「購入店」カテゴリーアーカイブ

Château Capville 2012

シャトー・キャプヴィル 2012

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・キャプヴィルChâteau Capville
種別
品種 メルローMerlot
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
マルベックMalbec
年度 2012年
購入 2014年10月30日 OKマート
価格 800円
格安スーパーのOKマートで購入したボルドーワインです。造り手は仏ボルドーのブライ地区で約200年続くシャトーで、品種はメルロー主体のブレンド。2013年にリヨンのコンクールと、ボーヌの女性審査員によるコンクールで金賞を受賞しています。開けてグラスに注いでみると、ボルドーワインのわりに明るい色をしていて、少し澱が見られます。香りは赤い果実とハーブのような植物っぽさ。こういう香りを甘草っていうんでしょうか? 味の方は中~重口とあり、少しアルコール感とタンニンが舌に残る感じはありますが、雑味なく飲みやすい方だと思います。ボルドーの中では比較的軽やかな印象なので、女性に人気なのも分かる気がします。個人的には複雑さや厚みの点で、前回のシャトー・ブランシェの方が好みですが、価格からしても十分に楽しめる一本だと思います。

Château Blanchet 2010

シャトー・ブランシェ 2010

評価 4 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・ブランシェChâteau Blanchet
種別
品種 メルローMerlot
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2010年
購入 2014年10月24日 焼酎オーソリティ
価格 980円(SALE)
前回のウニコ・ロッソ・モリーゼと一緒に買った久しぶりのボルドーワインです。『今月のオススメ』として4割OFFで購入しましたが、ポップにあった通りなかなかの掘り出し物でした。開けてみると複雑にミックスされたハーブと、赤い果実で作ったジャムのような落ち着いた香りがします。それに一瞬、アーモンドのような印象も。ボルドーということでしっかりしたフルボディを想像していましたが、色も味も軽やかで後味はスッキリ。薬草っぽいのですが、トータルで見て嫌みなく爽やかに仕上がっているので気に入りました。さすが本家フランスは上品に作るな、といった感じです。ちなみにBordeaux Superierとあるのはボルドーの厳格な規制をクリアした証で、家飲みワインに最適なんだそうです。

Unico Rosso Molise Riserva 2009

ウニコ・ロッソ・モリーゼ・リゼルヴァ 2009

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 ヴェネトVeneto
造り手 カーサ・ヴィニコラ・ボッターCasa Vinicola Botter
種別
品種 モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2009年
購入 2014年10月27日 焼酎オーソリティ
価格 980円(SALE)
焼酎オーソリティで『今月のオススメ』として3割引きになっていたワインです。モンテプルチアーノであれば外れが少なそうなので試してみました。ただ、今回は定番のアブルッツォ州のものではなく、ヴェネト州のヴェネツィア郊外にある造り手のワインです。早速当日開けてみると、リゼルヴァの名の通り香りも味も久しぶりにかなりスモーキー。燻した感がかなり強いのですが、ボディ自体は重過ぎずといった感じなのでわりにスイスイと飲めました。クセが少なくて価格も手ごろなので、樽感を気軽に楽しむにはもってこいかもしれません。スモーク系や濃い味付けのつまみとは相性が良さそうです。ただ、3~4日で香りもスモーク感も一気に落ちましたので、早めに飲み切った方がいいかもしれません。

Los Molinos Tempranillo Garnacha

ロス・モリーノス・テンプラニーリョ・ガルナッチャ

評価 3 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 カスティーリャCastilla
造り手 バルデペーニャスValdepeñas
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
ガルナッチャGarnacha
年度
購入 2014年10月24日 セブンイレブン
価格 500円
夜食の砂肝に合わせて夜中にコンビニで買って来たワンコインワインです。特に情報もなく買いましたが、意外と”お値段以上”という印象を受けました。開けたては少し渋くてクセのある感じもしましたが、飲み口はライトで度数もやや低めの12.5度。トゲトゲしたところがなく果実感もそこそこあるので、ワインが得意でないという人にもとっつきやすそうです。ワイン単体で楽しむにはちょっと薄い感じですが、料理と合わせれば幅広く活躍してくれそうです。

Jorio Montepulciano d’Abruzzo 2011

ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 アブルッツォAbruzzo
造り手 ウマニ・ロンキUmani Ronchi
種別
品種 モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2011年
購入 2014年10月20日 ビックカメラ
価格 1800円
ヨーリオは昔から安旨として定評のあるイタリアのデイリーワインだそうです。ウマニ・ロンキ社の所有する単一畑から収穫されたモンテプルチアーノ種のみを使用し、スロベニアンオーク樽で約1年も熟成をかけたこだわりのワインということでしたが、実際に飲んでみたところ、確かに品種の良さがストレートに感じられるいいワインでした。モンテプルチアーノらしく紫がかった深い色合い。香りは黒い果実のベースにスッとするミントの印象が混じります。そして落ち着いたチョコ系の樽香も少し。味の方はというと、凝縮感がしっかりあってバランスが良いです。アルコール感が強いのでグラス一杯でも酔いが回った気分になりますが、まったくトゲトゲしていないので、長い余韻とともにむしろ豊かで芳醇な印象を与えます。期待が高かった分、それを超えるというところまでの感動はありませんでしたが、ひねたところのない好きなタイプの一本でした。

Feudo Arancio Sangiovese 2011

フェウド・アランチョ・サンジョヴェーゼ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 シチリアSicilia
造り手 フェウド・アランチョFeudo Arancio
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
年度 2011
購入 2014年10月18日 ビックカメラ
価格 1200円
ハーヴェストホテル箱根の夕食でグラスワインとして供されていたワインです。結構お値打ちだったので先日買って家飲みをしてみました。ステンレスタンク7割、オーク樽3割で6か月熟成しているそうです。そのためかベースとなる黒い果実の香りの中に、穏やかなバニラまたはチョコの香りをふと感じます。酸味が控えめで、バランスが良くまろやかなのはメルローっぽいですが、全体的な厚みに少し物足りなさも。ただ飲みやすくて余韻もきちんとあり、食事の邪魔をしないワインなので、欠点が少なくコスパの高い一本だと思います。

Spirit of Nature Cuvée Olivier Azan 2012

スピリット・オブ・ネイチャー・キュヴェ・オリヴィエ・アザン 2012

評価 4 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 プティ・ルビーPetit Roubié
種別
品種 メルローMerlot
カリニャンCarignan
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2012年
購入 2014年10月12日 イケア
価格 950円
港北のIKEAに行った際に食品コーナーで買ってみた初めてのビオワインです。IKEAが北欧発の家具ショップということで、ワインのセレクトもこだわりがあるのではと期待してみました。ただ、産地は北欧ではなく南仏ペイデローです。まずは開栓して少し飲んでみましたが、重くはなく明るい感じの果実味がしっかり。そして土というのか、むしろ鉄っぽい味をふとした瞬間に感じます。これがビオのチカラ?でしょうか。美味しいかどうかは別として面白い味でした。翌日にはその辺がだいぶこなれて、程よい甘さと程よい重さが心地良かったです。飲みやすくて健康にも良さそうなので、普段の飲みにオススメの一本です。

Concha y Toro Sunrise Merlot 2013

コンチャ・イ・トロ・サンライズ・メルロー 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 コンチャ・イ・トロConcha y Toro
種別
品種 メルローMerlot 85%
カルメネールCarmenere 15%
年度 2013年
購入 2014年10月8日 ドン・キホーテ
価格 800円
チリの名門コンチャ・イ・トロによるサンライズシリーズのメルローです。いろいろな場所で見かけていたので、人気の高いワインかもと考え試しに買ってみました。結論から言えば香りと味に濃い酸味を感じてしまい、いまいち好きにはなれませんでした。イメージとしては古い梅干しのような、眉間にしわが寄るような種類の酸っぱさです。一日置くとだいぶ良くはなりましたが、減ったとはいえそのニュアンスは残っていて、爽やか系でない強めの酸味は苦手だなと再確認です。コンチャ・イ・トロは他にもラインナップを豊富に持っていますので、次回はまた違うものを試してみたいと思います。

Chevalier De Caylus Syrah Vieilles Vignes 2011

シュヴァリエ・ド・カイユス・シラー・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 シュヴァリエ・ド・カイユスChevalier De Caylus
種別
品種 シラーSyrah
年度 2011年
購入 2014年7月11日 カルディ
価格 950円(SALE)
品種は何度か飲んでいるシラー種ですが、樹齢35年以上の木から収穫している初めてのヴィエイユ・ヴィーニュです。2012年のラングドック=ルーション地方のコンテストでは金賞を受賞しているそうです。価格が安いのでどうかなと半信半疑でしたが、結論からいえばとても気に入りました。色は暗紫色。今までの華やかなシラー種とはまったく違う落ち着いた濃い香り。もちろん果実味は強いのですが、ジャムのようなというのか、もっと凝縮された深い香りがします。液体の中に質感が感じられ、度数は14~16度と表示されていますが、アルコール分の刺激はほとんどありません。滑らかなタンニンと少し渋味の残るバランスのいい味です。この値段だというのが信じられない美味しいワインでした。ただし、二日目はなぜか少しキツさや渋味が目立っている印象でした。保存が少し悪かったのかもしれません。
14年10月5日に久しぶりに買ってみましたが、どうも印象がまるで違いました。連れがいうようにシャンパンのような香りが強く、なんだかホコリっぽい印象も。味は軽いわりにタンニンが強く、あまり心地よくない渋味、苦味が残ります。それに飲んだあとに頭痛も。。個体差なのか最初の頃とワインに対する感覚が変わったのかは分かりませんが、二度目は好意的に見ても評価3 コスパ3といった感じでした。平均して5/5から4/4にダウングレードしたいと思います。

Pegasus Bay Merlot Cabernet 2011

ペガサス・ベイ・メルロー・カベルネ 2011

評価 5 コスパ度 3
生産国 ニュージーランドNew Zealand
地区 ワイパラ・ヴァレーWaipara Valley
造り手 ペガサス・ベイ・ワイナリーPegasus Bay Winery
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
マルベックMalbec
年度 2011
購入 2014年09月28日 贈り物
価格 3900円
ニュージーランド旅行の土産として身内からもらいました。そのため表示は国内の参考価格です。ニュージーランドでもトップ5に入るワイナリーのワインで、価格帯も日頃飲むものよりワンランク上という事でかなり期待しての開栓になりました。香りは説明通りカシスやブラックベリーといった黒い果実が主体。フレンチオーク樽で24か月熟成されており、上品なバニラの樽香もします。爽やかな野草のような香りはいかにもニュージーランドの草原を思わせます。バランスの取れた味わいに、しっかりしたボディと液体の輝き。長く芳醇な余韻。尖った特徴はありませんが、すべてにハイレベルなオールラウンダーといった感じのフルボディワインでした。

Aldea del Marques Gran Reserva 2003

アルデア・デル・マルケス・グラン・レゼルヴァ 2003

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 カスティーリャCastilla
造り手 ボデガス・フェルナンド・カストロBodegas Fernando Castro
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2003
購入 2014年9月26日 カクヤス
価格 1200円
近所のリカーショップにぶらっと入って買ってみたワインです。価格のわりに2003年という断トツに古いビンテージなのが目を引きました。造り手は150年続く名門らしく、2012年にはベルリンのコンテストで金賞を受賞しています。フランス産3割、アメリカ産7割の木樽で24か月熟成。その後、さらにセラーで36か月寝かせているそうです。グラスに注ぐと古いワインらしくややオレンジがかった色合い。ワインというのは不思議で葡萄で作った酒なのに葡萄の香りや味をあまり感じないのですが、これは葡萄っぽさがそのまま生きているような印象を受けました。しばらくするとベリーとは少し異なるような甘い香り、そしてバニラの香りを纏います。味は辛口ですが重くはありません。嫌みのない酸味と豊かな余韻がいい感じです。10年前は何をしてたかな?なんて気軽に飲みながら昔を振り返るのも楽しい一本でした。

Bibi Graetz Casamatta Rosso

ビービー・グラーツ・カザマッタ・ロッソ

評価 5 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 トスカーナToscana
造り手 ビービー・グラーツBibi Graetz
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
年度
購入 2014年9月24日 ビックカメラ
価格 1200円
飲んだことはもちろんないのですが、スーパー・トスカーナと呼ばれる超有名ワインのひとつ、テスタマッタを造っている生産者の廉価版テーブルワインです。表記がノンビンテージなのは、2012年から味に厚みを持たせるため、複数年のワインをブレンドしているからだそうです。飲んでみて印象的なのは、まずとても香りが強いということ。凝縮感はそれほど強くなく、華やかな瑞々しい赤い果実の香りに、チョコやナッツの感じがミックスされて、洋菓子屋にいるような芳香になっています。透明感のあるボディで飲み口も軽やかですが、余韻はかなりあるので飲み応えはしっかりです。2日目はかなりバランスもよくなりすぐに飲み切ってしまいました。。普段から飲みたいお気に入りのワインです。

Viña Maipo Varietal Cabernet Sauvignon 2013

ヴィニャ・マイポ・ヴァラエタル・カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 ヴィニャ・マイポViña Maipo
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2013年
購入 2014年9月19日 サンワ
価格 750円
身内が食事に合わせて買ってきてくれた一本です。サントリーが輸入しているらしく、ポップなどでもかなりオススメされていました。グラスに注ぐとラベルにプラムとあったように、濃いめの黒い果実の香りが漂います。植物の葉や茎っぽいニュアンスも結構あるのでクセが強い感じですが、ボディもしっかりでやや刺激的なので、濃い味付けの料理とは相性良く飲めそうでした。肝心のフランスのカベルネをあまり飲んでいないのであれなのですが、この価格帯のカベルネ・ソーヴィニヨンとして十分に期待に応えてくれるワインだと思います。