「サンワ」カテゴリーアーカイブ

Vida Organica Cabernet Sauvignon 2015

ヴィダ・オーガニカ・カベルネ・ソーヴィ二ヨン 2015

評価 4 コスパ度 5
生産国 アルゼンチンArgentina
地区 メンドーサMendoza
造り手 ラ・アグリコーラLa Agricola
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2015年
購入 2016年11月01日 サンワ
価格 1100円
スミレとおぼしき花が一輪可憐に飾られたアルゼンチンのワインです。フルボディのオーガニックということで買ってみましたが、結論からいうとなかなか気に入りました。同価格帯のチリワインにありがちなプラムっぽい酸味はほとんどなく、こってりとした濃厚な甘みと、何というのか土っぽさが感じられます。樽香はほとんどありませんが、かなりフルーティで飲みやすいワインでした。甘みが強いので、しっかりした味付けの料理でないとアンバランスな感じになってしまうかもしれません。ちなみに空気を抜いておいたら、数日経っても十分に美味しく飲めました。

La Masel Syrah Rouge 2013

ラ・マゼル・シラー・ルージュ 2013

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ローヌRhône
造り手 ル・セリエ・デ・プランセスLes Cellier des Princes
種別
品種 シラーSyrah
年度 2013年
購入 2015年3月15日 サンワ
価格 1200円
連れが黒いエチケットのワインが好きなので、エチケット買いしてきた一本です。コート・デュ・ローヌのワインは御無沙汰でしたし、シラー自体も久しぶりです。最初の頃こそ南仏の手頃な価格のシラーはちょくちょく飲んでましたが、アルコール感なんかのトゲが気になり始めて、最近は手が出にくくなりました。ただ、このワインはそういった酸味やアルコール感のトゲがほとんど感じられず、とても飲みやすかったです。ラズベリーのような赤い果実の香りが瑞々しくしてきますし、飲み応えもそこそこあって、ボージョレのような葡萄のフレッシュな味わいがします。個人的にはリピートしたい方向性のワインじゃなかったですが、よくできたシラーなのだと思います。連れも気に入ってましたし、女性向けと言っていい一本だと思います。

Vida Organica Cabernet Sauvignon 2014

ヴィダ・オーガニカ・カベルネ・ソーヴィ二ヨン 2014

評価 4 コスパ度 4
生産国 アルゼンチンArgentina
地区 メンドーサMendoza
造り手 ラ・アグリコーラLa Agricola
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2014年
購入 2015年3月18日 サンワ
価格 1200円
身内が買ってきてくれた可憐な花のエチケットが可愛いアルゼンチンのワインです。品種はカベルネ・ソーヴィニヨン。有機栽培の葡萄100%なのだそうです。早速開けてみるとエチケット通り花のようないい香りがします。説明書きによると芳醇なチェリーの香りとのことです。飲み口はというと一転して思ったよりも重め。ただ甘さもあって、酸味や渋味に丸みがあるので、飲みにくさはありません。そして前面に主張してくるのはカシスの味わい。これだけカシスなのは珍しい気もします。余韻も長くて華やかで、全体的に満足度の高い一本でした。

Juan Francisco Solis Reserva 2010

フアン・フランシスコ・ソリス・レゼルヴァ 2010

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 ヴァルデペーニャスValdepeñas
造り手 フェリックス・ソリスFelix Solis
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2010年
購入 2016年1月9日 サンワ
価格 1200円
1000円前後のワインを探していて、この価格帯はスペインが外れが少ない印象だったので買ってみました。結果は結構正解だったと思います。ややスモーキーな樽香がしっかりとついていて、フルボディに近い飲み応え。嫌な感じのしない酸味と渋味がきちんとあって、余韻も平均以上。このフェリックス・ソリスという会社のワインは何本か飲んでますが、どれも価格以上の満足度でした。今後も開拓を続けていきたいと思います。

Sardelli Chianti 2013

サルデッリ・キャンティ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 トスカーナToscana
造り手 サルデッリSardelli
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
カナイオーロCanaiolo
コロリノColorino
年度 2013年
購入 2015年11月20日 サンワ
価格 1300円
久しぶりにキャンティです。イタリアで定番のDOCGワインだそうです。早速開けてみるといかにもキャンティらしい透明感のある色合い。香りはラズベリーに、少しだけ樽の感じもある気がします。飲み口は軽めで、トゲのないスッキリした酸味をかなり感じます。これまで飲んだキャンティの中では飲みやすい方でした。パスタやピザと一緒にスイスイ飲むにはこんなワインがぴったりかもしれません。

KWV Cape Rouge NV

KWVケープ・ルージュ・ノン・ヴィンテージ

評価 3 コスパ度 4
生産国 南アフリカSouth Africa
地区 ウエスタン・ケープWestern Cape
造り手 KWVKWV
種別
品種 ルビー・カベルネRuby Cabernet
サンソーCinsault
年度
購入 2015年7月21日 サンワ
価格 600円
手軽なワインを探していて久しぶりにと買った南アフリカのワインです。開けてみると香りは甘くて強め。黒いベリー系の果実、それにストレートな葡萄っぽさなんかを感じます。すいすい入るジューシーなライトボディで、軽やかな酸味が特徴的。あと葉や茎のような植物感もあります。全体の印象としては明るく軽やかですが、どこか影のあるような不思議な一本でした。

Alain Brumont Rouge 2013

アラン・ブリュモン・ルージュ 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ガスコーニュGascogne
造り手 ドメーヌ・アラン・ブリュモンDomaine Alain Brumont
種別
品種 タナTannat 50%
メルローMerlot 50%
年度 2013年
購入 2015年3月11日 サンワ
価格 1300円
身内が買ってきてくれたフランス南西部というあまり飲んだ事のない場所のワインです。このガスコーニュ地方のワインはかつてはあまり見向きされない田舎のワインという位置付けだったそうですが、醸造技術の進歩によって最近ではフランスのレストランなら一本は置いているというほど地位が向上してきているのだそうです。その地元の品種であるタナというのは今回が初めてになります。早速開けてみましたところ、香りの方は悪くありませんでした。ただ、葡萄そのもののような分かりやすい感じの香りです。口をつけてみると飲み口は結構軽め。発酵の度合いが強いのか甘みは少なく、度数は14度と高めになっています。酸味や渋味が目立つ感じで、余韻はやや弱めです。辛口ですがなんだかボジョレーのような後味もして、好みは分かれそうかなという気はします。トゲトゲしさはありませんので、甘いのが苦手な方や品種の開拓をしたい方には良さそうです。

Château la Clotte de Jouanin 2012

シャトー・ラ・クロット・ドゥ・ジョアナン 2012

評価 4 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・ラ・クロット・ドゥ・ジョアナンChâteau la Clotte de Jouanin
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
メルローMerlot
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2012年
購入 2015年3月04日 サンワ
価格 1200円
2013年にパリ農業コンクールとボルドーコンクールでW金賞受賞とのことです。その割りにはお値打ちなので試しに買ってみました。色は赤紫でわりかし濃いです。そして久しぶりに赤いベリーの果実の香りが華やかに。スワリングをするとそれがさらに強化されます。味は甘みがやや控えめで、ミディアム~フルボディでしょうか。しっかりとしたトースト系の樽香がついています。複雑ではありませんが、スイスイと飲むよりはゆっくりと味わうワインでしょうか。パスタなどよりは肉料理の方が合いそうです。さすがにコストパフォーマンスの高いワインでした。

Château Bellevue Chollet 2012

シャトー・ベルヴュー・ショレ 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・ベルヴュー・ショレChâteau Bellevue Chollet
種別
品種 メルローMerlot 50%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 30%
カベルネ・フランCabernet Franc 20%
年度 2012年
購入 2015年2月24日 サンワ
価格 1100円
サンワで身内が買ってきたマコンコンクールで金賞受賞のボルドーワインです。マコンコンクールとは出品数平均1万点、受賞率27%というフランスの3大ワインコンクールの一つなのだそうです。いつもながらすぐその日に開けてしまいましたが、味と香りはどちらかといえば赤い果実系。飲み口は軽めで、ジャムっぽい甘みと微かに青さがあります。余韻はしつこくなく、ボルドーの中ではだいぶ明るくライトな印象のワインでした。身内は気に入っていましたので、重いのが苦手な女性などにはピッタリな一本かもしれません。

Castra Rubra Dominant 2010

カストラ・ルブラ・ドミナント 2010

評価 4 コスパ度 4
生産国 ブルガリアBulgaria
地区 トラキアThracia
造り手 カストラ・ルブラCastra Rubra
種別
品種 シラーSyrah 50%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 50%
年度 2010年
購入 2015年2月15日 サンワ
価格 1600円
ブルガリアのワインというのが珍しくて買ってみた一本です。有名な醸造家のミシェル・ローランという人が手掛けたワインだそうで、外れはなさそうかなと思い開けてみました。グラスに注いでみたところ、まずは落ち着いた黒い果実の香り。色も暗く濃い紫で、いかにも濃厚そうな雰囲気です。飲んでみるとやはり余韻のしっかりとした重厚なボディ。バランスが良くて果実味もとても豊かですが、そこに煙草のような香りや質感も混じっていて、ちょっと他とは違う造りだなという印象です。また、底の澱もすごかったです。ブルガリアはワイン発祥の地という説もあるほどワインの歴史の古い土地だそうで、こういう旧世界のワインも話のタネに面白いですね。濃いめの赤ワインが好きな方にはなかなかオススメの一本でした。

Viña Maipo Varietal Cabernet Sauvignon 2013

ヴィニャ・マイポ・ヴァラエタル・カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 ヴィニャ・マイポViña Maipo
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2013年
購入 2014年9月19日 サンワ
価格 750円
身内が食事に合わせて買ってきてくれた一本です。サントリーが輸入しているらしく、ポップなどでもかなりオススメされていました。グラスに注ぐとラベルにプラムとあったように、濃いめの黒い果実の香りが漂います。植物の葉や茎っぽいニュアンスも結構あるのでクセが強い感じですが、ボディもしっかりでやや刺激的なので、濃い味付けの料理とは相性良く飲めそうでした。肝心のフランスのカベルネをあまり飲んでいないのであれなのですが、この価格帯のカベルネ・ソーヴィニヨンとして十分に期待に応えてくれるワインだと思います。

Cono Sur Merlot Varietal 2012

コノ・スル・メルロー・ヴァラエタル 2012

評価 3 コスパ度 4
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 ヴィーニャ・コノ・スルVina Cono Sur
種別
品種 メルローMerlot 85%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 9% 他
年度 2012年
購入 2014年8月19日 サンワ
価格 900円
先日、評判通り美味しかったコノスル・ヴァラエタルのメルロー版です。連れがメルロー好きということで買ってみましたが、結論から言えばこちらは期待ほどではありませんでした。開けると甘めの黒い果実の香りに、オーク樽由来のトースト&チョコの樽香が重なります。香りは悪くはなかったのですが、飲むとキャンディっぽいシンプルな甘みがやけに目立って、そのあたりがやや好みではありませんでした。トゲトゲしたところはありませんので、飲みやすいワインだとは思います。ただ、その後一週間ほど家を空けてしまい恐る恐る飲んでみたところ、スモーキーな感じが取れ、味と香りに落ち着きが出てきていて、とても美味しく飲めました。時間をかけて飲んだ方が楽しめるワインだと思います。

Hays des Hauts Jardins Grenache Vieilles Vignes 2012

エ・デ・ゾー・ジャルダン・グルナッシュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLaunguedoc
造り手 レ・セリエ・ド・エオレLe Cellier d’Eole
種別
品種 グルナッシュGrenache
年度 2012年
購入 2014年8月11日 サンワ
価格 1100円
引っ越し後の一本目です。場所が変わり品も変わり、飲んでみたいワインを近所で色々と見つけましたが、とりあえず金ラベルに惹かれたこの一本から始めてみました。ベルリンのコンクールで2013年に金賞受賞とのことです。ペイドックのグルナッシュの古木を使ったワインですが、この地区は低価格のV.V.がとても多いですね。まずはコルクを抜いてみると、ほのかにチョコの匂いがします。これはグラスに注いでからも同様で、そこにハーゲンダッツような濃厚なバニラの香りが重なってきました。いずれも樽由来の香りなのでしょうが、燻したようなスモーキーな感じを全く与えないのが非常に新鮮でした。スワリングでは赤い果実の香りが出てきます。飲み口は水のようにライト。アルコール分の刺激はなく、甘みも弱めです。どちらかといえば酸味と渋味が軽く立った飲みやすい味でした。