「1000円~1500円」カテゴリーアーカイブ

Hays des Hauts Jardins Grenache Vieilles Vignes 2012

エ・デ・ゾー・ジャルダン・グルナッシュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLaunguedoc
造り手 レ・セリエ・ド・エオレLe Cellier d’Eole
種別
品種 グルナッシュGrenache
年度 2012年
購入 2014年8月11日 サンワ
価格 1100円
引っ越し後の一本目です。場所が変わり品も変わり、飲んでみたいワインを近所で色々と見つけましたが、とりあえず金ラベルに惹かれたこの一本から始めてみました。ベルリンのコンクールで2013年に金賞受賞とのことです。ペイドックのグルナッシュの古木を使ったワインですが、この地区は低価格のV.V.がとても多いですね。まずはコルクを抜いてみると、ほのかにチョコの匂いがします。これはグラスに注いでからも同様で、そこにハーゲンダッツような濃厚なバニラの香りが重なってきました。いずれも樽由来の香りなのでしょうが、燻したようなスモーキーな感じを全く与えないのが非常に新鮮でした。スワリングでは赤い果実の香りが出てきます。飲み口は水のようにライト。アルコール分の刺激はなく、甘みも弱めです。どちらかといえば酸味と渋味が軽く立った飲みやすい味でした。

Mercian Omori Wine Riesling

メルシャン・大森ワイン・リースリング

評価 4 コスパ度 4
生産国 日本Japan
地区 秋田県横手市Akita Yokote
造り手 メルシャンMercian
種別
品種 リースリングRiesling
年度
購入 2014年7月26日 秋田ふるさと村
価格 1300円
秋田県の横手市に行った際に、地元産のワインということで買ってみた一本です。初めてのリースリングですが、環境によって味の変化が大きいので難しい品種だそうです。よく冷やして開けてみましたが、香りは爽やかというよりも甘くてトロッと濃い感じ。これが蜂蜜のような、という事なんだと思います。味の方はかなりフルーティで、少し酸味が乗っています。度数も10.5度とあまり強くありませんし、上品なパイナップルジュースを飲んでいるような感じでした。ドイツのリースリングを飲んだことがないので比較では何も言えないのですが、しっかりとした良い白ワインだと思います。2日目以降は甘みが少し落ちたような気がしますが、かえってバランスが取れ、爽やかさやキレ味が際立ってきて美味しかったです。

Takeda Winery Zao Star Blanc

タケダワイナリー・蔵王スターワイン白・甘口

評価 3 コスパ度 3
生産国 日本Japan
地区 山形県上山市Yamagata Kaminoyama
造り手 タケダワイナリーTakeda Winery
種別
品種 デラウェアDelaware
年度 2013年
購入 2014年5月31日 タケダワイナリー
価格 1300円
山形に行った際に醸造元のタケダワイナリーさんにお邪魔して買ってみた一本です。連れも飲める甘口のワインということでこちらとアイスワインを薦めていただきました。とてもフルーティでデザートのような感じで飲めてしまいます。その分、ドライさやミネラル感にはやや欠けますが、香りもしっかりしていましたし、デラウェアといっても十分に美味しいワインでした。またそのうちぜひシャルドネのラインナップも飲んでみたいと思います。ワイナリーの見学では、素人相手にもかかわらず丁寧な説明をしていただき、なんだか思い入れのある一本になりました。

Château Mousseyron 2010

シャトー・ムーセロン 2010

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・ムーセロンChateau Mousseyron
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・フランCabernet Franc
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2010年
購入 2014年6月19日 やまや
価格 1300円
メルロー中心のボルドーのワインです。18か月間タンクで熟成しており、2009年にはボルドーのコンクール、2013年にはマコンコンクールで金賞受賞とのことです。飲んでから日が空いていますので思い出しながらなのですが、香りは果実感がありつつも、穏やかでどこか曖昧な印象。少し渋めの味で掴みどころが難しかったのですが、連れは昔食べた露店のカットケーキを思い出すといって喜んでいました。少し冷やしめで飲むと美味しかったです。個人的な好みでやや評価は低めですが、ミニ・モンペラのような感じで好きな人は好きじゃないかな?といった気がしました。メルローはまだまだ研究が要りそうです。

Sola Fred Celler El Masroig 2012

ソラ・フレッド・セリェル・エル・マスロッチ 2012

評価 3 コスパ度 3
生産国 スペインSpain
地区 カタルーニャCatalonia
造り手 セリェル・エル・マスロッチCeller El Masroig
種別
品種 カリニェナCariñena
ガルナッチャGarnacha
年度 2012年
購入 2014年7月22日 カルディ
価格 1100円
このビンテージがスペインの専門誌で五つ星を獲ったという一本。カタルーニャ地方のモンサンというのは話題の産地らしいです。ちなみに品種のカリニェナはカリニャン、ガルナッチャはグルナッシュと同一種です。早速グラスに注ぐとまず目を引くのはその透明感。そして奥ゆかしく控えめな甘いベリーの香りがしてきます。スーッとした軽いミントの感じは説明通りでした。味の方はというと、甘さがかなり控えめ。アルコールや酸味の刺激もなく、渋味とスッキリした後味が印象的です。飲みやすくもサバサバとした大人なワインといったところでしょうか。

La Croisade Reserve Carignan Vieilles Vignes 2012

ラ・クロワザード・レゼルヴ・カリニャン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLangdoc
造り手 ラ・クロワザードLa Croisade
種別
品種 カリニャンCarignan
年度 2012年
購入 2014年7月19日 ジュピターコーヒー
価格 1100円(10%OFF)
シュヴァリエ・ド・カイユスが正解だったので買ってみた同価格帯のヴィエイユ・ヴィーニュです。品種は樹齢40年以上の古木から収穫したカリニャン100%。カリニャンは通常安価なテーブルワイン向けだそうですが、古木からは良いワインができるとのことです。開けてみると香りは穏やかなベリー系。オーク樽熟成だそうですが、バニラ香はそれほど感じません。度数は12.5度と控えめで、甘みも少ないです。どちらかといえば酸味の方が目立ち、ほどよくスパイシーです。ただ、全体的には線の細い印象のワインでした。香りは単純ではないですし、バランスも悪くないと思いますが、個人的にはとりわけ強い魅力を感じるということはありませんでした。

Botter Carlo Rampoldi Copertino Riserva 2008

ボッター・カルロ・ランポルディ・コペルチーノ・リゼルヴァ 2008

評価 4 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 プーリアPuglia
造り手 ボッター・カルロBotter Carlo
種別
品種 ネグロ・アマーロNegro Amaro
マルヴァージアMalvasia
モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2008年
購入 2014年7月12日 ジュピターコーヒー
価格 1250円
駅ビルの駐車券をつけるためという不純な動機で買ってきた一本です。前情報は特になかったのですが、この価格でオーク樽熟成2年という点に惹かれて試してみました。ビンテージも2008年とこれまで飲んだ中では最も古いです。翌日開けてみましたが、やはり最初に強く感じるのは樽香です。くすんだスモーキーな香り。そのニュアンスは味の方からもしっかりと感じます。甘すぎずタンニンは柔らかくて、アルコールや酸味の刺激も強くありません。それなりに月日を経ているからか、バランスが良くまろやかでとても飲みやすいです。総合的にはスモール・カサーレ・ヴェッキオという感じで、とてもコスパの高い掘り出し物のワインでした。ちなみにベルリン・ワイン・トロフィー2011で金賞を受賞しているそうです。

Manoir Grignon Chardonnay 2013

マノワール・グリニョン・シャルドネ 2013

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 マノワール・グリニョンManoir Grignon
種別
品種 シャルドネChardonnay
年度 2013年
購入 2014年6月26日 カルディ
価格 1200円
白ワインはほとんど飲んだことがなかったので、まずは最高の白葡萄ともいわれるシャルドネから試そうと考えて買った一本です。とはいえ予算は限られているので、お値打ちだというラングドックのワインになりました。色は濃いめのイエロー。パイナップルとバニラの混じったような控えめな香りが第一印象でした。甘いのかなと思いましたが、飲んでみると意外とドライ。端正で付き合いやすそうですが、面白味という点では少し物足りないような気もしました。

Jacob’s Creek Shiraz Cabernet 2011

ジェイコブズ・クリーク・シラーズ・カベルネ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 オーストラリアAustralia
地区 バロッサバレーBarossa Valley
造り手 オーランド ワインOrland Wines
種別
品種 シラーズShiraz
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2011年
購入 2014年6月7日 やまや
価格 1,000円
どこでも買えるワインという印象のジェイコブズ・クリークですが、それは一貫した品質の良さで世界中から愛されている証拠でもあります。今回はオーストラリアで最も評価が定着しているというシラー種を買ってみました。コルクではなくキャップですが、まず開けた段階からすぐに香りがしました。安いワインではあまりこれがありません。色はやや橙がかっていて、瑞々しく甘酸っぱいベリーの香りが第一印象。口に含むとスパイスとバニラの香りもしてきます。これで1000円ならばコスパはかなり高そうです。

Woodbridge by Robert Mondavi Pinot Noir 2011

ロバート・モンダヴィ・ウッドブリッジ・ピノ・ノワール 2011

評価 3 コスパ度 3
生産国 アメリカUnited States
地区 カリフォルニアCalifornia
造り手 ロバート・モンダヴィRobert Mondavi
種別
品種 ピノ・ノワールPinot Noir
年度 2011年
購入 2014年6月18日 やまや
価格 1,300円
アメリカワインの父だというロバート・モンダヴィの名前を見て購入。ナパ・ヴァレーのヘリテージ・コレクションが気になっていましたが、なかったのでお値打ちだったこのウッドブリッジに。ピノ・ノワールはフランスのものさえほとんど飲んでいないので比較は何もできないですが、曖昧で少しくすんだ芳香と味わい。ふとタバコのような香りを感じることも。総合的にはそれほど好みではありませんでした。やはりもう少し出してナパ・ヴァレーのシリーズを飲んだ方がいいのかもしれません。

Santa Duc Heritage 2012

サンタ・デュック・エリタージュ 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ローヌRhône
造り手 サンタ・デュックSanta Duc
種別
品種 グルナッシュGrenache
年度 2012年
購入 2014年6月3日 カルディ
価格 1,100円
ローヌはお値打ちなワインが多い印象ですが、その中でも安旨ワインとして評判のエリタージュ。覚えたてのタイミングにちょうどカルディで発見したので購入してみました。華やかな甘酸っぱい赤い果実の香り。これが一番の魅力でしょうか。それにスッとするハーブの感じも。味は何かが突出する訳でもなくバランスが取れていて、スイスイと飲めてしまう感じです。衝撃的というほどでもありませんでしたが、価格を考えれば普段飲みにちょうど良さそうです。

Viu Manent Gran Reserva Carmenere 2011

ヴュー・マネント・グラン・レゼルヴァ・カルメネール 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 チリChile
地区 コルチャグア・ヴァレーColchagua Valley
造り手 ヴュー・マネントViu Manent
種別
品種 カルメネールCarmenere
年度 2011年
購入 2014年7月5日 イオン
価格 1,300円
ネットで見かけて飲んでみたかったワインですが、先日イオンで発見したので購入! この価格なのに木樽で10ヶ月以上熟成しているらしく、最初は黒い果実の香りですが、少し経つと木の皮のような香りが混じってきます。ただ、経験不足?なのか”モカやチョコのニュアンス”というのは分かりませんでした。色はややオレンジ。アルコール度数は14度あり、渋みが残る辛口な味わいです。樽の感じは数日後にはあまり分からなくなりましたが、果実味の方はしっかりと保っていました。手頃な値段なので、自分のように「樽香って何?」という方は気軽に試してみてはいかがでしょうか?