「フランス」カテゴリーアーカイブ

Château Cazeau 2012

シャトー・カゾー 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・カゾーChâteau Cazeau
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2012年
購入 2015年6月2日 コスモス
価格 980円
近所のドラッグストアで買ってきたボルドーワインです。パリ農業コンクールの金賞メダルがついていたので、外れはないかな?と選んでみました。エチケット的にはしっかり重そうですが、ボディはミディアム程度。若干ドライで、深みはそこまでないものの、バランスは悪くなかったと思います。それにボルドーのワインはいつも余韻に特徴を感じますが、これは何というのでしょうか。おそらくよく杉の香りといわれるものだと思いますが、それがハッキリと出ている気がします。あと、軽めにバニラ系の樽香も。同じ価格帯でもっと好きなボルドーワインはありますが、これもボルドー感を楽しむには良さそうな一本だと思いました。

J.Moreau & Fils Rouge

J.モロー・エ・フィス・ルージュ

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 J.モロー・エ・フィスJ.Moreau & Fils
種別
品種 グルナッシュGrenache
シラーSyrah
カリニャンCarignan ほか
年度
購入 2015年6月4日 みやざわ
価格 750円
1814年に設立されたシャブリの名門が、ラングドック地区で作った赤ワインだそうです。ビンテージは特にないようで、太いなで肩のボトルを使用しています。早速開けてみたところ、色は濃く、香りは強め。なんだか葡萄そのもののような若々しい感じがします。飲むと明るい印象の酸味が強く主張してきて、その後からフレッシュな果実味も感じます。しばらく飲んでいるとボージョレに似た味に思えてきました。ラングドックらしい華やかで元気のあるワインでしたが、濃い味付けの料理にはこんなワインも良さそうです。

Ginestet Bordeaux Rouge 2012

ジネステ・ボルドー・ルージュ 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 ジネステGinestet
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2012年
購入 2015年5月03日 ダイレックス
価格 900円
このくらいの価格のメルローを探していて、近所のドラッグストアで買ってきた一本です。焼酎オーソリティで以前よく買っていた980円シリーズのボルドーワインと似たような価格やエチケットですが、実際に開けてみたところやはり同じような印象のワインでした。定番といってもよさそうな黒い果実の香り。やや辛口のミディアムボディに優しい酸味が乗っていて、余韻で感じるハーブのような上品さが、いかにもフランスの安旨ボルドーといった感じでした。凝縮感だとか個性だとかいえば少々物足りないかもしれませんが、価格比の美味しさという意味では十分納得できる一本だと思います。

Mommessin Merlot Palet d’Or 2013

モメサン・メルロー・パレ・ドール 2013

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLangdoc
造り手 モメサンMommessin
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年4月16日 マルキョウ
価格 800円
連れが英国王室御用達というラベルを見て気になっていたので買ってきたワインです。正確には御用達となったのは2003年のビンテージだそうですが、造り手のモメサンはブルゴーニュにグラン・クリュを保有しているそうなので、いずれにせよ安価な割にバックグラウンドのしっかりしたワインのようです。その日のうちに早速開けてみましたが、香りはかなりフルーティで、そこに少しチョコ系の静かな樽香も混じります。その加減がしつこくなくて良い感じです。しかしスワリングすると、一転して酸っぱいプラム系の香りが出現。その辺は意外性があって楽しいですね。飲んでみると、メルローらしからぬ軽やかさ。そしてラングドックらしからぬまろやかさが印象的。バランスが良く飲みやすいですし、かといって薄くもありません。ちょっと甘めの評価かもしれませんが、価格も安いですし、ミディアムボディの中では断然おすすめの安旨ワインと言っていいと思います。

Château Haut Branda 2013

シャトー・オー・ブランダ 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・オー・ブランダChâteau Haut Branda
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年3月30日 焼酎オーソリティ
価格 880円
新入荷した焼酎オーソリティ980円シリーズのうちの一本です。しょっちゅう寄るので売り場の方にもいよいよ覚えられてしまいましたが、3月末までさらに10%OFFということで、ついまた買ってしまいました。久しぶりにメルロー100%ということでしっかりめを期待した一本でしたが、開けてみると色は明るいルビーレッド。おや?と思いつつ香りを確認すると、どちらかといえば赤い果実系の香りでしょうか。少し南国のフルーツっぽい気もします。口をつけてみるとボディはミディアム程度、酸味も甘みもほど良くバランスはいいと思いますが、余韻も含めて思ったよりちょっと軽めでした。後味にはなんだかボジョレーっぽいような果実味も出てきて、本当に思いのほかフレッシュな印象です。とてもメルローらしくないワインでしたが、それもまたワインの面白さかもしれません。

Château Picheron 2013

シャトー・ピシェロン 2013

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・ピシェロンChâteau Picheron
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2013年
購入 2015年3月26日 焼酎オーソリティ
価格 880円
前回の一本と一緒に買って来たボルドーワインです。造り手は有名なサンテミリオンからわずか8マイルの距離にある家族経営のシャトーだそうで、ちょっと期待も高まります。早速開けてみたところ、まずは落ち着いた黒い果実の香り。樽や熟成の感じはありませんが、凝縮感が強そうです。色も濃い紫色で、味はプラムのような酸味が乗ったミディアム~フルボディ。やや辛口で、余韻はそこそこ。意外性はあまりなく、ベーシックな感じのボルドーワインです。個人的には一晩置いてからの方が何だかまろやかに感じられて美味しく飲めました。作りのしっかり感はありますので決して悪いワインではないのでしょうが、リピートというところまではなさそうです。

Château Saint-Paulin 2013

シャトー・サン・ポーラン 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・サン・ポーランChâteau Saint-Paulin
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2013年
購入 2015年3月26日 焼酎オーソリティ
価格 880円
打ち止めと思われた焼酎オーソリティの980円シリーズですが、本日立ち寄ってみるとなんとタイムリーに新商品が入荷。しかも月末まで10%OFFということで、これは買わざるを得ないと入手してきたワインです。まだレビューさえ書かかれていない状態だったので完全にエチケット買いだったのですが、早速開けてみると色は比較的明るめ。そして上品なハーブのような香りがします。樽の感じはなく、スワリングすると赤いベリー系果実の香りも。この辺の香りは結構自分の好みでした。味の方は軽い飲み口でバランスは良いです。酸味も渋味も控えめで、アルコール感もあまりありません。余韻もサッパリとしていて、スイスイ飲める感じです。度数も12.5度と低めなので、ライトなワインが好きな方には良さそうな一本でした。

Flaman Rouge NV

フラマン・ルージュ・ノン・ヴィンテージ

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 UCCOAR社UCCOAR
種別
品種 グルナッシュGrenache
サンソーCinsault
カリニャンCarignan
年度
購入 2015年3月21日 西友
価格 500円
身内が買ってきてくれたお値打ちなフランスワインです。ノンビンテージで、品種の記載もないためどうかなと思いましたが、開けてみると意外としっかりしたフローラルな香りがします。色も明るいルビーレッドをしていて、なんだかとても瑞々しい印象です。飲んでみると廉価な南仏ワインによくあるトゲトゲしさはなく、やや辛口でフレッシュな果実味とライトな酸味が目立っています。後味にはちょっと野草っぽさも。凝縮感はあまりなく全体的に軽いのですが、渋かったり重かったりするワインが苦手な方には良さそうです。好みさえ合えば十分に活躍してくれそうなワンコインワインでした。

Château Pasquet 2012

シャトー・パスケ 2012

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・パスケChâteau Pasquet
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2012年
購入 2015年3月19日 焼酎オーソリティ
価格 980円
2013年ボルドーコンクールで金賞受賞の焼酎オーソリティ980円シリーズです。このシリーズも飲んでいないワインが他に見当たらなくなりましたので、そろそろ次回の入荷までは打ち止めになりそうです。買って帰り開けてみると、まずは赤いベリー系の果実の香りが印象的。それに微かに煙草っぽい樽香も感じます。飲み口はまろやかで、少しだけ酸味が目立つ感じ。スモーク系の樽香が結構ついていて、果実味だとか余韻も平均点以上かなと思います。落ち着いた感じの赤い果実系ワインですので、好みならお値段以上の一本でしょう。

Ile La Forge Cabernet Sauvignon 2013

イル・ラ・フォルジュ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 ドメーヌ・ポール・マスLes Domaines Paul Mas
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2013年
購入 2015年3月18日 ビックカメラ
価格 1300円
以前このシリーズのメルローを飲んで良かったので、久しぶりに買ってみたそのカベルネSバージョンです。相変わらず他のワインよりかなり多く仕入れられているあたり、今でもビックカメラのイチオシのようです。買って早速開けてみると、まずはやや燻製の感じが混じった黒い果実系の香りがします。飲み口は重めで、程よい酸味に加えて果実味もしっかりしていますが、同時に強くスモーキーな樽香がついています。アメリカンオーク樽で10ヶ月熟成しているためでしょうが、それが少々しつこい気もしました。ただ、バランスに不満を感じるほどでもありません。また、ラングドックっぽいトゲトゲしさもありませんので、メルロー版のときのような驚きこそありませんでしたが、さすが価格以上の旨さのお買い得ワインだと思います。

Mouton Cadet Rouge 2012

ムートン・カデ・ルージュ 2012

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 バロン・フィリップ・ド・ロートシルトBarons de Philippe Rothschild
種別
品種 メルローMerlot 65%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 20%
カベルネ・フランCabernet Franc 15%
年度 2012年
購入 2015年3月07日 サミット
価格 1300円
ボルドーの5大シャトーの一角、シャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ド・ロートシルトが、カジュアルな普及版として造っているシリーズです。普及版といってもその歴史は1930年にまで遡るらしく、有名なカンヌ国際映画祭のオフィシャルワインにも採用されているそうです。カデの中にもクラシックやレゼルヴといったクラス分けがあるようですが、こちらはもっとも一般的なルージュです。事前の期待は高かったのですが、夕食で開けてみたところ香りはそこそこといったところ。よくある感じの黒い果実の香りがしています。味の方はそれなりに豊かさや余韻はあるものの、これまたよくある感じのややプラムっぽい酸味がベースのミディアム~フルボディで、バランスを崩すような極端さこそないものの、なんだか特筆すべき面白さも感じませんでした。悪くはないのですが次回はクラスを上げて試してみたい気もします。

Alain Brumont Rouge 2013

アラン・ブリュモン・ルージュ 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ガスコーニュGascogne
造り手 ドメーヌ・アラン・ブリュモンDomaine Alain Brumont
種別
品種 タナTannat 50%
メルローMerlot 50%
年度 2013年
購入 2015年3月11日 サンワ
価格 1300円
身内が買ってきてくれたフランス南西部というあまり飲んだ事のない場所のワインです。このガスコーニュ地方のワインはかつてはあまり見向きされない田舎のワインという位置付けだったそうですが、醸造技術の進歩によって最近ではフランスのレストランなら一本は置いているというほど地位が向上してきているのだそうです。その地元の品種であるタナというのは今回が初めてになります。早速開けてみましたところ、香りの方は悪くありませんでした。ただ、葡萄そのもののような分かりやすい感じの香りです。口をつけてみると飲み口は結構軽め。発酵の度合いが強いのか甘みは少なく、度数は14度と高めになっています。酸味や渋味が目立つ感じで、余韻はやや弱めです。辛口ですがなんだかボジョレーのような後味もして、好みは分かれそうかなという気はします。トゲトゲしさはありませんので、甘いのが苦手な方や品種の開拓をしたい方には良さそうです。

Château Portillon 2011

シャトー・ポルティリョン 2011

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・ポルティリョンChâteau Portillon
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
プティ・ヴェルドPetit Verdot
年度 2011年
購入 2015年3月06日 焼酎オーソリティ
価格 980円
毎度おなじみ焼酎オーソリティの980円シリーズです。最近の入荷分についてはどうやらほとんど飲み尽くしてしまったらしく、選択肢のない中で残ったのがこのワインでした。少々味気ないエチケットでしたが、開けてみると花のような芳香に甘酸っぱさの混じったような、なかなかいい香りがします。色は濃く、ボディはしっかりめ。バランスが良くて凝縮感が結構あります。驚きだとか大きな特徴はあまりないのですが、すべてのチェックポイントでキッチリ平均点より少し上を取ってくるような、失敗のない一本という印象でした。