ジョルジュ・デュブッフ・ボジョレー・ヌーヴォー 2014
評価 | 4 | コスパ度 | 3 |
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生産国 | フランスFrance | ||
地区 | ボジョレーBeaujolais | ||
造り手 | ジョルジュ・デュブッフGeorges Duboeuf | ||
種別 | 赤 | ||
品種 | ガメイGamay | ||
年度 | 2014年 | ||
購入 | 2014年11月23日 身内購入 | ||
価格 | 1880円 |
今年も街中に新酒のボジョレー・ヌーヴォーがあふれる季節になりましたが、実は今までボジョレー・ヌーヴォーというものを一度も飲んだ事がありませんでした。熟成されたものを重宝するワインの世界でなぜ新酒がもてはやされるのかは謎でしたが、先日身内が定番の一本を購入してきてくれたので、図らずも実際に試してみることができました。エチケットは白地にいかにも華やかな花柄。他のワインではありえない透明な瓶はそもそも熟成など頭にないからでしょうか。この割り切った感じがかえって清々しいです。開けてみるとストレートに葡萄を絞ったような果実感の強い香り。透明感のあるライトボディです。味はなんというか”若さ”そのものといった感じ。酸味が結構ありますし、少し葡萄の皮っぽい質感や渋味も残り、やや尖った印象ですが、あふれるフレッシュな果実感がすべてを包み込んでくれます。まろやかさや複雑さこそないのですが、ひとつの長所を突き詰めれば形になるという好例といった気がしました。