや弱めです。辛口ですがなんだかボジョレーのような後味もして、好みは分かれそうかなという気はします。トゲトゲしさはありませんので、甘いのが苦手な方や品種の開拓をしたい方には良さそうです。

Château Portillon 2011

シャトー・ポルティリョン 2011

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・ポルティリョンChâteau Portillon
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
プティ・ヴェルドPetit Verdot
年度 2011年
購入 2015年3月06日 焼酎オーソリティ
価格 980円
毎度おなじみ焼酎オーソリティの980円シリーズです。最近の入荷分についてはどうやらほとんど飲み尽くしてしまったらしく、選択肢のない中で残ったのがこのワインでした。少々味気ないエチケットでしたが、開けてみると花のような芳香に甘酸っぱさの混じったような、なかなかいい香りがします。色は濃く、ボディはしっかりめ。バランスが良くて凝縮感が結構あります。驚きだとか大きな特徴はあまりないのですが、すべてのチェックポイントでキッチリ平均点より少し上を取ってくるような、失敗のない一本という印象でした。

Jean d’Hauteville Bourgogne Grand Ordinaire 2011

ジャン・ドットヴィル・ブルゴーニュ・グラン・オルディネール 2011

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ブルゴーニュBourgogne
造り手 ジャン・ドットヴィルJean d’Hauteville
種別
品種 ガメイGamay
ピノ・ノワールPinot Noir
年度 2011年
購入 2015年2月28日 ビックカメラ
価格 1200円
久々にブルゴーニュのワインです。とはいっても格安なのでガメイ種が主体というちょっと変わった一本ですが、ビックカメラのレジの後ろに大事そうに陳列されていたので試してみることにしました。数日後に開けてグラスに注いでみましたが、色は透明感のある可愛らしいチェリーピンク。そしてなんだか爽やかな白ワインのような香りがします。飲み口はというとかなりライトで、軽い感じの酸味が口の中に広がります。それに微かですが土か葉のような?ニュアンスも。全体的にはピノ・ノワールよりもボジョレーワインにより近い印象でした。個人的にリピートはなさそうですが、厳しいパリ農業コンクールでメダルを獲得していますし、ちょっとした乾杯の場面なんかでも使えそうな一本です。

Cadet d’Oc Cabernet Sauvignon 2013

カデ・ドック・カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 バロン・フィリップ・ド・ロートシルトBarons de Philippe Rothschild
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2013年
購入 2015年2月12日 相鉄ローゼン
価格 1100円
5大シャトーのひとつ、シャトー・ムートン・ロートシルトが造る廉価版ワイン。カデとは末っ子という意味だそうです。早速開けてみましたが、まずはプラム的なやや酸味がかった強い香りがします。樽の感じはなし。味はバランスが良くボディもしっかりしていますが、ちょっとラングドックっぽいトゲがあります。それに少し鉄っぽさと青さも。余韻はそこそこで、杉っぽいというやつでしょうか?そんな香りがして、舌にやや苦味と酸味が残ります。悪くはないのですが、単体で味わうとちょっと飲み疲れしそうかなという気もします。香りは強くて通好みという事なのかもしれませんが、何度も飲もうという印象ではありませんでした。