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Evodia Old Vines Garnacha 2013

エヴォディア・オールド・ヴァインズ・ガルナッチャ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 アラゴンAragón
造り手 アルトビヌムAltovinum
種別
品種 ガルナッチャGarnacha
年度 2013
購入 2014年12月08日 西友
価格 1200円
ラベルのデザインがお洒落だったので買ってみたスペインのワインです。北部アラゴン地方のDOカラタユドという高地で育った最高樹齢100年のガルナッチャを100%使用しており、漫画『神の雫』にも登場しているのだそうです。開けてみた第一印象は、香りは甘みや凝縮感が強く複雑ながら、味は定番のグルナッシュワインといったところでした。南仏の安旨グルナッシュは比較的多く飲んできましたが、赤いベリー系果実のストレートな香りが多かったです。しかし一方、このワインはより落ち着いた凝縮感のある香り。それにキャラメルとかバニラっぽい甘い香りも混じるので、特に女性に好まれそうです。飲んでみるとアルコール感などのアタックが少し強め。果実味もありますが、爽やかな酸味も同時にありますので、ちょっと刺激的な味かなという気がします。この辺は個人の好みでしょうが、自分としてはもう少しまろやかな方が好みでした。

Yellow Tail Shiraz 2013

イエローテイル・シラーズ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 オーストラリアAustralia
地区 ニュー・サウス・ウェールズNew South Wales
造り手 カセラ・ワインズCasella Waines
種別
品種 シラーズShiraz
年度 2013年
購入 2014年12月06日 その他
価格 1000円
かわいいデザインが印象的なオーストラリアのワインです。描かれているのはカンガルーではなく実はワラビー。といっても小型のカンガルーをそう呼ぶんだそうです。このイエローテイルワインは近年アメリカで爆発的にヒットをしたシリーズだそうで、『ブルーオーシャン戦略』という有名なビジネス書でも成功例として引用されています。タンニン、オーク熟成、深みといった要素を思い切って排除し、そのフルーティさでビールやカクテルを楽しんでいた顧客層に切り込んだのだそうです。また、シラーズはオーストラリアの代表種といった存在でもありますので、その点でも期待して開けてみました。グラスに注いでみてまず感じるのはとてもハッキリとしたバニラの香り。樽熟成をあえて避けているはずですが本当に強いです。味もまたハッキリした甘みが印象的。酸味や渋味はほとんどなく、余韻も短めにまとまっています。こだわりやクセを除いたワイン界のポップ・ミュージックとでもいった感じでしょうか。コンセプトが非常に明確で、むしろ難しいものよりも、ワインを普段あまり飲まない人と楽しむには最適なワインといえそうです。

Château Marquis de la Grange 2011

シャトー・マルキ・ド・ラ・グランジュ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・マルキ・ド・ラ・グランジュChâteau Marquis de la Grange
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2011年
購入 2014年11月30日 焼酎オーソリティ
価格 980円
おなじみ焼酎オーソリティの980円シリーズの中から、名前と雰囲気で買ってみた一本です。2012年のパリ農業コンクールで金賞を受賞しており、リュット・レゾネという減農薬農法で作られているのだそうです。グラスに注いでまず感じるのは、バニラやチョコの混じった甘いケーキのような香り。味は少し若いというか、トゲっとしたところがありますが、果実味もありますし、バランスは取れている方だと思います。フレッシュな印象なのはカベルネ・フランの2割が効いているのでしょうか。ハーブっぽい余韻も上品で、全体的にはいかにもフランスワインの品の良さを感じました。変にクセに走っていないきちんとしたワインという印象です。

Barons de Rothschild Private Réserve Bordeaux Rouge 2011

バロン・ド・ロートシルト・プライベート・リザーヴ・ルージュ 2011

評価 5 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトDomaines Barons de Rothschild
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2011年
購入 2014年11月22日 焼酎オーソリティ
価格 1600円(SALE)
ボルドーのトップワインといえばラフィット、ラトゥール、マルゴー、ムートン、オー・ブリオンのいわゆる5大シャトーですが、これはその筆頭ともいわれるラフィットの造り手、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトが普及版として作ったワインです。驚くべきはその価格で、1本10万円にもなるラフィットに対してこちらはなんと1600円。セカンドラインのカリュアドも2~3万円ということを考えると、安旨ワイン専門の自分にはありがたい一本です。しばらく家に置いてあったのですが、昼食のパスタに合わせてようやく本日開けてみました。コルクにはロートシルト家の象徴だという5本の矢。期待して早速グラスに注ぐと、香りは黒い果実に少しバニラの混じったような、悪くはないですが意外とありふれた印象のものです。ん?と疑問に思いながらも口に含んでみると、一転して味の方は非常に好みのタイプ。甘みや酸、タンニンのバランスが良くてとにかく飲みやすい。一本くらいすぐに空きそうです。一方で繊細さ、複雑さを直感的に感じさせる上品な余韻が、決して飲みやすいだけの面白味に欠けるワインにはしていません。香りがもう少し豊かだとよかったのですが、コスパでいえば十分に満点といえる出来かと思います。ワインは香りより味が大事という人にはオススメです。

Great Wall Dry Red Wine 2009

グレート・ウォール・ドライ・レッド・ワイン 2009

評価 4 コスパ度 4
生産国 中国China
地区 河北省HeBei
造り手 長城葡萄酒有限公司Great Wall Wine Co.
種別
品種 カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
メルローMerlot
年度 2009年
購入 2014年11月15日 横浜中華街
価格 1300円
横浜中華街で食事をした際に見つけた中国のNo.1ワインです。何でも1972年の米中会談の折に、周恩来元総理が中国独自のワイナリー創設を希望したことから歴史が始まっているそうで、用いているのは河北省沙城という地区で栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローです。開けてみると香りは以前飲んだ中国西域のキリアンワインと共通する要素を感じました。黒い果実にブランデー的な独特なニュアンスが加わります。これが中国ワインの特徴かもしれません。ただ、味は淡泊だったキリアンとは異なり、酸味とタンニンがしっかりした結構本格的なテイストです。12度なのですが余韻も力強く、良いワインだなという印象を受けました。以前はシャビシャビなものが多かったですが、中国のワインも今後は楽しみです。

Sangiovese Rubicone Medici Ermete

サンジョヴェーゼ・ルビコン・メディチ・エルメーテ

評価 3 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 エミリア・ロマーニャEmilia Romagna
造り手 メディチ・エルメーテMedici Ermete
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
年度
購入 2014年11月12日 焼酎オーソリティ
価格 500円(SALE)
イタリアの名家メディチ家が所有するワイナリーの商品です。最近はまっている焼酎オーソリティのセールワインの中で、1600円→500円と7割引きになっているのが目を引き、騙されたつもりで買ってみました。ただ、結果としてはやはりいつもの980円のラインナップの方を買うべきでした。。開けると鉄や草の入り混じったような酸っぱい香り。度数は11.5%と低いのですが、味も酸味やアルコール感がややトゲトゲしいです。クセがあって自分の得意ではない部類のワインでした。ただ、数日するとクセが抜けますので、しっかりしたボディのスタンダードなワインといった感じになりました。少し日が経った方が好みですね。

Château Capville 2012

シャトー・キャプヴィル 2012

評価 3 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・キャプヴィルChâteau Capville
種別
品種 メルローMerlot
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
マルベックMalbec
年度 2012年
購入 2014年10月30日 OKマート
価格 800円
格安スーパーのOKマートで購入したボルドーワインです。造り手は仏ボルドーのブライ地区で約200年続くシャトーで、品種はメルロー主体のブレンド。2013年にリヨンのコンクールと、ボーヌの女性審査員によるコンクールで金賞を受賞しています。開けてグラスに注いでみると、ボルドーワインのわりに明るい色をしていて、少し澱が見られます。香りは赤い果実とハーブのような植物っぽさ。こういう香りを甘草っていうんでしょうか? 味の方は中~重口とあり、少しアルコール感とタンニンが舌に残る感じはありますが、雑味なく飲みやすい方だと思います。ボルドーの中では比較的軽やかな印象なので、女性に人気なのも分かる気がします。個人的には複雑さや厚みの点で、前回のシャトー・ブランシェの方が好みですが、価格からしても十分に楽しめる一本だと思います。

Unico Rosso Molise Riserva 2009

ウニコ・ロッソ・モリーゼ・リゼルヴァ 2009

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 ヴェネトVeneto
造り手 カーサ・ヴィニコラ・ボッターCasa Vinicola Botter
種別
品種 モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2009年
購入 2014年10月27日 焼酎オーソリティ
価格 980円(SALE)
焼酎オーソリティで『今月のオススメ』として3割引きになっていたワインです。モンテプルチアーノであれば外れが少なそうなので試してみました。ただ、今回は定番のアブルッツォ州のものではなく、ヴェネト州のヴェネツィア郊外にある造り手のワインです。早速当日開けてみると、リゼルヴァの名の通り香りも味も久しぶりにかなりスモーキー。燻した感がかなり強いのですが、ボディ自体は重過ぎずといった感じなのでわりにスイスイと飲めました。クセが少なくて価格も手ごろなので、樽感を気軽に楽しむにはもってこいかもしれません。スモーク系や濃い味付けのつまみとは相性が良さそうです。ただ、3~4日で香りもスモーク感も一気に落ちましたので、早めに飲み切った方がいいかもしれません。

Los Molinos Tempranillo Garnacha

ロス・モリーノス・テンプラニーリョ・ガルナッチャ

評価 3 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 カスティーリャCastilla
造り手 バルデペーニャスValdepeñas
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
ガルナッチャGarnacha
年度
購入 2014年10月24日 セブンイレブン
価格 500円
夜食の砂肝に合わせて夜中にコンビニで買って来たワンコインワインです。特に情報もなく買いましたが、意外と”お値段以上”という印象を受けました。開けたては少し渋くてクセのある感じもしましたが、飲み口はライトで度数もやや低めの12.5度。トゲトゲしたところがなく果実感もそこそこあるので、ワインが得意でないという人にもとっつきやすそうです。ワイン単体で楽しむにはちょっと薄い感じですが、料理と合わせれば幅広く活躍してくれそうです。

Jorio Montepulciano d’Abruzzo 2011

ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 アブルッツォAbruzzo
造り手 ウマニ・ロンキUmani Ronchi
種別
品種 モンテプルチアーノMontepulciano
年度 2011年
購入 2014年10月20日 ビックカメラ
価格 1800円
ヨーリオは昔から安旨として定評のあるイタリアのデイリーワインだそうです。ウマニ・ロンキ社の所有する単一畑から収穫されたモンテプルチアーノ種のみを使用し、スロベニアンオーク樽で約1年も熟成をかけたこだわりのワインということでしたが、実際に飲んでみたところ、確かに品種の良さがストレートに感じられるいいワインでした。モンテプルチアーノらしく紫がかった深い色合い。香りは黒い果実のベースにスッとするミントの印象が混じります。そして落ち着いたチョコ系の樽香も少し。味の方はというと、凝縮感がしっかりあってバランスが良いです。アルコール感が強いのでグラス一杯でも酔いが回った気分になりますが、まったくトゲトゲしていないので、長い余韻とともにむしろ豊かで芳醇な印象を与えます。期待が高かった分、それを超えるというところまでの感動はありませんでしたが、ひねたところのない好きなタイプの一本でした。

Feudo Arancio Sangiovese 2011

フェウド・アランチョ・サンジョヴェーゼ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 シチリアSicilia
造り手 フェウド・アランチョFeudo Arancio
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
年度 2011
購入 2014年10月18日 ビックカメラ
価格 1200円
ハーヴェストホテル箱根の夕食でグラスワインとして供されていたワインです。結構お値打ちだったので先日買って家飲みをしてみました。ステンレスタンク7割、オーク樽3割で6か月熟成しているそうです。そのためかベースとなる黒い果実の香りの中に、穏やかなバニラまたはチョコの香りをふと感じます。酸味が控えめで、バランスが良くまろやかなのはメルローっぽいですが、全体的な厚みに少し物足りなさも。ただ飲みやすくて余韻もきちんとあり、食事の邪魔をしないワインなので、欠点が少なくコスパの高い一本だと思います。

Chevalier De Caylus Syrah Vieilles Vignes 2011

シュヴァリエ・ド・カイユス・シラー・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 シュヴァリエ・ド・カイユスChevalier De Caylus
種別
品種 シラーSyrah
年度 2011年
購入 2014年7月11日 カルディ
価格 950円(SALE)
品種は何度か飲んでいるシラー種ですが、樹齢35年以上の木から収穫している初めてのヴィエイユ・ヴィーニュです。2012年のラングドック=ルーション地方のコンテストでは金賞を受賞しているそうです。価格が安いのでどうかなと半信半疑でしたが、結論からいえばとても気に入りました。色は暗紫色。今までの華やかなシラー種とはまったく違う落ち着いた濃い香り。もちろん果実味は強いのですが、ジャムのようなというのか、もっと凝縮された深い香りがします。液体の中に質感が感じられ、度数は14~16度と表示されていますが、アルコール分の刺激はほとんどありません。滑らかなタンニンと少し渋味の残るバランスのいい味です。この値段だというのが信じられない美味しいワインでした。ただし、二日目はなぜか少しキツさや渋味が目立っている印象でした。保存が少し悪かったのかもしれません。
14年10月5日に久しぶりに買ってみましたが、どうも印象がまるで違いました。連れがいうようにシャンパンのような香りが強く、なんだかホコリっぽい印象も。味は軽いわりにタンニンが強く、あまり心地よくない渋味、苦味が残ります。それに飲んだあとに頭痛も。。個体差なのか最初の頃とワインに対する感覚が変わったのかは分かりませんが、二度目は好意的に見ても評価3 コスパ3といった感じでした。平均して5/5から4/4にダウングレードしたいと思います。

Aldea del Marques Gran Reserva 2003

アルデア・デル・マルケス・グラン・レゼルヴァ 2003

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 カスティーリャCastilla
造り手 ボデガス・フェルナンド・カストロBodegas Fernando Castro
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2003
購入 2014年9月26日 カクヤス
価格 1200円
近所のリカーショップにぶらっと入って買ってみたワインです。価格のわりに2003年という断トツに古いビンテージなのが目を引きました。造り手は150年続く名門らしく、2012年にはベルリンのコンテストで金賞を受賞しています。フランス産3割、アメリカ産7割の木樽で24か月熟成。その後、さらにセラーで36か月寝かせているそうです。グラスに注ぐと古いワインらしくややオレンジがかった色合い。ワインというのは不思議で葡萄で作った酒なのに葡萄の香りや味をあまり感じないのですが、これは葡萄っぽさがそのまま生きているような印象を受けました。しばらくするとベリーとは少し異なるような甘い香り、そしてバニラの香りを纏います。味は辛口ですが重くはありません。嫌みのない酸味と豊かな余韻がいい感じです。10年前は何をしてたかな?なんて気軽に飲みながら昔を振り返るのも楽しい一本でした。