「2010」カテゴリーアーカイブ

Juan Francisco Solis Reserva 2010

フアン・フランシスコ・ソリス・レゼルヴァ 2010

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 ヴァルデペーニャスValdepeñas
造り手 フェリックス・ソリスFelix Solis
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2010年
購入 2016年1月9日 サンワ
価格 1200円
1000円前後のワインを探していて、この価格帯はスペインが外れが少ない印象だったので買ってみました。結果は結構正解だったと思います。ややスモーキーな樽香がしっかりとついていて、フルボディに近い飲み応え。嫌な感じのしない酸味と渋味がきちんとあって、余韻も平均以上。このフェリックス・ソリスという会社のワインは何本か飲んでますが、どれも価格以上の満足度でした。今後も開拓を続けていきたいと思います。

Asda Extra Special Barolo 2010

アズダ・エクストラ・スペシャル・バローロ 2010

評価 4 コスパ度 3
生産国 イタリアItaly
地区 ピエモンテPiemonte
造り手 アズダ・ワインAsda Wine
種別
品種 ネッビオーロNebbiolo
年度 2010年
購入 2016年1月16日 西友
価格 2100円
家の近くで良さそうなワインを探していて西友で見つけた一本です。イタリアのピエモンテ州バローロ村で造られたネッビオーロ種のワイン”バローロ”は、「イタリアワインの王」とも言われるクオリティだそうです。こちらは価格的にはその普及版のよう。ただ、以前から西友のアズダ・エクストラ・スペシャル・シリーズは値段のわりに美味しいものが多かったので、今回試してみることにしました。開けてみると甘い香り。樽由来と思われるバニラっぽい甘さがしました。少し経つとベリーの果実香がして、その後から干した草のような匂いが強くなってきます。色はややオレンジがかっています。飲んでみるとミディアムボディくらいでしょうか。それほど重くなく、やや酸味が勝つ感じの飲みやすい味わい。そして上品という方向性ではないんですが、最後の余韻が長くて華やかでした。バローロを他に飲んでいないので比較などはできないですが、価格相応にはちゃんと美味しいという印象の一本でした。

Gladium Crianza Tempranillo 2010

グラディウム・クリアンサ・テンプラニーリョ 2010

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 ラ・マンチャLa Mancha
造り手 カンポス・レアレスBodegas Campos Reales
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2010年
購入 2015年5月4日 プルミエ・クリュ
価格 980円
先日プルミエ・クリュで買ってきたラ・マンチャのクリアンサです。専門誌などでも評価が高いようで、POPにも”激旨”という感じで推奨されていました。一昨日から飲み始めてみましたが、グラスに注いでみると、ブラックベリーやカシス、プラム、それにチョコだとかが代わる代わる出てくるような、少し複雑な香りがしました。全体的には落ち着いていて好みの香りです。味の方は渋味が結構ありつつ、果実味もしっかり。酸味やアルコール感のアタックもそこそこあり、なんだかビシッとした印象のミディアムボディでした。切れ味のある赤の安旨ワインを探すならこの一本かな?という感じがしました。

Castra Rubra Dominant 2010

カストラ・ルブラ・ドミナント 2010

評価 4 コスパ度 4
生産国 ブルガリアBulgaria
地区 トラキアThracia
造り手 カストラ・ルブラCastra Rubra
種別
品種 シラーSyrah 50%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 50%
年度 2010年
購入 2015年2月15日 サンワ
価格 1600円
ブルガリアのワインというのが珍しくて買ってみた一本です。有名な醸造家のミシェル・ローランという人が手掛けたワインだそうで、外れはなさそうかなと思い開けてみました。グラスに注いでみたところ、まずは落ち着いた黒い果実の香り。色も暗く濃い紫で、いかにも濃厚そうな雰囲気です。飲んでみるとやはり余韻のしっかりとした重厚なボディ。バランスが良くて果実味もとても豊かですが、そこに煙草のような香りや質感も混じっていて、ちょっと他とは違う造りだなという印象です。また、底の澱もすごかったです。ブルガリアはワイン発祥の地という説もあるほどワインの歴史の古い土地だそうで、こういう旧世界のワインも話のタネに面白いですね。濃いめの赤ワインが好きな方にはなかなかオススメの一本でした。

Château Savariaud 2010

シャトー・サヴァリュー 2010

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・サヴァリューChâteau Savariaud
種別
品種 カべルネ・フランCabernet Franc 40%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
メルローMerlot
年度 2010年
購入 2015年1月28日 焼酎オーソリティ
価格 980円
あまりネットに情報のないワインですが、焼酎オーソリティの980円シリーズです。カベルネ・フランの割合が最も高いというちょっと変わったボルドーワイン。ヴィンテージは2010年と少し古めです。昼に少し開けてみましたが、色はやや茶色がかっていて熟成の跡が感じられます。香りの方はというと、まず可愛らしい甘い匂いがしてから、酸味やブランデー的な熟成香が漂ってきます。バニラ系の樽香も時折少し。飲んでみると結構軽めで、余韻は平均的。甘みが抑えてあるので飲み飽きはしません。ヴィンテージの割には熟成感があるので、気軽にその雰囲気を楽しむには良い一本かもしれません。ちなみに翌日にはより美味しくなっていました。

Château Mont-Pérat Rouge 2010

シャトー・モン・ペラ・ルージュ 2010

評価 4 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・モン・ペラChâteau Mont-Pérat
種別
品種 メルローMerlot 80%
カベルネ・フランCabernet Franc 10%
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 10%
年度 2010年
購入 2014年12月09日 成城石井
価格 2900円
以前飲んだシャトー・モン・ペラ2011のヴィンテージ違いです。当たり年のワインということで一度比較をしてみたくなり買ってみました。差が一年ということで色合いは前回の印象とほぼ同じ。光を通さないほどの非常に濃い暗紫色で、エッジは片栗粉を溶かしたような軽い濁りが見えます。これまた濃そうだなと思いつつまずは香り。瓶の先からはほのかにアーモンドを感じ、グラスに注ぐとそれほど強くはありませんが、黒い果実に軽くバニラやチョコの混じった落ち着いた香りがします。飲んでみると味わいはやはり濃厚。果実味もタンニンもしっかりあって、余韻も強く長いので、なんだかがっつりとステーキなんかが食べたくなる感じです。全体として2011よりも格段に良いということはありませんでしたが、飲み応えがあって好みのワインだと再確認しました。ただ、コスパ的にはほどほどかなという気もします。

Château Blanchet 2010

シャトー・ブランシェ 2010

評価 4 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・ブランシェChâteau Blanchet
種別
品種 メルローMerlot
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2010年
購入 2014年10月24日 焼酎オーソリティ
価格 980円(SALE)
前回のウニコ・ロッソ・モリーゼと一緒に買った久しぶりのボルドーワインです。『今月のオススメ』として4割OFFで購入しましたが、ポップにあった通りなかなかの掘り出し物でした。開けてみると複雑にミックスされたハーブと、赤い果実で作ったジャムのような落ち着いた香りがします。それに一瞬、アーモンドのような印象も。ボルドーということでしっかりしたフルボディを想像していましたが、色も味も軽やかで後味はスッキリ。薬草っぽいのですが、トータルで見て嫌みなく爽やかに仕上がっているので気に入りました。さすが本家フランスは上品に作るな、といった感じです。ちなみにBordeaux Superierとあるのはボルドーの厳格な規制をクリアした証で、家飲みワインに最適なんだそうです。

Château Mousseyron 2010

シャトー・ムーセロン 2010

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・ムーセロンChateau Mousseyron
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・フランCabernet Franc
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2010年
購入 2014年6月19日 やまや
価格 1300円
メルロー中心のボルドーのワインです。18か月間タンクで熟成しており、2009年にはボルドーのコンクール、2013年にはマコンコンクールで金賞受賞とのことです。飲んでから日が空いていますので思い出しながらなのですが、香りは果実感がありつつも、穏やかでどこか曖昧な印象。少し渋めの味で掴みどころが難しかったのですが、連れは昔食べた露店のカットケーキを思い出すといって喜んでいました。少し冷やしめで飲むと美味しかったです。個人的な好みでやや評価は低めですが、ミニ・モンペラのような感じで好きな人は好きじゃないかな?といった気がしました。メルローはまだまだ研究が要りそうです。

Belleruche Côtes-du-Rhône Chapoutier 2010

ベルルーシュ・コート・デュ・ローヌ・シャプティエ 2010

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ローヌRhône
造り手 シャプティエChapoutier
種別
品種 グルナッシュGrenache
シラーSyrah
年度 2010年
購入 2014年6月30日 栗林酒店
価格 1,700円
地下セラーのある酒屋さんを見つけた時に、店の方の話を聞きながら買ってみたローヌのワインです。造り手のシャプティエは確かこの地方の二大ドメーヌのはず。実際に飲んだ感じはエリタージュに近い印象でした。赤い果実の甘酸っぱさに少しスパイス。アルコール感が気持ち強め? 普通に美味しいけれど、これならより価格の安いエリタージュでもいいのかもしれません。またシャプティエの上位ワインと比べてみたいところです。