「黒い果実」タグアーカイブ

Château Mazeau 2012

シャトー・マゾ 2012

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・マゾChâteau Mazeau
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 70%
カベルネ・フランCabernet Franc 15%
メルローMerlot 15%
年度 2012年
購入 2015年2月04日 焼酎オーソリティ
価格 980円
いつもの焼酎オーソリティ980円シリーズです。ちょっと日にちが空いてしまいましたが、悪くはないワインでした。しっかり感のある酸味ベースのボルドーワインで、飲んだ後に微かに青さを感じます。そこは人によってはクセに感じられて苦手かもしれません。色は濃く、スパイシーで、価格を考えれば十分な品質だと思います。ただ、同価格帯で気に入っているワインが他にありますので、リピートしたいというところまではなさそうです。

Château Les Marcotts 2012

シャトー・レ・マルコット 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・レ・マルコットChâteau Les Marcotts
種別
品種 メルローMerlot 50%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 50%
年度 2012年
購入 2015年2月03日 焼酎オーソリティ
価格 980円
先日に引き続き焼酎オーソリティの980円シリーズです。フランスワインがいつも安く買えますのでつい寄ってしまいますが、今回もカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%のボルドーワインです。黒い果実とトースト香、バランスの良い味が特徴だそうですが、とりあえず開けてみると色などはかなり明るい印象。香りは黒い果実に樽香のミックスです。見た目通り飲み口は思ったより軽く、説明通りバランスも良いので杯を重ねやすいです。余韻は野草っぽいニュアンスがあってボルドー的。重いのが苦手な人にはオススメですし、アベレージ以上のコスパのワインだと思います。

Cono Sur 20 Barrels Merlot 2011

コノ・スル・20バレルズ・メルロー 2011

評価 4 コスパ度 3
生産国 チリChile
地区 コルチャグア・ヴァレーColchagua Valley
造り手 ヴィーニャ・コノ・スルVina Cono Sur
種別
品種 メルローMerlot 85%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 10%他
年度 2011年
購入 2015年1月19日 ビックカメラ
価格 2200円
チリの定番安旨ワイン『コノ・スル』のハイエンドシリーズです。こちらはメルローが主体で、ミディアムトーストのフレンチオーク新樽で11ヶ月熟成。その名の通り年間20樽しか生産していない限定品なのだそうです。期待して開けてみたところ、まず香りは落ち着きのあるバニラや黒い果実の印象。なかなか強くてグラスから離れていてもふわっと感じるくらいです。味わいは凝縮感があってやや甘め。燻製系の樽香がしっかりと混じります。酸味などの刺激は弱く、意外なほどスルスルと入るワインです。そしてなぜか意外なほど余韻が弱い。飲み込むとスッと消えてしまう感じです。この辺は時間が経つと変わるのでしょうか?個人的にはちょっとぎこちない気もするワインでした。悪くはないのですが、価格を考えるとひとつ下のリゼルヴァシリーズで十分かもしれません。

Château Sainte Marotine 2012

シャトー・サン・マロティン 2012

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・サン・マロティンChâteau Lalande
種別
品種 カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 50%
メルローMerlot 50%
年度 2012年
購入 2015年1月13日 焼酎オーソリティ
価格 980円
ちょっと日が空いてしまいましたが、先週買った焼酎オーソリティの980円シリーズのボルドーワインです。キャラメルの香りが特徴とあったので試してみたのですが、そこはちょっと分かりづらい感じでした。ベリーというよりは何かの花のような、落ち着いた香りが控えめにします。味の方は酸味と渋味がベース。やや辛口でボディも余韻もしっかりしているので、大人な味わいといった印象です。驚きはありませんが、甘いのが苦手な方には良さそうなデイリーワインかもしれません。

Preciso Nero d’Avola Siciliane 2012

プレチーゾ・ネロ・ダーヴォラ・シチリアン 2012

評価 4 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 シチリアSicilia
造り手
種別
品種 ネロ・ダーヴォラNero d’Avola
年度 2012年
購入 2015年1月10日 パワーラークス
価格 900円
初めて飲むシチリア原産ネロ・ダーヴォラ種のワインです。酒屋パワーラークスでイタリアワインの人気第2位とあったので試しに買ってみました。期待しつつ開けてみると、色は暗めのルビーレッドでなかなか綺麗です。香りと味は落ち着いた酸味とジャム感のある熟した黒い果実の印象。スパイスも感じられ、身内は柑橘系の香りもあると言っていました。少し複雑で、内向的なイメージのワインです。それぞれの要素にキツさはないので、飲みやすい部類に入るのではないでしょうか。価格も手頃ですし、気軽にイタリアンと合わせて楽しめる一本だと思います。気がつけばいつもカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなんていうときにも気分転換に良さそうです。

Trivento Tribu Cabernet Sauvignon 2012

トリヴェント・トリブ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 アルゼンチンArgentina
地区 メンドーサMendoza
造り手 トリヴェントTrivento
種別
品種 カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2012年
購入 2015年1月5日 ビックカメラ
価格 700円 (40%OFF)
初めて飲むアルゼンチン産の赤ワインです。造り手のトリヴェントはチリワインの名門コンチャ・イ・トロの傘下だそうで、品種はカベルネ・ソーヴィニヨン100%です。開けてみると香りはかなり強め。黒い果実に思えますが非常に瑞々しくフルーティです。飲んでみた感じも同様に甘みが強くフルーティ。ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンによく感じる植物的な余韻もきっちりあります。シンプルですがフレッシュで元気なワインですね。時間が経つと少しクセのようなものも出てきますし、個人的にはもう少し甘みを抑えている方が好きですが、価格も安いですしなかなかお買い得なワインだと思います。

Domaine de Puilacher Grand Tour 2012

ドメーヌ・ド・ピュイラシェ・グラン・ツール 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 ドメーヌ・ド・ピュイラシェDomaine de Puilacher
種別
品種 カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 60%
メルローMerlot 25%
カリニャンCarignan 15%
年度 2012年
購入 2015年1月3日 焼酎オーソリティ
価格 1350円 (50%OFF)
新年明けましておめでとうございます。早速年明けに焼酎オーソリティで買って来た今年の一本目は、新春セールになっていたラングドックのヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)ワインです。この地区はV.V.をよく見かけますが、大抵はシラーやグルナッシュでした。しかしこちらはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが主体です。生産量は年間1800本とセールの割になぜかやたらとレア感があります。開けてみるとさすがにバニラと黒い果実の落ち着いた香り。赤く若い印象はそれほどありません。ただ、飲んでみるとラングドックっぽくなかなかスパイシー。まろやかな丸みの中にほどよくアタックを感じるフルボディです。余韻は強めで微かに苦味の残る後味。かなり完成度の高い南仏ワインという気がしました。

Château Les Tonnelles 2011

シャトー・レ・トネル 2011

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 フロンサックFronsac
造り手 シャトー・レ・トネルChâteau Les Tonnelles
種別
品種 メルローMerlot 85%
カベルネ・フランCabernet Franc 10%
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 5%
年度 2011年
購入 2014年12月19日 焼酎オーソリティ
価格 980円
ハズレの少ない焼酎オーソリティの980円ワインシリーズです。店内はクリスマスのシャンパン需要で珍しく混み合っていましたが、先月のボジョレー解禁に続きイベントを利用して上手く稼ぐあたりワイン業界もさすがです。自分はというと最近はフランスの安旨ワイン探しに凝っているので、今回はボルドーはフロンサックのワインを買ってみました。右岸のメルローワインということでちょっと期待して買ってみましたが、結論でいうと少し好みからは外れたワインでした。香りはあまり特徴を感じませんでしたし、味とともに少し酸味の強いプラムを潰したような、全体像としてはそんな感じのワインでした。個人的にはクセのあるつまみとちびちび飲むのが良さそうに思います。

Château Mont-Pérat Rouge 2010

シャトー・モン・ペラ・ルージュ 2010

評価 4 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・モン・ペラChâteau Mont-Pérat
種別
品種 メルローMerlot 80%
カベルネ・フランCabernet Franc 10%
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 10%
年度 2010年
購入 2014年12月09日 成城石井
価格 2900円
以前飲んだシャトー・モン・ペラ2011のヴィンテージ違いです。当たり年のワインということで一度比較をしてみたくなり買ってみました。差が一年ということで色合いは前回の印象とほぼ同じ。光を通さないほどの非常に濃い暗紫色で、エッジは片栗粉を溶かしたような軽い濁りが見えます。これまた濃そうだなと思いつつまずは香り。瓶の先からはほのかにアーモンドを感じ、グラスに注ぐとそれほど強くはありませんが、黒い果実に軽くバニラやチョコの混じった落ち着いた香りがします。飲んでみると味わいはやはり濃厚。果実味もタンニンもしっかりあって、余韻も強く長いので、なんだかがっつりとステーキなんかが食べたくなる感じです。全体として2011よりも格段に良いということはありませんでしたが、飲み応えがあって好みのワインだと再確認しました。ただ、コスパ的にはほどほどかなという気もします。

Château Marquis de la Grange 2011

シャトー・マルキ・ド・ラ・グランジュ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・マルキ・ド・ラ・グランジュChâteau Marquis de la Grange
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2011年
購入 2014年11月30日 焼酎オーソリティ
価格 980円
おなじみ焼酎オーソリティの980円シリーズの中から、名前と雰囲気で買ってみた一本です。2012年のパリ農業コンクールで金賞を受賞しており、リュット・レゾネという減農薬農法で作られているのだそうです。グラスに注いでまず感じるのは、バニラやチョコの混じった甘いケーキのような香り。味は少し若いというか、トゲっとしたところがありますが、果実味もありますし、バランスは取れている方だと思います。フレッシュな印象なのはカベルネ・フランの2割が効いているのでしょうか。ハーブっぽい余韻も上品で、全体的にはいかにもフランスワインの品の良さを感じました。変にクセに走っていないきちんとしたワインという印象です。

Barons de Rothschild Private Réserve Bordeaux Rouge 2011

バロン・ド・ロートシルト・プライベート・リザーヴ・ルージュ 2011

評価 5 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトDomaines Barons de Rothschild
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2011年
購入 2014年11月22日 焼酎オーソリティ
価格 1600円(SALE)
ボルドーのトップワインといえばラフィット、ラトゥール、マルゴー、ムートン、オー・ブリオンのいわゆる5大シャトーですが、これはその筆頭ともいわれるラフィットの造り手、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトが普及版として作ったワインです。驚くべきはその価格で、1本10万円にもなるラフィットに対してこちらはなんと1600円。セカンドラインのカリュアドも2~3万円ということを考えると、安旨ワイン専門の自分にはありがたい一本です。しばらく家に置いてあったのですが、昼食のパスタに合わせてようやく本日開けてみました。コルクにはロートシルト家の象徴だという5本の矢。期待して早速グラスに注ぐと、香りは黒い果実に少しバニラの混じったような、悪くはないですが意外とありふれた印象のものです。ん?と疑問に思いながらも口に含んでみると、一転して味の方は非常に好みのタイプ。甘みや酸、タンニンのバランスが良くてとにかく飲みやすい。一本くらいすぐに空きそうです。一方で繊細さ、複雑さを直感的に感じさせる上品な余韻が、決して飲みやすいだけの面白味に欠けるワインにはしていません。香りがもう少し豊かだとよかったのですが、コスパでいえば十分に満点といえる出来かと思います。ワインは香りより味が大事という人にはオススメです。

Great Wall Dry Red Wine 2009

グレート・ウォール・ドライ・レッド・ワイン 2009

評価 4 コスパ度 4
生産国 中国China
地区 河北省HeBei
造り手 長城葡萄酒有限公司Great Wall Wine Co.
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
メルローMerlot
年度 2009年
購入 2014年11月15日 横浜中華街
価格 1300円
横浜中華街で食事をした際に見つけた中国のNo.1ワインです。何でも1972年の米中会談の折に、周恩来元総理が中国独自のワイナリー創設を希望したことから歴史が始まっているそうで、用いているのは河北省沙城という地区で栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローです。開けてみると香りは以前飲んだ中国西域のキリアンワインと共通する要素を感じました。黒い果実にブランデー的な独特なニュアンスが加わります。これが中国ワインの特徴かもしれません。ただ、味は淡泊だったキリアンとは異なり、酸味とタンニンがしっかりした結構本格的なテイストです。12度なのですが余韻も力強く、良いワインだなという印象を受けました。以前はシャビシャビなものが多かったですが、中国のワインも今後は楽しみです。

Château Chapron 2012

シャトー・シャプロン 2012

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・シャプロンChâteau Chapron
種別
品種 メルローMerlot
年度 2012年
購入 2014年11月5日 焼酎オーソリティ
価格 980円(SALE)
焼酎オーソリティの980円セールのワインです。先月の2本が当たりだったので再度挑戦してみました。ポップによるとエール・フランスのエコノミークラスのワインとして長年定番になっており、ジルベール・エ・ガイヤールというガイドで金賞を受賞しているそうです。このところ忙しくメモまでに時間が空いてしまったので正確さにちょっと難があるかもしれませんが、一言でいえば”安いのに美味くて上品”という印象でした。最近飲んだボルドーに共通するハーブのような爽やかな野草の香りに、鼻をふわっと抜けていく豊かな余韻が心地よいです。味もしっかり濃さはありますが、酸っぱかったり渋かったりということはなくバランスはとても良いです。なんだか品性を感じるフランスボルドーワインでした。またリピートしたくなる一本です。