アルカンタ・モナストレル・テンプラニーリョ 2013
評価 |
3 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
スペインSpain |
地区 |
バレンシアValencia |
造り手 |
ボデガス・ボコパBodegas Bocopa |
種別 |
赤 |
品種 |
モナストレルMonastrell
テンプラニーリョTempranillo |
年度 |
2013年 |
購入 |
2015年9月5日 セイコーマート |
価格 |
500円 |
セイコーマートの低価格ワインシリーズです。今回の一本はワンコインのモナストレルが珍しくて買ってみることにしました。早速開けてみたところ、まずは少し酸味の混じったフルーティな香り。何となくスモモみたいな感じです。飲んでみるとフルボディということで割り合い濃いのですが、ちょっと安いチリワインのようなクセが気になります。プルーンなんかのニュアンスが強く、余韻の方は平均的。個人的にモナストレルは静かな湖面のように落ち着き払った印象があるのですが、いろいろと飛び出てくる部分が気になってその意味ではイメージからやや外れたワインでした。
ウルフ・ブラス・イーグルホーク・カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
評価 |
3 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
オーストラリアAustralia |
地区 |
南部South Australia |
造り手 |
ウルフ・ブラスWolf Blass |
種別 |
赤 |
品種 |
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon |
年度 |
2014年 |
購入 |
2015年7月12日 マルエツ |
価格 |
900円 |
何となく名前が格好いいので買ってみた久しぶりのオーストラリアワインです。ウルフ・ブラス社というのは数々の受賞歴を誇る有名なワインメーカーだそうですが、こちらはそこの廉価版といった位置付けのワインのようです。それでも一応6か月の樽熟成とあり、コスパを期待しての購入となりました。早速開けてみたところ、さすがに若い感じの甘いベリー系の香りが結構強くしてきます。ミディアムボディですがその割りにはなかなか飲み応えがあって、強い果実の甘みと舌に残る酸味が特徴的。それに少しバニラっぽさも感じます。翌日になるとプラムとかプルーンのニュアンスが強く前面に出てきたので、この辺は自分の場合あまり好みではありませんでした。決して悪くはないのですが、日常的に飲もうと動機づけされるほどのところまでは行かない感じの一本でした。
エレモ・デッレ・ファーテ・アリアニコ 2013
評価 |
4 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
イタリアItaly |
地区 |
カンパーニャCampania |
造り手 |
エレモ・デッレ・ファーテEremo delle Fate |
種別 |
赤 |
品種 |
アリアニコAglianico |
年度 |
2013年 |
購入 |
2015年06月17日 カルディ |
価格 |
1100円 |
先日カルディで買った古代文明を思わせるエチケットがなかなか魅力的なイタリアワインです。産地はピザ王国ナポリを擁する南部カンパーニャ州。品種は初めてのアリアニコ種です。早速開けてみたところ、プラムやプルーンのような香りと濃密な果実味がまず特徴的。飲み口は重くはありませんが、少しジャムっぽさもあり、細かい感じの酸味やタンニンがしっかりと主張してきます。”隠者の庵”とか”隠れ家”といった意味の名前らしいですが、それもしっくりくるような少し陰のある一本でした。イタリアというと陽気な国というイメージですが、意外と暗めな印象のワインにぶつかることも多い気がします。何事も試してみないと分からないということのようでした。
トップバリュ・コンドル・メルロー 2013
評価 |
4 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
チリChile |
地区 |
セントラル・ヴァレーCentral Valley |
造り手 |
ヴィーニャ・サン・ペドロVina San Pedro |
種別 |
赤 |
品種 |
メルローMerlot |
年度 |
2013年 |
購入 |
2015年6月11日 ダイエー |
価格 |
600円 |
以前飲んだことのあるイオンのワンコインワインの2013年版です。チリ産のメルロー100%で早速開けてみると、ありがちではありますが落ち着いた黒い果実の香りが漂ってきます。フルボディに近いどっしりとした飲み口と濃い果実味。それにプラムのような酸味と、野草っぽい風味が特徴的に感じられます。余韻はそこそこでしたが、2012年のものと比べるとクセが少なく、開けてすぐからメルロー的な丸みがあったのでより飲みやすく感じました。好みのど真ん中というわけではないのですが、消費量の多い自分のような者にはありがたいお値打ちワインでした。
シャトー・カゾー 2012
評価 |
4 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
フランスFrance |
地区 |
アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers |
造り手 |
シャトー・カゾーChâteau Cazeau |
種別 |
赤 |
品種 |
メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc |
年度 |
2012年 |
購入 |
2015年6月2日 コスモス |
価格 |
980円 |
近所のドラッグストアで買ってきたボルドーワインです。パリ農業コンクールの金賞メダルがついていたので、外れはないかな?と選んでみました。エチケット的にはしっかり重そうですが、ボディはミディアム程度。若干ドライで、深みはそこまでないものの、バランスは悪くなかったと思います。それにボルドーのワインはいつも余韻に特徴を感じますが、これは何というのでしょうか。おそらくよく杉の香りといわれるものだと思いますが、それがハッキリと出ている気がします。あと、軽めにバニラ系の樽香も。同じ価格帯でもっと好きなボルドーワインはありますが、これもボルドー感を楽しむには良さそうな一本だと思いました。
グラディウム・クリアンサ・テンプラニーリョ 2010
評価 |
4 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
スペインSpain |
地区 |
ラ・マンチャLa Mancha |
造り手 |
カンポス・レアレスBodegas Campos Reales |
種別 |
赤 |
品種 |
テンプラニーリョTempranillo |
年度 |
2010年 |
購入 |
2015年5月4日 プルミエ・クリュ |
価格 |
980円 |
先日プルミエ・クリュで買ってきたラ・マンチャのクリアンサです。専門誌などでも評価が高いようで、POPにも”激旨”という感じで推奨されていました。一昨日から飲み始めてみましたが、グラスに注いでみると、ブラックベリーやカシス、プラム、それにチョコだとかが代わる代わる出てくるような、少し複雑な香りがしました。全体的には落ち着いていて好みの香りです。味の方は渋味が結構ありつつ、果実味もしっかり。酸味やアルコール感のアタックもそこそこあり、なんだかビシッとした印象のミディアムボディでした。切れ味のある赤の安旨ワインを探すならこの一本かな?という感じがしました。
リオ・アルト・クラシック・メルロー 2014
評価 |
4 |
コスパ度 |
5 |
生産国 |
チリChile |
地区 |
アコンカグア・ヴァレーAconcagua Valley |
造り手 |
ヴィーニャ・サン・エステバンViña San Esteban |
種別 |
赤 |
品種 |
メルローMerlot |
年度 |
2014年 |
購入 |
2015年4月22日 カルディ |
価格 |
600円 |
熊本のイオンモールに買い物に行ったついでに、久しぶりにカルディに立ち寄って買ってみたワインです。セールの文字につられてしまったわけですが、結論から言えば、もし2倍の価格だったとしても十分と思えるようなお値打ちな一本でした。果実味がとても豊かで、舌触りもメルローらしく非常になめらか、まろやか。プラムの香りと余韻がしっかり感じられるのに、クセのある酸味は抑えられています。フルボディで飲み応えもありますし、自分のようなビギナーにはおあつらえ向きなコスパの高い濃い系のチリワインでした。
モメサン・メルロー・パレ・ドール 2013
評価 |
5 |
コスパ度 |
5 |
生産国 |
フランスFrance |
地区 |
ラングドックLangdoc |
造り手 |
モメサンMommessin |
種別 |
赤 |
品種 |
メルローMerlot |
年度 |
2013年 |
購入 |
2015年4月16日 マルキョウ |
価格 |
800円 |
連れが英国王室御用達というラベルを見て気になっていたので買ってきたワインです。正確には御用達となったのは2003年のビンテージだそうですが、造り手のモメサンはブルゴーニュにグラン・クリュを保有しているそうなので、いずれにせよ安価な割にバックグラウンドのしっかりしたワインのようです。その日のうちに早速開けてみましたが、香りはかなりフルーティで、そこに少しチョコ系の静かな樽香も混じります。その加減がしつこくなくて良い感じです。しかしスワリングすると、一転して酸っぱいプラム系の香りが出現。その辺は意外性があって楽しいですね。飲んでみると、メルローらしからぬ軽やかさ。そしてラングドックらしからぬまろやかさが印象的。バランスが良く飲みやすいですし、かといって薄くもありません。ちょっと甘めの評価かもしれませんが、価格も安いですし、ミディアムボディの中では断然おすすめの安旨ワインと言っていいと思います。
サンティアゴ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ノン・ヴィンテージ
評価 |
3 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
チリChile |
地区 |
クリコ・ヴァレーCurico Valley |
造り手 |
ヴィーニャ・レキングアVina Requingua |
種別 |
赤 |
品種 |
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon |
年度 |
– |
購入 |
2015年4月10日 ダイエー |
価格 |
450円 |
ダイエーで「一番売れている」とされていたワンコインのチリワインです。単に安いから売れているのかどうかは分かりませんが、チリのワインも久しぶりなので試しに買ってみました。開けたては結構飲みやすい感じかと思ったのですが、時間が経つとしっかりめの甘味や酸味、それにプラムや野草などが混じりあったような香りがしてきます。ボディは重めで、滑らかさや余韻もそこそこありますが、全体的に酸っぱい印象のワインでした。ただ、濃い味付けの料理と合わせるとそれほど気にならなくなります。チリでよくある感じの造りなので、好みならお値打ちワインと言えそうです。
シャトー・ピシェロン 2013
評価 |
3 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
フランスFrance |
地区 |
ボルドーBordeaux |
造り手 |
シャトー・ピシェロンChâteau Picheron |
種別 |
赤 |
品種 |
メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc |
年度 |
2013年 |
購入 |
2015年3月26日 焼酎オーソリティ |
価格 |
880円 |
前回の一本と一緒に買って来たボルドーワインです。造り手は有名なサンテミリオンからわずか8マイルの距離にある家族経営のシャトーだそうで、ちょっと期待も高まります。早速開けてみたところ、まずは落ち着いた黒い果実の香り。樽や熟成の感じはありませんが、凝縮感が強そうです。色も濃い紫色で、味はプラムのような酸味が乗ったミディアム~フルボディ。やや辛口で、余韻はそこそこ。意外性はあまりなく、ベーシックな感じのボルドーワインです。個人的には一晩置いてからの方が何だかまろやかに感じられて美味しく飲めました。作りのしっかり感はありますので決して悪いワインではないのでしょうが、リピートというところまではなさそうです。
カデ・ドック・カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
評価 |
3 |
コスパ度 |
3 |
生産国 |
フランスFrance |
地区 |
ラングドックLanguedoc |
造り手 |
バロン・フィリップ・ド・ロートシルトBarons de Philippe Rothschild |
種別 |
赤 |
品種 |
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon |
年度 |
2013年 |
購入 |
2015年2月12日 相鉄ローゼン |
価格 |
1100円 |
5大シャトーのひとつ、シャトー・ムートン・ロートシルトが造る廉価版ワイン。カデとは末っ子という意味だそうです。早速開けてみましたが、まずはプラム的なやや酸味がかった強い香りがします。樽の感じはなし。味はバランスが良くボディもしっかりしていますが、ちょっとラングドックっぽいトゲがあります。それに少し鉄っぽさと青さも。余韻はそこそこで、杉っぽいというやつでしょうか?そんな香りがして、舌にやや苦味と酸味が残ります。悪くはないのですが、単体で味わうとちょっと飲み疲れしそうかなという気もします。香りは強くて通好みという事なのかもしれませんが、何度も飲もうという印象ではありませんでした。
コンチャ・イ・トロ・エクストリーモ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
評価 |
4 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
チリChile |
地区 |
マウレ・ヴァレーMaule Valley |
造り手 |
コンチャ・イ・トロConcha y Toro |
種別 |
赤 |
品種 |
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon |
年度 |
2012年 |
購入 |
2015年2月10日 セブンイレブン |
価格 |
800円 |
造り手はチリの名門コンチャ・イ・トロ。普及品のサンライズと同価格帯のシリーズですが、公式サイトに記載がないので正確な位置付けは不明です。サンライズはしつこい酸味があまりタイプではなかったので、今回は期待せずに開けましたが、結果としてはこちらの方がだいぶ良かったです。最初は同系統の独特な酸っぱさを感じますがそれほど強くなく、翌日にはまろやかになりました。チョコ系の樽香が軽くついていて、苦味や渋味とのバランスも取れています。香りも余韻も平均以上。価格も安くコンビニで手に入りますので、無難に飲めるワインを近所で探すときにはいいかもしれません。
シャトー・マゾ 2012
評価 |
3 |
コスパ度 |
4 |
生産国 |
フランスFrance |
地区 |
ボルドーBordeaux |
造り手 |
シャトー・マゾChâteau Mazeau |
種別 |
赤 |
品種 |
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 70%
カベルネ・フランCabernet Franc 15%
メルローMerlot 15% |
年度 |
2012年 |
購入 |
2015年2月04日 焼酎オーソリティ |
価格 |
980円 |
いつもの焼酎オーソリティ980円シリーズです。ちょっと日にちが空いてしまいましたが、悪くはないワインでした。しっかり感のある酸味ベースのボルドーワインで、飲んだ後に微かに青さを感じます。そこは人によってはクセに感じられて苦手かもしれません。色は濃く、スパイシーで、価格を考えれば十分な品質だと思います。ただ、同価格帯で気に入っているワインが他にありますので、リピートしたいというところまではなさそうです。
ワイン初心者が普段飲みにいい安旨ワインを探し続けるブログ