「酸味」タグアーカイブ

Sardelli Chianti 2013

サルデッリ・キャンティ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 トスカーナToscana
造り手 サルデッリSardelli
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
カナイオーロCanaiolo
コロリノColorino
年度 2013年
購入 2015年11月20日 サンワ
価格 1300円
久しぶりにキャンティです。イタリアで定番のDOCGワインだそうです。早速開けてみるといかにもキャンティらしい透明感のある色合い。香りはラズベリーに、少しだけ樽の感じもある気がします。飲み口は軽めで、トゲのないスッキリした酸味をかなり感じます。これまで飲んだキャンティの中では飲みやすい方でした。パスタやピザと一緒にスイスイ飲むにはこんなワインがぴったりかもしれません。

Gran Sasso Montepulciano d’Abruzzo 2014

グラン・サッソ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2014

評価 5 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 アブルッツォAbruzzo
造り手 グラン・サッソGran Sasso
種別
品種 モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2014年
購入 2015年11月10日 ビックカメラ
価格 1100円
久しぶりにビックカメラのワイン売り場を見ていて、ふと目に留まった一本です。どこかで聞いた名前なのと、最近ご無沙汰のモンテプルチアーノ・ダブルッツォということで購入してみました。開けてみるとまず感じるのは、強くて甘い洋菓子のような香りバニラ系の樽香とフルーティな赤黒の果実の香りが混じるとたぶんこんな感じになるんでしょう。価格の割りにすごくいいように思います。飲んでみるとボディはしっかり。酸味はやや強めで、渋味も舌に軽く残ります。香りの印象ほど甘口ではありませんが、バランスがとてもいいのですごく飲みやすいです。余韻は説明ほど長くはありませんし、ちょっと地味な感じですが、これはこれでスッキリしていいのかもしれません。深みとか面白さが少し欠ける気はしますが、全体的には納得の一本だと思います。ちなみに後で確認すると漫画『神の雫』登場のワインだそうです。さすがのコスパでした。

J.Moreau & Fils Rouge

J.モロー・エ・フィス・ルージュ

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 J.モロー・エ・フィスJ.Moreau & Fils
種別
品種 グルナッシュGrenache
シラーSyrah
カリニャンCarignan ほか
年度
購入 2015年6月4日 みやざわ
価格 750円
1814年に設立されたシャブリの名門が、ラングドック地区で作った赤ワインだそうです。ビンテージは特にないようで、太いなで肩のボトルを使用しています。早速開けてみたところ、色は濃く、香りは強め。なんだか葡萄そのもののような若々しい感じがします。飲むと明るい印象の酸味が強く主張してきて、その後からフレッシュな果実味も感じます。しばらく飲んでいるとボージョレに似た味に思えてきました。ラングドックらしい華やかで元気のあるワインでしたが、濃い味付けの料理にはこんなワインも良さそうです。

Santiago Cabernet Sauvignon NV

サンティアゴ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ノン・ヴィンテージ

評価 3 コスパ度 4
生産国 チリChile
地区 クリコ・ヴァレーCurico Valley
造り手 ヴィーニャ・レキングアVina Requingua
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度
購入 2015年4月10日 ダイエー
価格 450円
ダイエーで「一番売れている」とされていたワンコインのチリワインです。単に安いから売れているのかどうかは分かりませんが、チリのワインも久しぶりなので試しに買ってみました。開けたては結構飲みやすい感じかと思ったのですが、時間が経つとしっかりめの甘味や酸味、それにプラムや野草などが混じりあったような香りがしてきます。ボディは重めで、滑らかさや余韻もそこそこありますが、全体的に酸っぱい印象のワインでした。ただ、濃い味付けの料理と合わせるとそれほど気にならなくなります。チリでよくある感じの造りなので、好みならお値打ちワインと言えそうです。

Château De L’eglise 2012

シャトー・ド・レグリーズ 2012

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・ド・レグリーズChâteau De L’eglise
種別
品種 カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 50%
メルローMerlot 40%
カベルネ・フランCabernet Franc 10%
年度 2012年
購入 2014年12月21日 カクヤス
価格 1200円
田町で刀削麺を食べた帰りに、道すがらカクヤスで買ったボルドーワインです。日本のワインの専門家が1000~3500円のボルドーワイン500本を100本にまで厳選した、”バリューボルドー”というリストに載っているというのが決め手でした。ちなみにシャトー・レグリーズ・クリネという高級ワインがあるそうですが、それとは別物になります。翌日早速開けてみましたが、少しチョコ系の樽香を感じるものの、香りの方は今一つ。どちらかといえば黒い果実系でしょうか。味の方はかなり軽く、発酵食品っぽい酸味がやや残ります。トゲトゲはしていませんが、渋さや酸味が結構あるので好みは分かれる気がします。個人的にも平均的な印象のワインでした。

Château Les Tonnelles 2011

シャトー・レ・トネル 2011

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 フロンサックFronsac
造り手 シャトー・レ・トネルChâteau Les Tonnelles
種別
品種 メルローMerlot 85%
カベルネ・フランCabernet Franc 10%
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 5%
年度 2011年
購入 2014年12月19日 焼酎オーソリティ
価格 980円
ハズレの少ない焼酎オーソリティの980円ワインシリーズです。店内はクリスマスのシャンパン需要で珍しく混み合っていましたが、先月のボジョレー解禁に続きイベントを利用して上手く稼ぐあたりワイン業界もさすがです。自分はというと最近はフランスの安旨ワイン探しに凝っているので、今回はボルドーはフロンサックのワインを買ってみました。右岸のメルローワインということでちょっと期待して買ってみましたが、結論でいうと少し好みからは外れたワインでした。香りはあまり特徴を感じませんでしたし、味とともに少し酸味の強いプラムを潰したような、全体像としてはそんな感じのワインでした。個人的にはクセのあるつまみとちびちび飲むのが良さそうに思います。

Concha y Toro Sunrise Merlot 2013

コンチャ・イ・トロ・サンライズ・メルロー 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 コンチャ・イ・トロConcha y Toro
種別
品種 メルローMerlot 85%
カルメネールCarmenere 15%
年度 2013年
購入 2014年10月8日 ドン・キホーテ
価格 800円
チリの名門コンチャ・イ・トロによるサンライズシリーズのメルローです。いろいろな場所で見かけていたので、人気の高いワインかもと考え試しに買ってみました。結論から言えば香りと味に濃い酸味を感じてしまい、いまいち好きにはなれませんでした。イメージとしては古い梅干しのような、眉間にしわが寄るような種類の酸っぱさです。一日置くとだいぶ良くはなりましたが、減ったとはいえそのニュアンスは残っていて、爽やか系でない強めの酸味は苦手だなと再確認です。コンチャ・イ・トロは他にもラインナップを豊富に持っていますので、次回はまた違うものを試してみたいと思います。