「飲みやすい」タグアーカイブ

Château Saint-Paulin 2013

シャトー・サン・ポーラン 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・サン・ポーランChâteau Saint-Paulin
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
年度 2013年
購入 2015年3月26日 焼酎オーソリティ
価格 880円
打ち止めと思われた焼酎オーソリティの980円シリーズですが、本日立ち寄ってみるとなんとタイムリーに新商品が入荷。しかも月末まで10%OFFということで、これは買わざるを得ないと入手してきたワインです。まだレビューさえ書かかれていない状態だったので完全にエチケット買いだったのですが、早速開けてみると色は比較的明るめ。そして上品なハーブのような香りがします。樽の感じはなく、スワリングすると赤いベリー系果実の香りも。この辺の香りは結構自分の好みでした。味の方は軽い飲み口でバランスは良いです。酸味も渋味も控えめで、アルコール感もあまりありません。余韻もサッパリとしていて、スイスイ飲める感じです。度数も12.5度と低めなので、ライトなワインが好きな方には良さそうな一本でした。

Château Curton la Perriere 2011

シャトー・カルトン・ラ・ペリエール 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・カルトン・ラ・ペリエールChâteau Curton la Perriere
種別
品種 メルローMerlot 90%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 10%
年度 2011年
購入 2015年2月27日 焼酎オーソリティ
価格 980円
恒例の焼酎オーソリティの980円シリーズです。フランスの三大コンクールのうち、最も歴史の古いパリ農業コンクールで金賞を受賞しているそうです。早速その日のうちに開けてみましたが、まずはコルクの裏についたワインの色がとにかく濃い。そしてグラスに注ぐと、たまにメルローなどで感じる花のような香りが強くします。この辺は女性にも向いてそうな感じです。色がエッジまでしっかりと濃いので重たそうな印象でしたが、飲んでみると意外と飲みやすい。トゲトゲしたところはなく、程よい酸味と渋味がベースになっています。もう少し果実味があっても良さそうですが、甘さが控えめな分、べたべたしないので量を飲んでも飽きが来ません。総合的には十分にお値段以上といっていいワインだと思います。

Estratego Real Tinto NV

エストラテゴ・レアル・ティント・ノン・ヴィンテージ

評価 5 コスパ度 5
生産国 スペインSpain
地区
造り手 ドミニオ・デ・エグレンDominio De Eguren
種別
品種 テンプラニーリョTempranillo
年度
購入 2015年2月19日 ドン・キホーテ
価格 1400円
漫画『神の雫』でスペインを代表する安旨ワインと紹介されていたワインです。ドン・キホーテで見かけたので買ってみました。なんでもヌマンシアという有名なワインの廉価版のような位置づけだそうです。帰って早速開けましたが、感想は雑味がなく、とにかくシンプルに飲みやすく美味い。スペインのワインは結構甘味の強いイメージでしたが、果実味と滑らかな酸味の調和が絶妙で、一口目から「あ~これは美味いよね」という感じでした。トゲトゲしたところは一切なく、ミントっぽいすっきりした余韻も心地いいです。アメリカンオーク樽3ヶ月熟成ということで樽の感じはあまりありませんし、ある種わかりやすいので酒としての面白味にはやや欠けるのかもしれませんが、場所によっては900円前後からあるそうなので、評判通りの素晴らしい安旨ワインと思っていいと思います。

Bellini Chianti 2012

ベリーニ・キャンティ 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 トスカーナToscana
造り手 カンティーナ・フラテリ・ベリーニ Cantine Fratelli Bellini
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese 80%
カナイオーロCanaiolo 10%
マルヴァージアMalvasia 10%
年度 2012年
購入 2015年2月6日 ビックカメラ
価格 1100円
イタリアのキャンティ二本目です。ポップに「某雑誌で2000円以下の極旨ワインNo.1」とあったのでつい買ってしまいました。早速開けてみたところ、色はキャンティの割には結構濃いチェリーレッド。そして久しぶりに苺やラズベリーの赤い果実の香りがフワフワとします。スワリングするとそれがさらに強化される感じです。甘みはそれほどなく、軽い酸味がベースのライトな辛口。チョコ系の樽香もついています。さっぱりしていて飲みやすいので、ワインがあまり得意でない人と飲む際にも気軽に使えそうです。個人的にも前回のキャンティよりも楽しめました。

Château Les Marcotts 2012

シャトー・レ・マルコット 2012

評価 4 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・レ・マルコットChâteau Les Marcotts
種別
品種 メルローMerlot 50%
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 50%
年度 2012年
購入 2015年2月03日 焼酎オーソリティ
価格 980円
先日に引き続き焼酎オーソリティの980円シリーズです。フランスワインがいつも安く買えますのでつい寄ってしまいますが、今回もカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%のボルドーワインです。黒い果実とトースト香、バランスの良い味が特徴だそうですが、とりあえず開けてみると色などはかなり明るい印象。香りは黒い果実に樽香のミックスです。見た目通り飲み口は思ったより軽く、説明通りバランスも良いので杯を重ねやすいです。余韻は野草っぽいニュアンスがあってボルドー的。重いのが苦手な人にはオススメですし、アベレージ以上のコスパのワインだと思います。

Château Lalande 2012

シャトー・ラランド 2012

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ボルドーBordeaux
造り手 シャトー・ラランドChâteau Lalande
種別
品種 カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon 50%
メルローMerlot 50%
年度 2012年
購入 2015年1月10日 パワーラークス
価格 900円
パリ農業コンクール2013で金賞受賞、そしてバリューボルドーにも名を連ねているというお手頃価格のボルドーワインです。パワーラークスのフランスワインの人気第2位ということで前の一本とともに買ってきました。早速開けてみたところ、香りはハーブの混じったやや赤寄りの果実の芳香が結構強くします。フルボディとありましたが重たい感じはなく、むしろ軽やかな甘みと酸味が心地良い飲みやすいワインです。余韻もふわりと爽やかで、安旨ボルドーらしく全体として上品にまとまっています。広く好まれそうなワインなので気軽に他人と飲む場合にも活躍してくれそうです。

Ile la Forge Merlot 2013

イル・ラ・フォルジュ・メルロー 2013

評価 5 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 ドメーヌ・ポール・マスLes Domaines Paul Mas
種別
品種 メルローMerlot
年度 2013年
購入 2014年12月17日 ビックカメラ
価格 1200円
連れに「今回はワイン選ぶ?」と聞いてみたところ、即答されたのがこのワインでした。好みの”メルロー”という文字がでかでかと見えただけというのが唯一の理由でしょうが、帰宅して開けてみると意外にもかなり美味しかったです。造り手はワイナリー・オブ・ザ・イヤーという賞を2008年と2013年に受賞しているらしく、店頭でもかなり推奨されていました。南仏ペイドックのワインですが品種はメルロー。米国産6仏産4のオーク樽で10ヶ月熟成させているそうです。グラスに注いでみると色合いは深い紅。光が通るとルビーのように輝きます。濃く黒っぽいいつものメルローとは少し違う印象でした。味の方も南仏らしい明るいベリー系のテイストと、メルロー特有のまろやかさがミックスされているのか、とても果実味がありかつ飲みやすいです。オーク由来の樽香が軽くしますし、ボルドーワインによく感じる上品なハーブの香りも乗っています。ボディも重過ぎず、あらゆる人に好まれそうなまさにザ・安旨ワインといった感じでした。翌日は少しアルコール感が出てきましたが、総合的に見て普段飲みに強くオススメです。

Yellow Tail Shiraz 2013

イエローテイル・シラーズ 2013

評価 4 コスパ度 4
生産国 オーストラリアAustralia
地区 ニュー・サウス・ウェールズNew South Wales
造り手 カセラ・ワインズCasella Waines
種別
品種 シラーズShiraz
年度 2013年
購入 2014年12月06日 その他
価格 1000円
かわいいデザインが印象的なオーストラリアのワインです。描かれているのはカンガルーではなく実はワラビー。といっても小型のカンガルーをそう呼ぶんだそうです。このイエローテイルワインは近年アメリカで爆発的にヒットをしたシリーズだそうで、『ブルーオーシャン戦略』という有名なビジネス書でも成功例として引用されています。タンニン、オーク熟成、深みといった要素を思い切って排除し、そのフルーティさでビールやカクテルを楽しんでいた顧客層に切り込んだのだそうです。また、シラーズはオーストラリアの代表種といった存在でもありますので、その点でも期待して開けてみました。グラスに注いでみてまず感じるのはとてもハッキリとしたバニラの香り。樽熟成をあえて避けているはずですが本当に強いです。味もまたハッキリした甘みが印象的。酸味や渋味はほとんどなく、余韻も短めにまとまっています。こだわりやクセを除いたワイン界のポップ・ミュージックとでもいった感じでしょうか。コンセプトが非常に明確で、むしろ難しいものよりも、ワインを普段あまり飲まない人と楽しむには最適なワインといえそうです。

Barons de Rothschild Private Réserve Bordeaux Rouge 2011

バロン・ド・ロートシルト・プライベート・リザーヴ・ルージュ 2011

評価 5 コスパ度 4
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトDomaines Barons de Rothschild
種別
品種 メルローMerlot
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2011年
購入 2014年11月22日 焼酎オーソリティ
価格 1600円(SALE)
ボルドーのトップワインといえばラフィット、ラトゥール、マルゴー、ムートン、オー・ブリオンのいわゆる5大シャトーですが、これはその筆頭ともいわれるラフィットの造り手、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトが普及版として作ったワインです。驚くべきはその価格で、1本10万円にもなるラフィットに対してこちらはなんと1600円。セカンドラインのカリュアドも2~3万円ということを考えると、安旨ワイン専門の自分にはありがたい一本です。しばらく家に置いてあったのですが、昼食のパスタに合わせてようやく本日開けてみました。コルクにはロートシルト家の象徴だという5本の矢。期待して早速グラスに注ぐと、香りは黒い果実に少しバニラの混じったような、悪くはないですが意外とありふれた印象のものです。ん?と疑問に思いながらも口に含んでみると、一転して味の方は非常に好みのタイプ。甘みや酸、タンニンのバランスが良くてとにかく飲みやすい。一本くらいすぐに空きそうです。一方で繊細さ、複雑さを直感的に感じさせる上品な余韻が、決して飲みやすいだけの面白味に欠けるワインにはしていません。香りがもう少し豊かだとよかったのですが、コスパでいえば十分に満点といえる出来かと思います。ワインは香りより味が大事という人にはオススメです。

Château Blanchet 2010

シャトー・ブランシェ 2010

評価 4 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 コート・ド・ボルドーCôtes de Bordeaux
造り手 シャトー・ブランシェChâteau Blanchet
種別
品種 メルローMerlot
カべルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2010年
購入 2014年10月24日 焼酎オーソリティ
価格 980円(SALE)
前回のウニコ・ロッソ・モリーゼと一緒に買った久しぶりのボルドーワインです。『今月のオススメ』として4割OFFで購入しましたが、ポップにあった通りなかなかの掘り出し物でした。開けてみると複雑にミックスされたハーブと、赤い果実で作ったジャムのような落ち着いた香りがします。それに一瞬、アーモンドのような印象も。ボルドーということでしっかりしたフルボディを想像していましたが、色も味も軽やかで後味はスッキリ。薬草っぽいのですが、トータルで見て嫌みなく爽やかに仕上がっているので気に入りました。さすが本家フランスは上品に作るな、といった感じです。ちなみにBordeaux Superierとあるのはボルドーの厳格な規制をクリアした証で、家飲みワインに最適なんだそうです。

Feudo Arancio Sangiovese 2011

フェウド・アランチョ・サンジョヴェーゼ 2011

評価 4 コスパ度 4
生産国 イタリアItaly
地区 シチリアSicilia
造り手 フェウド・アランチョFeudo Arancio
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
年度 2011
購入 2014年10月18日 ビックカメラ
価格 1200円
ハーヴェストホテル箱根の夕食でグラスワインとして供されていたワインです。結構お値打ちだったので先日買って家飲みをしてみました。ステンレスタンク7割、オーク樽3割で6か月熟成しているそうです。そのためかベースとなる黒い果実の香りの中に、穏やかなバニラまたはチョコの香りをふと感じます。酸味が控えめで、バランスが良くまろやかなのはメルローっぽいですが、全体的な厚みに少し物足りなさも。ただ飲みやすくて余韻もきちんとあり、食事の邪魔をしないワインなので、欠点が少なくコスパの高い一本だと思います。

Spirit of Nature Cuvée Olivier Azan 2012

スピリット・オブ・ネイチャー・キュヴェ・オリヴィエ・アザン 2012

評価 4 コスパ度 5
生産国 フランスFrance
地区 ラングドックLanguedoc
造り手 プティ・ルビーPetit Roubié
種別
品種 メルローMerlot
カリニャンCarignan
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
年度 2012年
購入 2014年10月12日 イケア
価格 950円
港北のIKEAに行った際に食品コーナーで買ってみた初めてのビオワインです。IKEAが北欧発の家具ショップということで、ワインのセレクトもこだわりがあるのではと期待してみました。ただ、産地は北欧ではなく南仏ペイデローです。まずは開栓して少し飲んでみましたが、重くはなく明るい感じの果実味がしっかり。そして土というのか、むしろ鉄っぽい味をふとした瞬間に感じます。これがビオのチカラ?でしょうか。美味しいかどうかは別として面白い味でした。翌日にはその辺がだいぶこなれて、程よい甘さと程よい重さが心地良かったです。飲みやすくて健康にも良さそうなので、普段の飲みにオススメの一本です。

Bibi Graetz Casamatta Rosso

ビービー・グラーツ・カザマッタ・ロッソ

評価 5 コスパ度 5
生産国 イタリアItaly
地区 トスカーナToscana
造り手 ビービー・グラーツBibi Graetz
種別
品種 サンジョヴェーゼSangiovese
年度
購入 2014年9月24日 ビックカメラ
価格 1200円
飲んだことはもちろんないのですが、スーパー・トスカーナと呼ばれる超有名ワインのひとつ、テスタマッタを造っている生産者の廉価版テーブルワインです。表記がノンビンテージなのは、2012年から味に厚みを持たせるため、複数年のワインをブレンドしているからだそうです。飲んでみて印象的なのは、まずとても香りが強いということ。凝縮感はそれほど強くなく、華やかな瑞々しい赤い果実の香りに、チョコやナッツの感じがミックスされて、洋菓子屋にいるような芳香になっています。透明感のあるボディで飲み口も軽やかですが、余韻はかなりあるので飲み応えはしっかりです。2日目はかなりバランスもよくなりすぐに飲み切ってしまいました。。普段から飲みたいお気に入りのワインです。