「2014」カテゴリーアーカイブ

Vida Organica Cabernet Sauvignon 2014

ヴィダ・オーガニカ・カベルネ・ソーヴィ二ヨン 2014

評価 4 コスパ度 4
生産国 アルゼンチンArgentina
地区 メンドーサMendoza
造り手 ラ・アグリコーラLa Agricola
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2014年
購入 2015年3月18日 サンワ
価格 1200円
身内が買ってきてくれた可憐な花のエチケットが可愛いアルゼンチンのワインです。品種はカベルネ・ソーヴィニヨン。有機栽培の葡萄100%なのだそうです。早速開けてみるとエチケット通り花のようないい香りがします。説明書きによると芳醇なチェリーの香りとのことです。飲み口はというと一転して思ったよりも重め。ただ甘さもあって、酸味や渋味に丸みがあるので、飲みにくさはありません。そして前面に主張してくるのはカシスの味わい。これだけカシスなのは珍しい気もします。余韻も長くて華やかで、全体的に満足度の高い一本でした。

Gran Sasso Montepulciano d’Abruzzo 2014

グラン・サッソ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2014

評価 5 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 アブルッツォAbruzzo
造り手 グラン・サッソGran Sasso
種別
品種 モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2014年
購入 2015年11月10日 ビックカメラ
価格 1100円
久しぶりにビックカメラのワイン売り場を見ていて、ふと目に留まった一本です。どこかで聞いた名前なのと、最近ご無沙汰のモンテプルチアーノ・ダブルッツォということで購入してみました。開けてみるとまず感じるのは、強くて甘い洋菓子のような香りバニラ系の樽香とフルーティな赤黒の果実の香りが混じるとたぶんこんな感じになるんでしょう。価格の割りにすごくいいように思います。飲んでみるとボディはしっかり。酸味はやや強めで、渋味も舌に軽く残ります。香りの印象ほど甘口ではありませんが、バランスがとてもいいのですごく飲みやすいです。余韻は説明ほど長くはありませんし、ちょっと地味な感じですが、これはこれでスッキリしていいのかもしれません。深みとか面白さが少し欠ける気はしますが、全体的には納得の一本だと思います。ちなみに後で確認すると漫画『神の雫』登場のワインだそうです。さすがのコスパでした。

La Bateliere Merlot 2014

ラ・バテリエール・メルロー 2014

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区
造り手 プロダクタ社Producta Vignobles
種別
品種 メルローMerlot
年度 2014年
購入 2015年10月12日 贈り物
価格 1200円
身内がメルロー好きの連れにと置いていってくれたワインです。女性らしい優雅な感じのエチケットで、開けてみるとメルローのイメージよりもやや明るめの色合い。ボディもミディアムあたりで、ボルドーのものと比べると重いのが苦手な人でもとっつきやすいと思います。赤い果実の香りが結構強め。香りと味にそれぞれ少しアルコール感が混じります。全体的には南仏の赤ワインに近い印象でした。ワインを贈ったり贈られたりというのが楽しいのもあって、嬉しい気持ちになった一本でした。

Wolf Blass Eaglehawk Cabernet Sauvignon 2014

ウルフ・ブラス・イーグルホーク・カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

評価 3 コスパ度 4
生産国 オーストラリアAustralia
地区 南部South Australia
造り手 ウルフ・ブラスWolf Blass
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2014年
購入 2015年7月12日 マルエツ
価格 900円
何となく名前が格好いいので買ってみた久しぶりのオーストラリアワインです。ウルフ・ブラス社というのは数々の受賞歴を誇る有名なワインメーカーだそうですが、こちらはそこの廉価版といった位置付けのワインのようです。それでも一応6か月の樽熟成とあり、コスパを期待しての購入となりました。早速開けてみたところ、さすがに若い感じの甘いベリー系の香りが結構強くしてきます。ミディアムボディですがその割りにはなかなか飲み応えがあって、強い果実の甘みと舌に残る酸味が特徴的。それに少しバニラっぽさも感じます。翌日になるとプラムとかプルーンのニュアンスが強く前面に出てきたので、この辺は自分の場合あまり好みではありませんでした。決して悪くはないのですが、日常的に飲もうと動機づけされるほどのところまでは行かない感じの一本でした。

Santa Helena Alpaca Carmenére 2014

サンタ・ヘレナ・アルパカ・カルメネール 2014

評価 3 コスパ度 3
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 サンタ・ヘレナSanta Helena
種別
品種 カルメネールCarmenére
年度 2014年
購入 2015年5月14日 ダイエー
価格 600円
ちょっと時間が経ってしまいましたが、以前飲んだアルパカワインのカルメネール版です。雑誌『一個人』の”1000円以下の極旨新世界ワイングランプリ”で2014年に3位を受賞しているそうです。ただ、カベルネ・ソーヴィニヨン版の”1500円以下の全てのワイン”で3位と比べると、”1000円以下の新世界ワイン”で3位と微妙に条件がランクダウンしています。ともあれ気軽に開けてみたところ、色は非常に濃く、重め。熟した黒い果実のような香りがします。味の方は甘みがだいぶ強く、野草っぽいようなクセをかなり感じました。この辺は人によって好みが分かれるような気がします。これがカルメネールらしさなのかもしれませんが、自分はちょっと洗練されてない感じがして、どちらかといえばカベルネ版の方が好きでした。

Rio Alto Classic Merlot 2014

リオ・アルト・クラシック・メルロー 2014

評価 4 コスパ度 5
生産国 チリChile
地区 アコンカグア・ヴァレーAconcagua Valley
造り手 ヴィーニャ・サン・エステバンViña San Esteban
種別
品種 メルローMerlot
年度 2014年
購入 2015年4月22日 カルディ
価格 600円
熊本のイオンモールに買い物に行ったついでに、久しぶりにカルディに立ち寄って買ってみたワインです。セールの文字につられてしまったわけですが、結論から言えば、もし2倍の価格だったとしても十分と思えるようなお値打ちな一本でした。果実味がとても豊かで、舌触りもメルローらしく非常になめらか、まろやか。プラムの香りと余韻がしっかり感じられるのに、クセのある酸味は抑えられています。フルボディで飲み応えもありますし、自分のようなビギナーにはおあつらえ向きなコスパの高い濃い系のチリワインでした。

Santa Helena Alpaca Cabernet Merlot 2014

サンタ・ヘレナ・アルパカ・カベルネ・メルロー 2014

評価 4 コスパ度 4
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 サンタ・ヘレナSanta Helena
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
メルローMerlot
年度 2014年
購入 2015年4月10日 ダイエー
価格 600円
前回とほぼ同じ価格帯のワンコインワインです。金のアルパカが目印で、結構いろいろなスーパーで見かけるこのワインですが、買ってみたのは今回が初めて。『一個人』という雑誌の2013年”1500円以下極旨ワイングランプリ”で3位に輝いているのだそうです。開けてみたところ香りはどちらかといえば黒い果実系でしょうか。ハッキリとは分かりにくいのですが良い香りがします。ボディは重めで、飲み口はまろやか。きっちりとバランスの取れた味で、余韻もそこそこあります。舌に残るチリっぽい甘みも多少はありますが、ワンコインのフルボディでは一番美味しく飲めました。この価格帯の中では相当良い方のワインではないでしょうか。

Georges Duboeuf Beaujolais Nouveau 2014

ジョルジュ・デュブッフ・ボジョレー・ヌーヴォー 2014

評価 4 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボジョレーBeaujolais
造り手 ジョルジュ・デュブッフGeorges Duboeuf
種別
品種 ガメイGamay
年度 2014年
購入 2014年11月23日 身内購入
価格 1880円
今年も街中に新酒のボジョレー・ヌーヴォーがあふれる季節になりましたが、実は今までボジョレー・ヌーヴォーというものを一度も飲んだ事がありませんでした。熟成されたものを重宝するワインの世界でなぜ新酒がもてはやされるのかは謎でしたが、先日身内が定番の一本を購入してきてくれたので、図らずも実際に試してみることができました。エチケットは白地にいかにも華やかな花柄。他のワインではありえない透明な瓶はそもそも熟成など頭にないからでしょうか。この割り切った感じがかえって清々しいです。開けてみるとストレートに葡萄を絞ったような果実感の強い香り。透明感のあるライトボディです。味はなんというか”若さ”そのものといった感じ。酸味が結構ありますし、少し葡萄の皮っぽい質感や渋味も残り、やや尖った印象ですが、あふれるフレッシュな果実感がすべてを包み込んでくれます。まろやかさや複雑さこそないのですが、ひとつの長所を突き詰めれば形になるという好例といった気がしました。