「2013」カテゴリーアーカイブ

Montelago Tinto Cosecha 2013

モンテラーゴ・ティント・コセチャ 2013

評価 4 コスパ度 5
生産国 スペインSpain
地区 フミージャJumilla
造り手 J・ガルシア・カリオンJ. Garcia Carrion
種別
品種 モナストレルMonastrell
年度 2013年
購入 2015年5月30日 イオン
価格 500円
イオンでワンコインワインの赤を探すとほとんどがチリなどのライトボディになってしまいますが、こちらはミディアムボディでスペイン産。そんなところが気になって先日買ってきた一本です。品種は最近ハマっているモナストレル。その日の晩に早速開けてみたところ、香りはありがちですがそこそこ強く、若すぎず枯れすぎずといった感じのやや落ち着いたベリー系。飲んでみるとほどほどに重く、少しジャムっぽさもあるような甘酸っぱい味です。酸味にトゲがなく、アルコール感もそれほどではないので、比較的飲みやすいと思います。一言でいえば”ラズベリーワイン”といったような印象のワインでした。驚きこそありませんでしたが、格安の値段を考えると非常にお値打ちな一本と言えると思います。

Honoro Vera Monastrell Organic 2013

オノロ・ベラ・モナストレル・オーガニック 2013

評価 5 コスパ度 5
生産国 スペインSpain
地区 フミージャJumilla
造り手 ホルへ・オルドネスJorge Ordoñez
種別
品種 モナストレルMonastrell
年度 2013年
購入 2015年5月12日 プルミエ・クリュ
価格 750円
プルミエ・クリュでオススメだった一本です。グリーンの光沢がシャレているスペインワインですが、生産地のフミージャ、品種のモナストレルはいずれもこれが初めてです。度数が高く14度もありますが、この品種はそれが特徴なんだそうです。数日後の夕食に開けてみたところ、そう古いワインではないのにコルクがもろく、いつもの調子で力を入れたらポキッと折れてしまいました。。結局押し込んでゴミ取りするはめになりましたがちょっと反省です。そうこうしてようやくグラスに注ぐと、黒い果実や赤いベリー、それに花? なんだか曖昧ですが、落ち着きや力強さを感じるとても好みな香りがしました。飲んでみるとしっかりと濃厚なのに、バランスが良く口当たりはとても静か。スペイン的な甘みも感じつつ、酸味やタンニン、コクなどもゆったりと後から寄り添ってきます。それにオーガニックワインだからか後味にたまに土っぽさも。元々濃いワインが好きなこともありますが、この価格でこの出来なら確実に買いといっていい一本だと思います。

Alameda Merlot 2013

アラメダ・メルロー 2013

評価 3 コスパ度 4
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 ヴィーニャ・モランデViña Morandé
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年5月10日 マルキョウ
価格 400円
マルキョウで売り出しになっていたので買ってみたチリのワンコインワインです。さっぱりした色とデザインのエチケットが好みでしたが、開けてみると黒い果実系の香りのする色の濃いワインで、味の方は甘みがかなり強いです。それに青くささも少し感じました。なんだかジュースっぽい印象ですが、ワインはやっぱり甘い方が好きだという人には、価格も手頃ですしいいかもしれません。

Viña Albali Tempranillo 2013

ヴィニャ・アルバリ・テンプラニーリョ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 バルデペーニャスValdepeñas
造り手 フェリックス・ソリスFelix Solis
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2013年
購入 2015年4月27日 ダイエー
価格 700円
英国ではスペインワインとして消費量No.1を誇るという人気のデイリーワインだそうです。そんなことは知らずにチョリソに合うというラベル説明を見て、阿蘇のソーセージと飲みたくなり買ってみました。第一印象としては瑞々しくてすごくフレッシュ。香りもシンプルながら強くて、グラスの外まで飛び出してきます。飲み口は軽めでスキっとやや辛口。あまり雑味のない、一貫した直球なワインという印象です。味としては軽くてちょっと後味に少しアルコール感もありますが、このとっつきやすさならデイリーワインとして活躍するというのも分かる気がしました。。

Tavernello Montepulciano d’Abruzzo 2013

タヴェルネッロ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 アブルッツォAbruzzo
造り手 カヴィロCaviro
種別
品種 モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2013年
購入 2015年4月17日 ダイエー
価格 800円
黒と金のエチケットが光っていたので買ってみたモンテプルチアーノ・ダブルッツォです。この品種はカサーレ・ヴェッキオを飲んで最初に好きになった葡萄なので愛着があるのですが、その辺と比べると凝縮感が弱く、やや明るくて赤い果実ような香りがします。酸味や渋味が程よくあり、飲み口も思ったよりもライト。特に香りが凄いとか、味わいが芳醇だとか、際立った特徴はないのですが、嫌な要素も一切ない、そんな印象のワインでした。イタリアで国内販売量No.1というのは、そんな親しみやすさによるものかもしれません。個人的には平均よりはやや好みかな、といったところでした。

Corposo Folonari 2013

コルポーゾ・フォロナリ 2013

評価 4 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 シチリアSicilia
造り手 フォロナリFolonari
種別
品種 ネロ・ダーヴォラNero d’Avola
シラーSyrah
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年4月20日 ダイエー
価格 700円
直感で選んできた不思議なブレンドの格安イタリアワインです。シチリアのワインといえば、フェウド・アランチョのシリーズが結構おいしかったのでちょっと期待です。いつも通り買ってきたその日に開けてしまいましたが、最初に感じたのはメルローでよくあるような落ち着いた黒い果実系の香りでした。連れは好みだそうです。しかしスワリングするとボジョレーっぽい酸味のあるジャムのような瑞々しい香りが出てきます。味は最も印象的なのがまろやかさ。トゲがなくソフトでまったりとした舌触りがとても飲みやすいです。酸味や渋味は控えめで、やや甘みが後を引く感じ。惜しむらくは余韻が非常に弱いです。フルボディと言いながらスイスイ飲めるので、赤ワインが苦手という人にも良さそうな一本でした。

Mommessin Merlot Palet d’Or 2013

モメサン・メルロー・パレ・ドール 2013

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLangdoc
造り手 モメサンMommessin
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年4月16日 マルキョウ
価格 800円
連れが英国王室御用達というラベルを見て気になっていたので買ってきたワインです。正確には御用達となったのは2003年のビンテージだそうですが、造り手のモメサンはブルゴーニュにグラン・クリュを保有しているそうなので、いずれにせよ安価な割にバックグラウンドのしっかりしたワインのようです。その日のうちに早速開けてみましたが、香りはかなりフルーティで、そこに少しチョコ系の静かな樽香も混じります。その加減がしつこくなくて良い感じです。しかしスワリングすると、一転して酸っぱいプラム系の香りが出現。その辺は意外性があって楽しいですね。飲んでみると、メルローらしからぬ軽やかさ。そしてラングドックらしからぬまろやかさが印象的。バランスが良く飲みやすいですし、かといって薄くもありません。ちょっと甘めの評価かもしれませんが、価格も安いですし、ミディアムボディの中では断然おすすめの安旨ワインと言っていいと思います。

Château Haut Branda 2013

シャトー・オー・ブランダ 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・オー・ブランダChâteau Haut Branda
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年3月30日 焼酎オーソリティ
価格 880円
新入荷した焼酎オーソリティ980円シリーズのうちの一本です。しょっちゅう寄るので売り場の方にもいよいよ覚えられてしまいましたが、3月末までさらに10%OFFということで、ついまた買ってしまいました。久しぶりにメルロー100%ということでしっかりめを期待した一本でしたが、開けてみると色は明るいルビーレッド。おや?と思いつつ香りを確認すると、どちらかといえば赤い果実系の香りでしょうか。少し南国のフルーツっぽい気もします。口をつけてみるとボディはミディアム程度、酸味も甘みもほど良くバランスはいいと思いますが、余韻も含めて思ったよりちょっと軽めでした。後味にはなんだかボジョレーっぽいような果実味も出てきて、本当に思いのほかフレッシュな印象です。とてもメルローらしくないワインでしたが、それもまたワインの面白さかもしれません。

Château Picheron 2013

シャトー・ピシェロン 2013

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・ピシェロンChâteau Picheron
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2013年
購入 2015年3月26日 焼酎オーソリティ
価格 880円
前回の一本と一緒に買って来たボルドーワインです。造り手は有名なサンテミリオンからわずか8マイルの距離にある家族経営のシャトーだそうで、ちょっと期待も高まります。早速開けてみたところ、まずは落ち着いた黒い果実の香り。樽や熟成の感じはありませんが、凝縮感が強そうです。色も濃い紫色で、味はプラムのような酸味が乗ったミディアム~フルボディ。やや辛口で、余韻はそこそこ。意外性はあまりなく、ベーシックな感じのボルドーワインです。個人的には一晩置いてからの方が何だかまろやかに感じられて美味しく飲めました。作りのしっかり感はありますので決して悪いワインではないのでしょうが、リピートというところまではなさそうです。

Château Saint-Paulin 2013

シャトー・サン・ポーラン 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・サン・ポーランChâteau Saint-Paulin
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2013年
購入 2015年3月26日 焼酎オーソリティ
価格 880円
打ち止めと思われた焼酎オーソリティの980円シリーズですが、本日立ち寄ってみるとなんとタイムリーに新商品が入荷。しかも月末まで10%OFFということで、これは買わざるを得ないと入手してきたワインです。まだレビューさえ書かかれていない状態だったので完全にエチケット買いだったのですが、早速開けてみると色は比較的明るめ。そして上品なハーブのような香りがします。樽の感じはなく、スワリングすると赤いベリー系果実の香りも。この辺の香りは結構自分の好みでした。味の方は軽い飲み口でバランスは良いです。酸味も渋味も控えめで、アルコール感もあまりありません。余韻もサッパリとしていて、スイスイ飲める感じです。度数も12.5度と低めなので、ライトなワインが好きな方には良さそうな一本でした。

Ile La Forge Cabernet Sauvignon 2013

イル・ラ・フォルジュ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 ドメーヌ・ポール・マスLes Domaines Paul Mas
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2013年
購入 2015年3月18日 ビックカメラ
価格 1300円
以前このシリーズのメルローを飲んで良かったので、久しぶりに買ってみたそのカベルネSバージョンです。相変わらず他のワインよりかなり多く仕入れられているあたり、今でもビックカメラのイチオシのようです。買って早速開けてみると、まずはやや燻製の感じが混じった黒い果実系の香りがします。飲み口は重めで、程よい酸味に加えて果実味もしっかりしていますが、同時に強くスモーキーな樽香がついています。アメリカンオーク樽で10ヶ月熟成しているためでしょうが、それが少々しつこい気もしました。ただ、バランスに不満を感じるほどでもありません。また、ラングドックっぽいトゲトゲしさもありませんので、メルロー版のときのような驚きこそありませんでしたが、さすが価格以上の旨さのお買い得ワインだと思います。

Alain Brumont Rouge 2013

アラン・ブリュモン・ルージュ 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ガスコーニュGascogne
造り手 ドメーヌ・アラン・ブリュモンDomaine Alain Brumont
種別
品種 タナTannat 50%
メルローMerlot 50%
年度 2013年
購入 2015年3月11日 サンワ
価格 1300円
身内が買ってきてくれたフランス南西部というあまり飲んだ事のない場所のワインです。このガスコーニュ地方のワインはかつてはあまり見向きされない田舎のワインという位置付けだったそうですが、醸造技術の進歩によって最近ではフランスのレストランなら一本は置いているというほど地位が向上してきているのだそうです。その地元の品種であるタナというのは今回が初めてになります。早速開けてみましたところ、香りの方は悪くありませんでした。ただ、葡萄そのもののような分かりやすい感じの香りです。口をつけてみると飲み口は結構軽め。発酵の度合いが強いのか甘みは少なく、度数は14度と高めになっています。酸味や渋味が目立つ感じで、余韻はやや弱めです。辛口ですがなんだかボジョレーのような後味もして、好みは分かれそうかなという気はします。トゲトゲしさはありませんので、甘いのが苦手な方や品種の開拓をしたい方には良さそうです。

Cadet d’Oc Cabernet Sauvignon 2013

カデ・ドック・カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 バロン・フィリップ・ド・ロートシルトBarons de Philippe Rothschild
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2013年
購入 2015年2月12日 相鉄ローゼン
価格 1100円
5大シャトーのひとつ、シャトー・ムートン・ロートシルトが造る廉価版ワイン。カデとは末っ子という意味だそうです。早速開けてみましたが、まずはプラム的なやや酸味がかった強い香りがします。樽の感じはなし。味はバランスが良くボディもしっかりしていますが、ちょっとラングドックっぽいトゲがあります。それに少し鉄っぽさと青さも。余韻はそこそこで、杉っぽいというやつでしょうか?そんな香りがして、舌にやや苦味と酸味が残ります。悪くはないのですが、単体で味わうとちょっと飲み疲れしそうかなという気もします。香りは強くて通好みという事なのかもしれませんが、何度も飲もうという印象ではありませんでした。