「その他」カテゴリーアーカイブ

Poderi Delle Saline Gavia Merlot Sangiovese Rubicone

ポデーリ・デッレ・サリーネ・ガヴィア・メルロー・サンジョヴェーゼ

評価 3 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 エミリア・ロマーニャEmilia Romagna
造り手 グルッポ・チェヴィコGruppo Cevico
種別
品種 メルローMerlot
サンジョヴェーゼSangiovese
年度
購入 2015年06月14日 プルミエ・クリュ
価格 900円
プルミエ・クリュで”神秘の薬”というPOPが目につき買ってみたイタリアワインです。メルローとサンジョヴェーゼという初めての組み合わせで、ヴィンテージはないようです。当日炭火鶏と開けてみましたが、香りはまずツンと酸味が来て、後から熟した赤い果実の香りがしてきます。飲んでみるとミディアムボディでしょうか、ちょっと酸味の目立つラズベリー系トロッと甘えるようなジャムっぽい果実味です。それに後味には少し薬草のようなクセのある苦味も? 赤いベリーを感じるのにどこか暗い、「秘薬」という表現も分かるような気のする一本でした。これまで飲んだイタリアのこの辺のワインと少し印象が重なるので、もしかすると地域的な個性なのかもしれません。低めの評価は単に好みによるところが大きいので、相性さえ合えばコスパの良いワインになるのではと思います。

Château Cazeau 2012

シャトー・カゾー 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 アントル・ドゥ・メールEntre Deux Mers
造り手 シャトー・カゾーChâteau Cazeau
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2012年
購入 2015年6月2日 コスモス
価格 980円
近所のドラッグストアで買ってきたボルドーワインです。パリ農業コンクールの金賞メダルがついていたので、外れはないかな?と選んでみました。エチケット的にはしっかり重そうですが、ボディはミディアム程度。若干ドライで、深みはそこまでないものの、バランスは悪くなかったと思います。それにボルドーのワインはいつも余韻に特徴を感じますが、これは何というのでしょうか。おそらくよく杉の香りといわれるものだと思いますが、それがハッキリと出ている気がします。あと、軽めにバニラ系の樽香も。同じ価格帯でもっと好きなボルドーワインはありますが、これもボルドー感を楽しむには良さそうな一本だと思いました。

J.Moreau & Fils Rouge

J.モロー・エ・フィス・ルージュ

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 J.モロー・エ・フィスJ.Moreau & Fils
種別
品種 グルナッシュGrenache
シラーSyrah
カリニャンCarignan ほか
年度
購入 2015年6月4日 みやざわ
価格 750円
1814年に設立されたシャブリの名門が、ラングドック地区で作った赤ワインだそうです。ビンテージは特にないようで、太いなで肩のボトルを使用しています。早速開けてみたところ、色は濃く、香りは強め。なんだか葡萄そのもののような若々しい感じがします。飲むと明るい印象の酸味が強く主張してきて、その後からフレッシュな果実味も感じます。しばらく飲んでいるとボージョレに似た味に思えてきました。ラングドックらしい華やかで元気のあるワインでしたが、濃い味付けの料理にはこんなワインも良さそうです。

Adega Do Moleiro Tinto NV

アデガ・ド・モレイロ・ノン・ヴィンテージ

評価 4 コスパ度 4
生産国 ポルトガルPortugal
地区 リスボンLisboa
造り手 サントス&サントスSantos & Santos
種別
品種 シラーSyrah 40%
カラドックCaladoc 30%
アラゴネスAragonez 30%
年度
購入 2015年5月22日 プルミエ・クリュ
価格 700円
プルミエ・クリュで買ってきた初めてのポルトガルワインです。ポルトガルというと強いポートワインのイメージですが、こちらは通常の赤ワイン。品種も初めての構成でしたが、カラドックはマルベックとグルナッシュの交配種で、アラゴネスは実はテンプラニーリョのことだそうです。これも飲んでから日が空いてしまったのですが、香りはなかなか良かったように思います。結構濃くて強い味を想像していたのですが、重さはミディアムボディくらいでしょうか、さっぱりスッキリとした甘みが印象的でした。酸味やタンニンはほどほど。まろやかさやコクには少し欠ける気もしましたが、価格的にも満足できる一本でした。最初の頃はノンビンテージというと何となく安っぽいイメージがありましたが、カザマッタとかエストラテゴ・レアルなど、これまでのところ意外と好きなワインが多い気がします。本当に何事も先入観は持つべきではないですね。

Honoro Vera Monastrell 2013

オノロ・ベラ・モナストレル 2013

評価 3 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 フミージャJumilla
造り手 ホルへ・オルドネスJorge Ordoñez
種別
品種 モナストレルMonastrell
年度 2013年
購入 2015年5月22日 プルミエ・クリュ
価格 750円
最近立て続けに飲んでいるスペインのモナストレルという品種のワインです。金に輝くエチケットがかっこいいですが、以前色がグリーンのオーガニック版を飲んで良かったので、こちらの通常版も買ってみました。ちょっと飲んでから日にちが空いてしまいましたが、香りは静かなカシスとかブラックベリー系だったと思います。飲み口は結構重め。それはいいのですが、オーガニック版と比べるとスパイシーで、少し酸味やアルコールのトゲが目立つように感じました。余韻もそこそこですし、まろやか好きな自分としてはどちらかといえばオーガニック版を推したいと思います。

Honoro Vera Monastrell Organic 2013

オノロ・ベラ・モナストレル・オーガニック 2013

評価 5 コスパ度 5
生産国 スペインSpain
地区 フミージャJumilla
造り手 ホルへ・オルドネスJorge Ordoñez
種別
品種 モナストレルMonastrell
年度 2013年
購入 2015年5月12日 プルミエ・クリュ
価格 750円
プルミエ・クリュでオススメだった一本です。グリーンの光沢がシャレているスペインワインですが、生産地のフミージャ、品種のモナストレルはいずれもこれが初めてです。度数が高く14度もありますが、この品種はそれが特徴なんだそうです。数日後の夕食に開けてみたところ、そう古いワインではないのにコルクがもろく、いつもの調子で力を入れたらポキッと折れてしまいました。。結局押し込んでゴミ取りするはめになりましたがちょっと反省です。そうこうしてようやくグラスに注ぐと、黒い果実や赤いベリー、それに花? なんだか曖昧ですが、落ち着きや力強さを感じるとても好みな香りがしました。飲んでみるとしっかりと濃厚なのに、バランスが良く口当たりはとても静か。スペイン的な甘みも感じつつ、酸味やタンニン、コクなどもゆったりと後から寄り添ってきます。それにオーガニックワインだからか後味にたまに土っぽさも。元々濃いワインが好きなこともありますが、この価格でこの出来なら確実に買いといっていい一本だと思います。

Alameda Merlot 2013

アラメダ・メルロー 2013

評価 3 コスパ度 4
生産国 チリChile
地区 セントラル・ヴァレーCentral Valley
造り手 ヴィーニャ・モランデViña Morandé
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年5月10日 マルキョウ
価格 400円
マルキョウで売り出しになっていたので買ってみたチリのワンコインワインです。さっぱりした色とデザインのエチケットが好みでしたが、開けてみると黒い果実系の香りのする色の濃いワインで、味の方は甘みがかなり強いです。それに青くささも少し感じました。なんだかジュースっぽい印象ですが、ワインはやっぱり甘い方が好きだという人には、価格も手頃ですしいいかもしれません。

Gladium Crianza Tempranillo 2010

グラディウム・クリアンサ・テンプラニーリョ 2010

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 ラ・マンチャLa Mancha
造り手 カンポス・レアレスBodegas Campos Reales
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度 2010年
購入 2015年5月4日 プルミエ・クリュ
価格 980円
先日プルミエ・クリュで買ってきたラ・マンチャのクリアンサです。専門誌などでも評価が高いようで、POPにも”激旨”という感じで推奨されていました。一昨日から飲み始めてみましたが、グラスに注いでみると、ブラックベリーやカシス、プラム、それにチョコだとかが代わる代わる出てくるような、少し複雑な香りがしました。全体的には落ち着いていて好みの香りです。味の方は渋味が結構ありつつ、果実味もしっかり。酸味やアルコール感のアタックもそこそこあり、なんだかビシッとした印象のミディアムボディでした。切れ味のある赤の安旨ワインを探すならこの一本かな?という感じがしました。

Borsao Clasico Tinto NV

ボルサオ・クラシコ・ティント・ノン・ヴィンテージ

評価 4 コスパ度 4
生産国 スペインSpain
地区 アラゴンAragón
造り手 ボデガス・ボルサオBodegas Borsao
種別
品種 ガルナッチャGarnacha 70%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 20%
テンプラニーリョTempranillo 10%
年度
購入 2015年5月08日 ゆめマート
価格 980円
先日発見したワインの店プルミエ・クリュで絶賛されていたスペインワインです。南仏の方のグルナッシュはトゲトゲしかったりするのであまり好みではないんですが、スペイン産なのと、「パーカー氏も評価」とあったので試しに乗ってみることにしました。当日早速開けてみたところ、南仏産の明るく華やかな印象とは対照的に、静かなブラックベリー系の香りがします。色も暗く、飲んでみるとしっかりと濃さも。フルボディと言っても信じられそうですが、甘味や渋味、酸味がいずれも抑えめで、口当たりもなめらかなので、濃さの割りにスルスルと入っていってしまいます。後味や余韻は思ったほどなくて少し呆気ないのですが、料理の邪魔をしないという意味ではいいのかもしれません。濃いけれどずるずるベタベタ来ない、付き合いやすいデイリーワインという気がしました。スペインワインの中ではかなり好きな方の一本です。

Terra Noble Merlot Reserva 2012

テラ・ノブレ・メルロー・レゼルヴァ 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 チリChile
地区 マウレ・ヴァレーMaule Valley
造り手 テラ・ノブレTerra Noble
種別
品種 メルローMerlot
年度 2012年
購入 2015年5月4日 プルミエ・クリュ
価格 950円
最近新しく発見したプルミエ・クリュというワインと輸入食品の店で、「激旨メルロー」としてオススメされていたチリワインです。激賞されていたのでそれならばと購入してみました。早速翌日開けてみたところ、華やかなラズベリーの香りとミントのような爽やかさ。スワリングで香りはさらに強さを増します。メロウな甘みが印象的なミディアムボディで、ボルドーのような重さは感じず、後からうっすらとスモーキーな樽香も。ほどよく酸味があり、フルーティで、後味にはちょっとアルコールの辛さもあります。どっしりしてまろやかなメルローのイメージとは少し違いますが、トマトソースの料理なんかと相性が良さそうな気がします。好みが合えばハマってしまうお値打ちワインかもしれません。

Ginestet Bordeaux Rouge 2012

ジネステ・ボルドー・ルージュ 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 ジネステGinestet
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2012年
購入 2015年5月03日 ダイレックス
価格 900円
このくらいの価格のメルローを探していて、近所のドラッグストアで買ってきた一本です。焼酎オーソリティで以前よく買っていた980円シリーズのボルドーワインと似たような価格やエチケットですが、実際に開けてみたところやはり同じような印象のワインでした。定番といってもよさそうな黒い果実の香り。やや辛口のミディアムボディに優しい酸味が乗っていて、余韻で感じるハーブのような上品さが、いかにもフランスの安旨ボルドーといった感じでした。凝縮感だとか個性だとかいえば少々物足りないかもしれませんが、価格比の美味しさという意味では十分納得できる一本だと思います。

Mommessin Merlot Palet d’Or 2013

モメサン・メルロー・パレ・ドール 2013

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLangdoc
造り手 モメサンMommessin
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2015年4月16日 マルキョウ
価格 800円
連れが英国王室御用達というラベルを見て気になっていたので買ってきたワインです。正確には御用達となったのは2003年のビンテージだそうですが、造り手のモメサンはブルゴーニュにグラン・クリュを保有しているそうなので、いずれにせよ安価な割にバックグラウンドのしっかりしたワインのようです。その日のうちに早速開けてみましたが、香りはかなりフルーティで、そこに少しチョコ系の静かな樽香も混じります。その加減がしつこくなくて良い感じです。しかしスワリングすると、一転して酸っぱいプラム系の香りが出現。その辺は意外性があって楽しいですね。飲んでみると、メルローらしからぬ軽やかさ。そしてラングドックらしからぬまろやかさが印象的。バランスが良く飲みやすいですし、かといって薄くもありません。ちょっと甘めの評価かもしれませんが、価格も安いですし、ミディアムボディの中では断然おすすめの安旨ワインと言っていいと思います。

Mouton Cadet Rouge 2012

ムートン・カデ・ルージュ 2012

評価 3 コスパ度 3
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 バロン・フィリップ・ド・ロートシルトBarons de Philippe Rothschild
種別
品種 メルローMerlot 65%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 20%
カベルネ・フランCabernet Franc 15%
年度 2012年
購入 2015年3月07日 サミット
価格 1300円
ボルドーの5大シャトーの一角、シャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ド・ロートシルトが、カジュアルな普及版として造っているシリーズです。普及版といってもその歴史は1930年にまで遡るらしく、有名なカンヌ国際映画祭のオフィシャルワインにも採用されているそうです。カデの中にもクラシックやレゼルヴといったクラス分けがあるようですが、こちらはもっとも一般的なルージュです。事前の期待は高かったのですが、夕食で開けてみたところ香りはそこそこといったところ。よくある感じの黒い果実の香りがしています。味の方はそれなりに豊かさや余韻はあるものの、これまたよくある感じのややプラムっぽい酸味がベースのミディアム~フルボディで、バランスを崩すような極端さこそないものの、なんだか特筆すべき面白さも感じませんでした。悪くはないのですが次回はクラスを上げて試してみたい気もします。